60_60_30 零半乗

50ccバイクでの走行記録

信越 2014秋(3)

2015年02月22日 | 中日本
信越 2014秋(3)



9/20日 7:00出発、曇。
 ホテル北側のR120に乗り東に走る、今日は曇天の下を金精峠から奥日光を走るため更に
寒くなりそう、まさかと思いながらも持って来たライトダウンをジャケットの中に着込ん
で出発する。関越道の高架を潜り郊外に出る、気温は低く指先が冷たい、通勤時間帯には
少し早いが交通量は多い工事関係の車のようだ、また土曜日のためか他府県№のSUVが目
立つ。国道に沿って蕎麦の白い花や蒟蒻の大きな葉の畑が続く、道の駅白沢を通過すると
山間に入り気温は13℃を表示、ダウンのお陰で寒さは感じないがグローブも冬用が欲しい
と思う。ヘアピンを繰り返して椎坂峠を越え片品川沿いを北上すると、何時の間にか工事
関係の車はいなくなり行楽客の車が時折追い越して行くのみ、長閑なコースを快走して片
品村の中心鎌田に到る、尾瀬方面へR401が分かれて行き交通量は更に少なくなり独走状態。
大滝川に沿った谷筋のコースは長く勾配もきつい、白根温泉附近の気温表示は11℃でダウ
ンを着込んでいても寒い、手首や首筋の僅かな隙間から冷気が入って来ているようだ、停
車してファスナーをしっかりと締め直す。勾配は更に厳しくなりヘアピンと大小のカーブ
を繰り返し丸沼高原に喘ぎ登る、樺やナラの明るい林の中にリゾート施設が点在しSUVや
キャンピングカーが何台も駐車している。丸沼湖畔から再び樺林の急勾配をヘアピン
カーブの繰り返しで登り菅沼に到る、菅沼湖畔からは勾配が緩くなり明るい広葉樹の原生
林をのんびり走る、しばらく快走して急カーブを数度繰り返すと目の前にトンネルが現れ
る。トンネルを抜けたところが金精峠で標高1,843mの表示板、小さな駐車場は登山者の車
で満杯、登山準備をするグループも数組いる、眼下には湯ノ湖と男体山がいい感じで見え
ているが雲が広がり見映えは今一つ。峠から交通量はほとんど無いためギアーをニュー
トラルにして下る、ヘアピンを繰り返し風切音のみの静かな下りを楽しみ日光湯元に到る。
湯元から観光客の出発時間と重なったのか交通量が急に増える、修学旅行の大型観光バス
が数台後ろに付いたので脇道に停車して道を譲る。戦場ヶ原に着いた筈だが奥鬼怒林道の
入口は見つからない、速度を落とし慎重に走ると観光客で賑わっている場所に到る、バス
停で位置を確認すると三本木松で戦場ヶ原の中心、既に林道への分岐は通過している。
それらしき脇道を探しながら引き返す、先ほど観光バスをやり過ごした脇道が林道の入口
のようだ、案内表示は光徳園となっているが地図では林道になっている。2車線で路面状況
は良好な明るいナラ林のコースをしばらく進むと光徳牧場や温泉などのリゾート地に到る、
ここを通過すると奥鬼怒林道の表示が現れる。樺やナラなどの明るい広葉樹林の中を
カーブの繰り返しで高度を上げるとコースは1車線となる、樺林からナラ林・唐松林と
明るい林間コースを独走してブナ林に変わると山王峠を越える、峠からはブナやナラの樹
海が美しい、黄葉時期の素晴らしさが想像できる。

奥鬼怒林道

 ブナ林の水平道を走り大きなカーブを繰り返すと展望台に到る、ここから木の枝が覆い
被さるようなコースが続く、小さなヘアピンの繰り返しで高度を下げるとナラや樺林帯を
走る。峠から出会った車はきのこ狩りらしい車が4台駐車しているのと対向車が2台のみ、
途中で10匹ほどのサルの群に出会う、数匹が小猿を背負っている。大小のヘアピンを下る
と突然小さな橋を渡る、渡った所が川俣温泉でk23に乗る。k23は1.5車線だが路面状況
は林道より悪い、数台の地元車と出会う、連続する奥鬼怒の温泉郷を過ぎると再び10匹程
度のサルの群に出会う。鬼怒川に沿って走り川俣湖に到ると川俣大橋で川俣集落に渡る、
川俣を山際の新しい2車線のバイパスで通過すると再び1.5車線の荒れたコースに戻る、
この附近から行楽客の乗用車やライダーを見かけるようになる。鬼怒川左岸を走り栗山で
霧降高原方面へのk169が分岐して行くとコースは2車線になり路面状況も良好になる、
穏やかなカーブと勾配の快走路で川治ダムに到る、ダムの上を走り葛老トンネルを抜ける
とR121にぶつかる。R121は行楽客の車が結構走っている、国道に乗り五十里湖畔を走る
と道の駅湯西川の案内表示、k249に左折してすぐの道の駅に寄りトイレ休憩。道の駅は行
楽客やライダーグループで賑わっている、出発直前にやって来たミニバイクの少し年少の
男性から声を掛けられる、神戸とは凄いと言う彼も柏№を着けており今日は会津若松まで
行くとのこと、荷物らしき物を持たない軽装で当初は地元の人かと思った。道の駅を出て
国道に戻る、国道は北上する車やバイクが多いが大型トラックは少なく走り易い、塩原方
面へのR400が分岐すると交通量は少なくなり更に走り易くなる。後方からバイクのライト
が迫って来るので様子を見ていると先ほどの柏№男性が追い越して行く、50km以上の速度
だが大丈夫なのか。野岩鉄道と併走しながら穏やかな登りコースを快走して県境の山王峠
のトンネルに到る、入口で柏№が停車しているが気付かない様子なので通過。トンネル
からは緩い下りを走り道の駅田島を通過、この道の駅も行楽客の車やバイクで賑わって
いる、更に下ると谷が広がり田畑が道の両側に現れ旧宿場町の面影が残る荒海に到る。荒
海で給油後田園地帯を北上するとR289と合流して野岩鉄道と会津鉄道が接続する田島駅
に寄り休憩、観光案内所で会津高原地域の地図を貰い若松のホテルに予約連絡をする。国
道に戻る信号を待っていると柏№男性がやって来る、今度は気付いたようで挨拶して通り
過ぎて行く、相変わらず凄い速度で走っている。田島から会津鉄道の踏切を通過して阿賀
野川を渡り左岸を走る、大半の車は会津鉄道の踏切を渡る手前からk347 に向かい阿賀野
川右岸を若松方面に向かうようだ。国道は川沿いの山際を走る2車線の狭いコース、交通
量は少ないがカーブが続き油断できない、川向こうに見える県道は田園地帯の快走路の
ようだ、川沿いから離れ田園地帯をしばらく進むと下郷。下郷の市街地から案内に従いk131
に乗る、民家に挟まれた路地のような道に入り集落を抜けると田畑の中の農道になる、
またもコースを間違ったかと思っているとk131の道路表示が立っている。農地の中の小集
落を繋いで更に進むと山際に到る、昭和村方面へk346が別れて行くと下野街道は2車線に
広がり小さなカーブで山に登る、道端にはツリフネソウのピンクが続く、中山峠を越え
穏やかな下りを行くとコースに沿って耕作放棄地が続く。更に北上して再び緩い勾配を
登ると大内宿に到る、土曜日の午後では予想通り観光客で溢れている、道路は駐車場への
進入待ちの車で動きが取れない。ガードマンの誘導に従い路肩を走り北側に抜ける、2輪用
の駐車場も満杯。今回も大内宿の見学はパスして大内ダムから氷玉峠に登りトンネルで峠
を越える、交通量は双方向とも結構多くライダーグループも多い、会津盆地を望みながら
カーブを繰り返して下る、対向車が有るためブレーキ操作が頻繁になり走り辛い。田園地
帯に下るとk72に乗り継ぎ更に北上してすぐにk128に乗り換える、k128で本郷の古い街
並を走る、本郷中心部は秋祭の交通規制が行われており地元車の流れに巻き込まれる。本
郷大橋で阿賀野川を渡り南若松駅のすぐ北で会津鉄道の線路を越えR118に出合い乗り
換える。R118を北上して若松市街に入り鶴ヶ城の傍を通過して若松駅に到る、駅前も観光
客で賑わっている。駅前から別のコースで市街地を南下して漆器屋で土産を購入、市街を
少し廻るとどの歴史ポイントもやはり観光客が多い。再び駅前に戻りグリーンH会津に投
宿、後ほど分かったことだがこのホテルも満室状態だった、連絡した最初のホテルも満室
で断られたし、ここが取れたのはよほど幸運だったのかと思う。


信越 2014秋(2)

2015年02月15日 | 中日本
信越 2014秋(2)



9/19日 7:00出発、晴。
 ホテルの傍を流れる女鳥羽川に沿って東に向かい広い通りにぶつかると左折、北上して
松本城に突き当たり上田方面右折の案内に従う。朝が早いためか市街中心なのに閑散と
している、行き交う車の無い信号で停車しているのが間抜けのように思える。右折して
すぐにR143を左折して北上、今後のコースを考えると給油をしておくのが良作、しかし
この時間から開いているスタンドは見つからない。国道を走っているつもりだったが何時
の間にかコースを外れて浅間温泉に向かっている、浅間温泉近くの比較的大きな交差点で
開いているスタンドが見つかり給油。このまま北上すると三才山トンネルを通り上田に
向かうことになる、トンネルはつまらないのでスタンドの前の道路を西に走りR143に戻る。
R143は通勤時間帯に入ったためか松本市内に向かう車が多い、同行する車もそこそこ有り
かなりの速度を出している、国道は狭く緊張する。R254と交差して更に北上すると丘陵地
のような山間部に入る、峠を越え下ると明科方面にk57が別かれて行きほとんどの車が
流れて行く。R143は再び上りになる、交通量は極稀に地元の車が行き交うのみ、勾配や
カーブは穏やかな明るい快走路。短い刈谷原トンネルを抜けると高原状の四賀を走る、
コースは新しく整備されたようで路面情況は良好で広くほぼ直線、左下の谷筋には旧善光
寺道が通り四賀の集落が見える、昨秋迂回路として走った宿場の面影が残る集落だ。高原
状の快走路を走るとミラー越しに北アルプスが見える、中川附近から何度か停車して景色
を眺める。谷間の集落の先に常念岳を中心に北アルプスが青く連なる、何時まで見て
いても見飽きない信濃の秋の景色が広がる。

常念岳R143中川附近から

R143中川番場附近

 四賀の里を奥まで走り詰めて馬船を過ぎた辺りからR143は1.5車線となるが路面状況は
悪くない、山腹のコースはカーブを繰り返して進む、対向車は無く走り易い。会吉の小集
落を過ぎるとヘアピンカーブや小さなカーブを繰り返して急勾配を登る、山が重なり北
アルプスは見えない、急勾配を登り地蔵峠を小さな会吉トンネルで越えると筑北村に入る。

地蔵峠から筑北村方面

 峠からは見渡す限り山また山ばかり、山腹のコースはヘアピンと小カーブの連続で急勾
配を下る、路面状況は悪くなるが対向車には3台も出会う。東条川を渡ると再びきつい勾
配を登り青木峠を短い明通トンネルで越えると青木村に入る、路面状況は良くなるが1.5車
線のまま。峠からヘアピンの繰り返しで急勾配を下り田沢に到る、k12が麻績に分かれて
行くと道幅は2車線に戻る。k12の途中には修那羅が有り四賀の南部には保福寺峠など魅
力的なポイントが多い、この附近は一度ゆっくりと巡ってみたい地域の一つだ。田沢川に
沿って下ると谷が広くなり集落が連続する、地元の車が目立つようになると道の駅青木に
到り休憩。道の駅からは近郊農村から郊外住宅地のような地域を走る、道路は狭く交通量
は多く信号も多く走り辛くなる。流れに乗って上田市街に入り、信号停止を繰り返しなが
らも案内に従い順調に市街を通過する。交通量の多いR144で上田を出ると上信越道の高架
を潜り北上して真田に到る、真田から交通量は減るが大型トラックには何度か追い越され
る。菅平口の信号からR406に乗り換え菅平に向かう、急勾配を喘ぎ登り菅平に到ると
シーズンオフの平日で閑散としている、人の気配の無い菅平高原を走り抜け須坂に下る、
交通量は少なく時折大型トラックに追い越されたのみ。須坂市街に入り土蔵街に向かう途
中の坂田信号で案内に従い須高広域農道に乗る、広域農道は市街地を東に巻いてパスし小
布施方面を目指す、この部分は新しく広い道路。広域農道を快走して途中でk54に乗り
換え高山村に入る、高山村からk112に乗り換えリンゴ畑の中を東進、勾配はかなり厳しく
路面状況は悪い、狭いコースだが対向車や同行車が有り走り辛い。牧の集落を通過すると
山間に入り勾配は更にきつくなる、川に沿って谷間を登ると何時に無く対向車が多い、不
審に思いながら進む。谷を詰めると山腹の急勾配をヘアピンの繰り返しで登り尾根上に
出る、尾根に沿ったコースも勾配はきつい、コースの谷側は唐松林で山側には白樺やダケ
カンバ林が続く、対向車は時折やって来る。高度を上げるにつれ視界が開け青空の下の山
並みが美しい、小さなヘアピンを繰り返し一気に稜線に登ると展望が開け善光寺平や北
アルプスまで見える。稜線上のコースを走りk466の分岐を通過して毛無峠に向かう、山腹
のコースは1車線で小カーブを繰り返しゆっくりと下る、右手には展望が開ける絶景
コース、しかし脇見をする余裕は無い。

k112毛無峠へ

k112から須坂方面

k112から須坂からのコース

 毛無峠から眺める北アルプスは頂上付近に雲が被さり全貌は見られないが美しい、群馬
側の眺めも良好。峠には乗用車が2台停車しているのみで人影は無い、この附近には以前
小串鉱山が在ったそうでゴンドラ用の鉄塔が今も数機残されている。何時までも景色を
眺めていたいが標高1,800mの吹きさらしの峠は寒い、分岐点に引き返す途中で気付いたが
ここでは既に黄葉が始まっている。

毛無峠から群馬方面

毛無峠から須坂方面

黄葉間近のk112

 分岐点に戻りk466に乗る、少し勾配を登ると1,899mの無名の峠を越え群馬に入る、上
信スカイラインと付けられた稜線のコースは左手の深い谷を挟んで志賀から白根の山並が
美しい、山田牧場も左下に見える。

k466から笠ヶ岳横手山

k466から横手山

k466から渋峠、山田峠

 アップダウンもカーブも穏やかな快走路を走り1,830mの万座峠に到ると大小のカーブ
を繰り返し万座温泉に向かい下る、万座温泉に到ると万座ハイウェイは全面通行止めの案
内板が立つ、須坂からのコースで対向車が思いの他多かった不思議が解決、上田方面へ
向かう車の迂回路となっているようだ。万座温泉から壁のような山腹をヘアピンカーブの
繰り返しで喘ぎ登る、対向車が少ないのは万座ハイウェイが不通になっているためかと
思いながらコーナーを最大に使いオーバーヒート気味のエンジンを励まし喘ぎ登る。稜線
上のR292に乗るが国道も何となく空いているような印象、草津方面に向かい走り出すと
「湯釜には行けません」との案内板が立つ、左右に並ぶ駐車場には立ち入り禁止のロープ
が張られ係員が立っている、道路脇には停車禁止の案内板も並ぶ、トイレもレストハウス
も閉鎖されている。白根山の火山活動が活発化し有毒ガスの発生や噴火の恐れが有るため
の規制のようだ、R292の交通量が少ない理由や大型観光バスに一台も出会わなかったのも
納得。今日は白根山からの広い山腹の下り走行は素晴らしい、ヘアピンや大小のカーブが
幾つも幾つも続くが樹木は無く見通しが良い、対向車はほとんど無くコーナーを最大限に
使い走ることが出来る、同行する乗用車と遜色の無い走行をする、少し長い直線で道を
譲るが次のカーブですぐに追いつく。草津のスキー場まで下ると勾配もカーブも少し穏や
かになった林間のワインディングロードを快走、草津に下ると温泉街の複雑な道路を案内
に従い走り抜け六合方面へのR292に乗る。草津からR292は東に向かいゆっくりと下る、
2車線だがセンターラインは無い、交通量も皆無。樹木のトンネルのようなコースを行くと
小さなヘアピンを繰り返して急勾配を下る、渓谷に下りR405と合流して少し進むと道の駅
六合で休憩、少し温かくなったと思うと気温は20℃を表示している。道の駅から少し下る
とk55に乗り白砂川の深い谷に掛かる鉄橋を渡り東に走る、独走状態で明るい谷間の
ワインディングコースを快走して暮坂峠を越え、峠からは樹林のトンネルを下り沢渡で
R353に乗り換える。四万川沿いに走る国道には蕎麦畑や蒟蒻畑が続く、中之条市街を走り
抜けR145の分岐で給油してR145を北上。すぐに高原状の田園地帯を走る、交通量はそれ
ほど多くは無く走り易いコース、利根川を渡りR291に乗り換え沼田市街に駅前から入る。
河岸段丘上の中心街に向かい予定のホテルに向かうが廃業している、近くのホテルも廃業、
もう一軒は入口が開かない、タクシー運転手に尋ねるつもりで駅前に戻る。しかし客待ち
タクシーは一台もいない、しばらく待っても戻って来るタクシーは無い、3年前には何台も
が客待ちしていたのに。駅前の土産物屋で観光案内所を尋ねると市役所内に有る、知りた
い事は何かと親切に聴いてくれ、駅前の旅館と段丘上のホテルを教えてくれる、タクシー
が少ないのは会社が一社潰れてのこと。紹介された駅前の旅館は玄関が閉まっている、
再び段丘上に登りR120で中心部に向かい教わったホテルに行くと宿泊OK。沼田はかって
は地方の中堅都市としてまた尾瀬への最寄駅など観光都市としても賑わっていたはず、
しかし今では時流に取り残された地方都市の一つになってしまったようだ。


闘病記(10)

2015年02月08日 | 闘病記


抗癌剤治療(第六コース)
 1/10日(土)
  4:45、抗癌剤を服用して散歩。今朝から服用再開。
  午前、家人と食品買い出しの荷物持ち
 1/11日―31日
    朝の抗癌剤を服用して散歩。
    近所のショッピングセンターなどに出掛けたり、家人と食品買い出しの荷物持ちに付き
   合って過ごす。
 2/01日―05日(月)
    朝の抗癌剤を服用して散歩。
    近所のショッピングセンターや大坂・三宮になどに連日出掛けて過ごす。
 2/06日(金)
    本日で抗癌剤服用終了。治療はこれで一旦終了、今後は3ヶ月から6ヶ月程度の検査を
   数年間続けることになる、3 月の通院で今後の検査計画が示される予定。ツーリングに
   影響を与えない検査日程を設定するため、今から真剣に今年のツーリング計画を立てる
   つもり。
 
 闘病約一年間の直接費用

  総費用    603,958円
  入 院    383,930円 (健康保険還付金 255,342円)
  抗癌剤処方  406,800円 (服用期間 6期、168日)
  その他検査等  68,570円

 反省
   早期発見だと思ったがかなり進行していた、日ごろの自己チェックをもっと意識すべき
  だった、そして不安を感じた時点で速やかに医師に相談すべきだった。癌保険には
  入っておくべきであった、抗癌剤治療の費用が思いの他高額である。


信越 2014秋(1)

2015年02月01日 | 中日本




 9/17日 7:10出発、晴。
 いよいよ今シーズンのスタート、抗癌剤の服用が煩雑なため今シーズンは幕営を断念
して全て宿泊施設の利用で走ることにする。朝方は好天だったが走り出すと雲が広がり風
は冷たい、例年なら残暑に悩まされる時期なのに今年は薄ら寒い、ファスナーをしっかり
締めて県道k51に乗り有馬から生瀬に向かう。通勤時間帯で交通量はかなり有る、どの
車もかなり速度を出しているのは何時も通り、船坂からはカーブの連続する下りで対向車
も多く油断の出来ないコース、後続車は僅かな直線になると追越しを掛けてくるため
ミラーから目を離せない。生瀬でR176に合流する、ここも朝は毎度混雑しており三回目の
信号で国道に乗る、国道は渋滞気味、すぐに武庫川沿いの旧道に乗り換え生瀬大橋を渡る
とk33に乗る。今日もこのコースは交通量が多い、カーブが連続する長い上りでミラーを
睨み対向車の気配に集中しながらコーナー一杯を活用して登るが毎度苦労する。十万辻の
峠を下るとk325に乗り換える、今日の県道は交通量が少なく道幅が一車線になっても対向
車は少なく順調に前進、k12から日生ニュータウンを通過して一庫ダムに到る。ダム湖に
沿ってk604を北上して大阪府に入るとf109に乗り継ぎ更に北上、このコースは若干何時
もより交通量が多いようだ、後続車は何時も通りかなりの速度で追い越して行くので
ミラーのチェックは怠れない。R477に乗り継ぎひいらぎ峠を越え京都府に入りf73から
f452と乗り継ぎ八木駅に到り休憩。八木からR477に乗り東進、山間に差し掛かった旭町
の小集落で全面通行止め、先日の京都北部豪雨で道路崩壊の心配をしていたがやはり現実
になった、迂回路の案内に従いf408に乗る。小集落や田園の中で複雑に右左折して分かり
辛いコース、どのような迂回をするかも不明で迂回路の案内板だけを頼りに走る、日吉
まで迂回させられるのかと不安になる。田圃の中を走ると右手の山間を登る道路が有り
車の姿が見える、迂回の案内はその道路に向かっておりすぐに出合う。乗り換えると真
新しい2車線の広い道路で国道よりも立派、交通量も国道より多く地元の人がかなり活用
しているようだ。我バイクには少々厳しい勾配を登ると紅葉山、梅ノ木谷と二つの長い
トンネルで紅葉峠を越え神吉に下りf50に出合う、案内表示は地元の地名で左右どちらに
進むのか不明。地図で確認して右に進むとすぐに周山の案内が有る、案内に従い地道に左
折するとすぐにR477に乗る、後から地図で確認すると国道を走るよりは若干のショート
カットになっており、杉林の崖沿いを行く一車線の走り辛い国道部分をパスしている、今
後はこのコースを利用したい。小さなカーブの続く杉林を抜け桂川の流れに下り川沿いを
周山に到る、周山から快走路を東進し花脊でf38に乗り換え北上、この辺りは豪雨の影響を
余り受けていないようだがこの先が心配。しばらく北上して広河原でf110に出合う、心配
していたが通行止めの案内は出ていない、ここが通れないと初日からの予定が大幅に狂う
ところだった。今日のf110は珍しく対向車が有る、数台の乗用車と4人ものライダーに出
会う、一車線の小さなカーブの続く急勾配を登り能見峠を越え、久多に下ると滋賀県に
入りk783に乗り継ぎR367に出合う。国道に乗り北上、地元と行楽客の乗用車やライダー
が走るのみで大型トラックがおらず走り易い、快走して道の駅朽木で休憩。今日はツー
リング日和で道の駅向かいのコンビニの駐車場には10数人のライダーが休憩している。
再び北上してR303にぶつかと右折して東に向かう、この国道も今日は独走状態、R161を
渡るとk54に乗り継ぎ今津市街を東に抜け湖畔に到るとk54を湖岸に沿って北上。湖畔の
松並木のコースは広く交通量が少なく信号も少ない快走路、マキノでR161に合流して更に
北上、計画ではここから海津大崎など湖北の半島を廻る予定だが、西濃地方の道路状況が
不安なので先を急ぐことにしてR303に乗り換え道の駅塩津で休憩。R8を少し南下して
木之本でR303に乗り継ぎ木之本市街を走り抜けた処で給油、樽見の宿に予約連絡するが
通じない。R303を東に走るのは初めてだが何時も通りに交通量はほとんど無く走り易い、
少し遠回りになるが湖東の交通量の多いコースを走るに比べてはるかに疲れが少ない。快
走路をマイペースで走り道の駅坂内で休憩、何時も空いているが今日は余りにも閑散と
していると思いながら停車すると水曜日定休の案内。道の駅を出るとすぐに横山貯水池に
下りダム湖に沿った断崖のコースをカーブの繰り返しで横山ダムに到る、R417に乗り換え
た途端に「県道藤橋根尾線全面通行止め」の案内板、心配が現実になり予定のコースでは
樽見に行けない。引き返すかR303を進むかしかない、R303を進むとすぐに道の駅藤橋が
在る、行楽客の乗用車や何組ものライダーグループでかなりの賑わっている、今後の
コース検討のため立ち寄る。観光案内図とツーリングマップルでコースを検討、少し南下
すると県道に乗り換え谷汲経由で樽見に行くことが出来る、距離的にも計画との大差は
無い。R303を再び南下して揖斐川に沿った緩い勾配を下る、川の蛇行を無視するように
幾つものトンネルで直線的に繋ぐ快走コース、少し長い久瀬トンネルを抜けた乙原からk40
に乗り換える、k40は2車線の走り易い県道。左折してすぐに短い乙原トンネルを抜け
狭い谷筋を遡ると広い高原のような田園地帯に出る、田園を走り抜け岩坂の峠をトンネル
で越えると道の駅谷汲を通過、ここから先は以前に走ったことのあるコース、広く走り
易いコースが谷汲まで続く、旧谷汲駅の保存車両を左手に見て東に向かう、k40は狭くなり
交通量が増えしかも工事箇所が続いて走り辛くなる。しばらく走ると根尾川にぶつかる、
以前は右岸の県道を北上したが今回は谷汲山大橋を渡りR157に乗り左岸を北上する、地元
の車がかなり走っているが走り辛くは無い。樽見に到ると福井方面全面通行止めの案内、
またも温見峠を越えることが出来ない。集落に入り住吉屋を訪れると入口は開いているが
留守、喉が渇くので近くの酒屋に出掛け冷たい物を購入、住吉屋に戻り寛ぐ。しばらく
待っていると大将が戻り無事宿泊。

 9/18日 7:10出発、晴。
 出発時は肌寒い、ファスナーをしっかり締めてR418に乗り山間の谷間を走る、広い
2車線で交通量は少なく数台しか出会わない、日陰のせいか指先が冷たい。尾並坂峠を越え
急カーブを一息に下ると谷間が広くなり集落が現れる、集落内では1.5車線になりその合間
は2車線、葛原からは集落が連続してほとんど1.5車線が続く、地元の車が増え行き違いで
何度も減速を強いられる。徳永からk196に乗り換える、道路案内が無く左折ポイントが
分かり辛い。k196は集落を抜け小さな橋を渡ると左折して川沿いを1~1.5車線で右左折を
繰り返し進む、一度走ったことのあるコースだがやはり分かり辛い。農道のような佇まい
の道路が続き分岐して行く道路の方が立派で何度も停車してコースを確認する、適度に
やって来る対向車とバス停を頼りに進みR256に出合い乗り換える。国道は通勤者の車で対
向車線はかなりの交通量、同行車は見当たらない、板取川に沿った快走路を気持ち良く北
上しタラガトンネルに到る、トンネル入口では19℃の気温表示、独走状態で来たので油断
していたらトンネルの中で猛スピードの車に追いつかれ驚く。トンネルを出て1.5車線で
狭い谷沿いコースを下る、更に下り谷が広くなると右手の川向こうに耕作放棄農地が目
立つ、圃場整備の整った広い農地なのだが。高畑温泉を過ぎると谷間が更に広くなった所
で工事による迂回、小さな集落内の狭い道を走り県道クラスの道路に出て那比で国道に
戻る。那比川に沿って下り東海北陸道の高架を潜ると長良川の手前でk61に乗る。集落の
中の民家に挟まれた細道がk61で入口は分かり辛い、家並みの間を探りながら進むと長良
川右岸断崖上に出て右下に長良川鉄道の線路を見下ろしながら北上、コースは1~1.5車線
でカーブが続き速度は出せない。郡上八幡の南で長良川を渡りR156に乗り市街中心部に
入る、R472に乗り八幡市街地を走り抜ける。八幡からは交通量が多くコースに余裕が無く
走り辛い、ほとんどが地元の車で走っているうちに徐々に消えて行き途中からは快走路と
なる、道の駅明宝で休憩。隣に停車した地元№の原付男性にこの先のスタンド情報を訪ね
る、次の畑佐の村が最後その先は高山郊外まで無いとのこと。道の駅を出て再びR156を北
上、交通量はほとんど無くなって独走状態、5km程度走るとスタンドが有り給油。給油後
山が深くなり吉田川源流部の谷筋を走る、しばらく北上して明宝温泉から急カーブで急勾
配を上り坂本トンネルで峠を越え高山市に入る、トンネルを抜けると寒く気温は16℃の表
示。トンネルから少し下ると道の駅パスカル清見が在るがシーズンオフの平日で閑散と
している、ここからは馬瀬川に沿って高原を走る、広葉樹の明るい林の中を緩やかに流れ
る馬瀬川の蛇行に従いながらの快適ロード、勾配は緩く見通しも良く対向車は無く快走。
しかし馬瀬川の流れをよく見ると湾曲部では岸辺が抉られ、大きな木が根元を洗われて
倒れ掛り、全ての橋には大きな流木が何本も掛かっており、橋の袂の両岸には大小の流木
が積み上げられている。馬瀬川に流れ込む小さな沢筋からは土石が扇状に流れ出しており、
林の中の小さな流れも土石流の跡を国道際まで広げている、ほとんど平地のような高原の
流れにも先日の豪雨の爪跡がくっきりと残されているのに驚く。独走状態で快走している
と何時の間にかk73に乗り継いでいる、道路標示が県道になっていて始めて気付く。しば
らく走ると西ウレ峠に到る、標高1,113mの案内板が有り気温は13℃を表示していて寒い。
峠からは長い下りが続く、こちら側も明るい森林を行く適度のワインディングコースで
走りを楽しませてくれる。勾配がかなり緩くなった坂下附近から谷が広くなり農地が
広がる、田園地帯を北上すると地元の車が現れマイペースでは走り辛くなる。清見でR158
に出合い乗り換える、R158は地元車の他に大型トラックなども行き交い結構交通量は多い。
流れに乗ってしばらく走ると富山・松本方面k73に左折の案内、半数以上が左折するので
続いて左折、田園地帯に新しく整備された道路らしく広く走り易い、高山市街を北側に
巻いて市街地通過を避けるバイパスで田圃の中を行くと正面に雲が多いが北アルプスの山
並みが見える。高山北郊でk457に乗り継ぐ、気温は18℃を表示しており走ると寒い、k457
で高山線の線路に沿って北上するがコースを見失ったようだ。上枝(ほずえ)駅前でバス停の
男性にコースを尋ねると丁寧に教示してくれる、教わったとおりに駅前の市街を東に抜け
宮川を渡るとR41に乗り北上、すぐにk89に乗り換え東に向かう。k89もかなり交通量が
有るがほとんど地元の車だ、6km程度走った処で高山中心部を抜けて来たR158に再び
乗り平湯を目指す。広い谷間の集落を繋いで行くR158は観光コースで交通量は多い、
かなり厳しい勾配の長い登りを走ると朴の木平附近から更に勾配が厳しくなる。大きな
カーブを繰り返して高度を上げると乗鞍スカイラインや平湯峠へのk5が有る、計画通り平
湯峠に向かいk5に乗るが入口からの勾配が厳しい、オーバーヒート気味の愛車では登り
切れない。平湯峠は断念して元の国道に戻り平湯トンネルを走る、長いトンネル内は寒く
漏水も多く緊張する。トンネルを抜け急勾配を大きなカーブで下り平湯で休憩、大型
スクーターの少し年少と思われるライダーと話す、今日は富山泊りと言う彼に有峰林道を
紹介する。R158に乗り平湯温泉から安房峠に向かう、白樺やナラ林の急勾配をカーブの
繰り返しで登る、平日なのだが対向車が有りマイペースで走れない、頻繁にギアーチェン
ジを行い喘ぎ登る、この峠はどちらから登ってもハードコースだ。ようやくたどり着いた
峠では雲が広がり楽しみにしていた景観は今一つ、早々に退散して小さなカーブを繰り
返し中ノ湯に下る。R158はトンネルを抜けた車両と合流して交通量は増加する、梓川左岸
のコースは大小のトンネルが連続し景色は楽しめない、行楽客の車は速度を出しており
トンネル内は漏水が多く緊張を強いられる面白みの無いコース。新島々の手前からk278に
乗る計画だが入口に崖崩れで全面通行止めの案内板、新島々まで下りコンビニで休憩、白
馬の民宿に連絡すると今日は営業していないとの返事。こうなると敢えて白馬に行く必要
は無い、計画変更して松本から草津方面へ向かうことにする、善光寺参拝を外すことに
なるのは残念だが。R158を東進して松本西郊で田園地帯を北上、島高松でR147に乗り
東に向かいR19との出合いからk295に乗り継ぎ北側から松本市街に入る、松本城の横を
走り抜け松本駅前に到る。松本駅周辺のホテルは全て満室、少し北に離れた大手町の
「Hおたりや」に宿泊、老舗の旅館がビジネスHに変身したらしいホテル。食料調達で駅に出
掛ける、駅前に立つと記憶が甦る、昔何度も立ち寄った松本駅前、スーパーも土産物屋も
飲食店も思い出す、駅前ビル地下のイトーヨーカドーで食料を購入してホテルに戻り寛ぐ。