60_60_30 零半乗

50ccバイクでの走行記録

黄葉鉄旅 2020秋 2 (会津若松)

2020年11月26日 | 鉄旅
11/06(金) 6:40肘折温泉―村営バス―7:35新庄9:16―つばさ―
      11:29郡山11:39―13:00会津若松     東横イン 泊
11/07(土) 6:57会津若松―9:09鬼怒川温泉9:11―11:15浅草
     12:30東京―のぞみ―15:14新神戸

会津地方
11/06 
 今日は会津若松に向かうつもり、新庄での乗り継ぎが悪く6時間余り
かかる、バイクで行くのと同じ所要時間。朝食抜きで6:40分のバスに乗る、
観光客は我々二人で他は通学の高校生、途中から次々と乗車してきてほぼ
満席。駅の待合室で朝食を摂り発車を待つ、発車30分程前に改札が始ま
り「つばさ」に乗車、今日も乗客は少なく最終的に全車両で20人も乗車
しなかったようだ。天候は良好でかなりの遠望が利く、大石田を通過する
と右手前方には真っ白に雪を被った朝日連峰が見える、中央に聳える三角
形の大朝日岳が鮮やか、更に南下して村山を通過すると右手後方に真っ
白で雄大な月山が見える、いつまでも車窓に張り付き眺める、R347を
走っていては見えない風景に出会い鉄旅の良さを見直す。

月山


朝日連峰


山形を通過すると右手前方に今度はこれまた雄大な飯豊山がそして左に
は蔵王が白い姿を見せる、ほとんど乗客がいないので右や左に移動して景
色を楽しむ、まるで遠足の小学生だ。米沢を通過して板谷峠の上りに
かかる、好天でかなり期待していたが2日間でかなり様変わりしていた、
黄葉は終盤に入っており谷間は見られるが山腹はかなり落葉している、
一昨日が最盛だったのだ。車窓の黄葉に気を取られ新幹線用線路改修で廃
止になったスイッチバックの名残をほとんど見落としたのは残念、板谷峠
のスイッチバックはツーリングの途中に訪れたい場所の上位に置いている
のに

板谷峠東方


板谷峠東方


板谷峠東方


板谷峠東方


 福島を出ると右手に白い安達太良山が間近に見える、郡山に到着
するとすぐの接続で磐越西線の普通に乗り換え、座席は半分程度埋まって
いる。西に走り中山峠を越えて会津に入ると右手に少し雪を被った吾妻連
峰と磐梯山が見える、紅葉はまだ早いと思っていたがE721系電車は窓
ガラスが紫外線・赤外線カットコーティングが施されており赤色が見え
ない、窓を開けると会津地方は紅葉真っ盛り。更に西進すると右手前方に
は再び飯豊山が大きく見えて来る、次の機会にはバイクで来ようと強く
思う。

吾妻連峰


磐梯山


磐梯山


昼食のわっぱめし


昼食のわっぱめし


11/06 
 今日も出発は早い、朝食は弁当にして車内で摂る。会津鉄道AIZU
マウントエキスプレス2号に乗る、快速だが会津鉄道内では各駅停車、
編成は2両で前はAT700形で後ろはトイレ付のAT750形、JRの在来線
特急並みの内装で快適。

AIZUマウントエキスプレス


 乗客は20%程度で若干の観光客と地元利用者らしき人、途中の乗降は西
若松で観光客らしい10名ほどが乗り込みその他は数駅で一人ずつ地元
利用者、下車したのは湯野上温泉と下郷で数人程度。

会津下郷駅


会津下郷駅


会津下郷駅


 会津下郷で普通車と行き違いで若干停車、地元の人と観光客らしき人が
数人が下車、行き違い後10分余りで会津田島に到着。乗客のほとんどが
下車、残ったのは先頭車前部に集中している観光客が4人のみ、我々の他
は若い女性と鉄ちゃんの30代男性。

会津田島駅


 田島から電化区間となり東武の電車も乗り入れている、列車は快速と
なり停車駅は少なくなり県境の峠に向かい南下、上三依塩原温泉口駅で
浅草を5時前に出発した東部の普通車と行き違う、この電車は此処まで
3時間半以上走って来ている。







上三依塩原温泉口駅


湯西川温泉から30代の観光客らしい男女二人連れが乗る、その後の
乗降は無く終着鬼怒川温泉まで6人のままで行く。田島からも列車行き
違いで数分停車する度にホームに出て黄葉を撮影。山間を南下して龍王峡
駅で列車行き違いで停車、前方のトンネル内で停車していた列車が入線
して来る、東武の特急リバティ会津101号で田島行き、乗客は各車両に
10数人。









 更に進むと新藤原で若い女性と鉄ちゃんが下車して東武の日光行き普通
に乗り換え4人となる、新藤原から二駅の鬼怒川温泉で東武「きぬ116号」
に乗り換える。無人のホームで隣の列車に乗る、特急券は会津鉄道車内で
購入済、2号車は乗り換えた我々4名のみ、他の車両も人の気配は
ほとんど無い。関東平野を南下、好天だが白い靄が広がり遠望が利かない、
黄砂が飛んでいるような空模様、往路の関東平野とは大違い、北千住付近
から見るスカイツリーも距離の割には不鮮明、初めて見るので楽しみに
していたのに残念。東京は年に二三回遊びに来る配偶者の方が詳しいので
彼女の尻について行く。土曜日の午後で東京は何処も人が多く早々に東京
駅に向かい新幹線に乗る。

黄葉鉄旅 2020秋 1 (肘折温泉)

2020年11月20日 | 鉄旅
 ブナ黄葉を求めて南東北へ夫婦二人旅、ソロツーリングで出かけたい
ところだが今後も快くツーリングへ送り出していただけるようにとゴマすり
で妻を案内する、東海道や東北新幹線に乗るのは25年振りぐらいかな。
ブナ黄葉は十年間の実績がものを言ってドンピシャの最盛期、しかしいつも
のことながら天候には見放され折角の黄葉は今一つ。

肘折地方
11/04(水) 6:10新神戸―のぞみ―8:51東京9:24―つばさ―12:35新庄
       13:45新庄―村営バス―14:40肘折温泉   三浦屋 泊
11/05(木) 肘折温泉散策(3H30M)

11/04 
 新神戸のホームから見える朝日は鮮やで今日は晴れそうな予感。列車は
20%ぐらいの乗車率、もちろん富士山の見える左側に着席。程よく冠雪
した富士を眺めて東京に到着、もちろん東京駅に降り立つのも25年振り。

富士山


「つばさ」先頭車両の自由席に並んで待つ、30分余りの待ち時間も東北
新幹線の写真を撮っているとあっという間に過ぎて乗車開始、先に出発
した「こまち」は十数人が乗車したが「つばさ」は数人のみ。

こまち


つばさ


 東京も好天で浦和付近まで富士が鮮やかに見えていたが、那須塩原駅を
通過すると雲が広がる、福島から奥羽本線に入り西に向かうと県境の山に
は雲が垂れ込め雨が降っているような空模様。県境の山間に入りトンネル
を幾つか抜けて山形に入る、トンネルを抜ける毎に紅葉は鮮やかになる、
しかし雨は霧のようなものから本格的な降りとなる。板谷峠を越えると
左右にはブナの黄葉が広がる、最盛期の黄葉が雨に濡れて晴天下とは
異なる趣の景観が広がる、雨はみぞれ混じりとなる。山間を出ると雨は
上がるが曇天は続く、紅葉も平地では少し早いようだ。米沢・山形と経て
新庄に到る。新庄は何度も訪れているが駅は初めて、駅周辺には食事を
する適当な店も無い。駅前のバス停から大蔵村村営バスに乗る、小型マイ
クロバスには私たち温泉客8人と地元の人2人。バスは市街地をこまめに
回りR49に乗ると少し北上、本合海からR458に乗り換え大蔵村の中心
から肘折に向かう。山間に入り標高が上がるにつれて周囲には黄葉が
広がる、標高3~400mぐらいまで黄葉は下って来ており牧場から肘折温
泉への下りで時折薄日が差すと車内に歓声が上がる、肘折温泉附近は今が
黄葉の最盛期。周囲の高い山は山頂付近が冠雪している、月山は見えない。

肘折温泉いでゆ館附近


肘折温泉いでゆ館附近


肘折温泉から


肘折温泉から


11/05 
 昨夕から雨が降り続く、朝市の間も小雨が降っている。時折激しく
降ったりするが9時過ぎには雨は上がる、しかし曇天。9:50のバスで牧場
に出かけ黄葉を眺めながら徒歩で戻り肘折温泉周辺を散策、ブナの他にも
ミズナラやカラマツの黄葉も見頃、今日も月山は見えない。

牧場付近から


牧場付近から


牧場付近から


肘折への下りから


肘折への下りから


肘折への下りから


肘折温泉


カルデラ温泉附近


カルデラ温泉附近