60_60_30 零半乗

50ccバイクでの走行記録

九州 北部 2016 秋(3)

2016年12月25日 | 九州

 11/01 7:50出発、曇り。
 今日は終日平戸の教会巡り、曇天で風が強い、風が更に強くならないことを祈りながら
出発。ザビエル教会の写真を撮るため平戸市街に出掛ける、しかし曇天で今一つ、早々に
退散してk19に乗り生月島に向かう。k19の交通量は結構有る、通勤者の車のようだ、平
戸島内陸部の田園地帯を走り主師町で海岸線に出る。海に沿った崖上を走ると行き交う
車が少なくなる、北方の海上には青空が広がり西海岸に到ると青い海と生月島が美しい。

生月島


 崖上から小カーブを繰り返して下ると生月大橋を渡る、朝の陽射しを受けた橋が美しい。
渡り終えた処の道の駅生月大橋で休憩、生月島の巡回コースを検討、ガスが不安なため東
海岸のk42を行くことにする。道の駅からk42に乗り館浦集落を北上、左手に生月大魚籃
観音像を眺めて集落を通過すると山田教会の案内に従い左折、内陸の高台に上り畑地の
緩やかな勾配をしばらく進むと再び案内に従い左折、小集落内の細道を少し辿ると山田教
会。

山田教会

山田教会

山田教会 蝶の翅のモザイク


 教会見学後往路を戻り殉教者碑ガスパル様に寄った後海岸線に戻り給油、内陸を迂回
するk42を離れ海岸沿いのコースを北上、雲は多いが青空が広がり交通量も少なく快適な
ツーリング。生月で再びk42に乗り集落を通過するとすぐにk42は島の中央部の高台を
走る、交通量はほとんど無くなる。生月町壱部の集落を通過すると島の狭い部分にさし
かかる、更に北上して東海岸に下ると生月町御崎の漁村に到る。御崎の集落から再び高台
に上ると途中に御崎野営場が在る、広々とした芝のサイトで西は断崖で海が広がり夕陽が
美しそうだ、平戸にはマップルに掲載されていないキャンプ場が幾つか在るがどれも海に
向って開けたサイト。キャンプ場を通過して草原を少し走ると大婆鼻灯台、駐車場には
3台の乗用車が駐車している、雲が多く景観は期待出来ないため灯台まで行くのはパスして
往路を戻る。

塩俵の断崖


 塩俵の断崖を見物して西海岸を南下する広域農道に乗る、断崖の中腹に付けられた2車
線で建物も電柱も無く景観良好なコース、もちろん交通は皆無、西海岸を快走して生月大
橋を渡り平戸島に戻る。きつい勾配を上る途中で案内に従いk19に右折、k19の急勾配で
狭いコースを小カーブの連続で上る、上り切った処は小春日のバス停、バス停の下には小
春日の集落と春日漁港が見える。バス停からゆっくり下ると右手の谷間に沿って春日の集
落が在る、集落の東から細い農道に入り棚田を見に行く。

春日 棚田


 再びk19戻り春日の集落を巻いて海沿いの山間を走る、時々現れる谷間から海岸の小集
落や青い海を眺めしばらく行くと獅子の集落。

獅子北方


k19はこの集落も山際で巻いて更に南下、k60が東に分かれて行きk19は二車線の広い
コースとなる、山間を更に南下して美しい砂浜が続く海岸に下るとすぐに根獅子の集落。

根獅子


 この集落もk19は山際を巻くがk19を離れ集落の細道に入る、一車線のコースを走り漁
港から集落の南に向うと急勾配の狭く小カーブの続くコースでk19に戻る。再び海沿いの
山間を走り飯良町の小集落を通過すると分岐に出会う、堤町の案内標識に従い右手の1.5車
線に乗り急勾配に進む、小カーブとヘアピンを繰り返し上る。小さな谷を渡る毎に斜面に
広がる棚田を眺める、狭い谷を小さな田が埋め尽くし遥か尾根まで登っているのは壮観、
田植えの直後は素晴らしい景観が広がるのだろう、平戸はすべて棚田だがここのはすごい。
尾根上に出ると小さなアップダウンを繰り返し南下、人家はおろか他の車両にも出会わ
ない、山間をしばらく走ると堤の集落に到る。小さな漁村を通り抜けると再び山間を越え
て下った処は中津良の集落、ここで内陸の山間を南下して来たk19に乗り換えて更に南下。
k19少し進むとR383に出合う、R383に乗りしばらく南下して志々伎に到る、平戸の南端
宮ノ浦まで10km足らずだがパスして引き返す、津吉に戻り大佐志教会を見学した後k60
に乗り尾根を越えて東海岸に向かう。

大佐志教会

大佐志教会


 前津吉の漁村から海岸の崖上をk60で北上、コースは二車線で出発するがしばらく走る
と時折1.5車線となるがコースは広い、海岸の出入りに伴う大きなアップダウンと大小の
カーブが続き直線は皆無。右手に海を眺めながらしばらく北上して大川原町の集落を通過
するとk60は内陸を行く、以前この方面を走った時は海岸沿いの木ヶ津農免道路を走った
が今回はk60を走る。山間のコースは時折一車線になり坊主畑の小集落を通過して北上、
数軒の人家が現れ間もなく木ヶ津かなと思い傍らのバス停を見ると木ヶ津教会前。教会は
どちらに向うのかと案内を探すが見当たらない、尋ねる人を探し周囲を見回すと右手下の
畑の中に立つ教会を発見。

木ヶ津教会

木ヶ津教会


 教会を見学後海岸に下り小さな入り江に沿って西に少し進むと紐差、ここでは青空が
広がり丘の上に立つ白亜の教会が美しい。紐差教会からR383に乗り内陸を北上、台地上の
コースで大小のカーブを繰り返し宝亀町に到り宝亀教会に寄る。見学後再びR383で東海岸
を走り千里ヶ浜の美しい砂浜を通過する、時間は早く天気は文句なしの晴天、この機会を
逃さずもう一度田平教会に行くことにする。

紐差教会

紐差教会

宝亀教会

宝亀教会


 平戸大橋バイパスを北上して橋を渡るとk221を南下して田平教会に到る、時々小さな
雲が架かるが午後の日差しを受けた教会が美しい、いつもは午前に訪れ陰になっている正
面をじっくり眺める。

千里ヶ浜北方

田平教会

田平教会

田平教会


 田平から平戸に戻るとスーパーの駐車場にバイクを置いてザビエル教会に向う、寺院の
並ぶ石段を登るが逆光でお寺と教会のツーショットは今一つ。雲が広がり風も冷たく
なって来た、もう少し回りたいところだが無理をせず食料を調達してホテルに戻る。

ザビエル教会


 11/02 7:15出発、曇り。
 今日は長躯門司まで走る、およそ9時間の行程。R383に乗り平戸大橋を渡る、通勤時間
で交通量は多く速度も出している、橋を渡るとR204に乗り替える、半数近くの車が乗り
換えて来る。田平の市街地を通過して徐々に交通量は減少するがそれでもこのコースでは
かなり多い、交通量が少なくなった分速度を出しているようだ、松浦鉄道と併走して
ひたすら走る、御厨を通過すると海沿いを走るが曇天で景観は駄目、しばらく走ると道の
駅松浦で休憩。まだ開いていないと思っていた売店は営業を始めている、今回のツーリン
グ目的の一つ玄海産いりこを購入。道の駅から松浦バイパスを海沿いに走り市街地をパス
して再びR204に乗る。交通量はかなり少なくなっており海沿いを快走、佐賀県に入ると伊
万里湾を左手に眺めながら南下、楠久で案内に従い伊万里湾大橋を渡り伊万里市街地を
パスして再びR204に乗り北上。福島大橋手前からk32に乗り東進、唐津へは距離的に国
道を北上するのと大差は無いが唐津市街をパス出来ると、このコースを選択。k32は広い
二車線で田園地帯を川に沿って東進、カーブはゆったりとしてほとんどフラットコース、
交通量は若干有るが問題は無い。すぐにk52に乗り継ぎ東進、急勾配での山越えを覚悟
していたがほとんど気付かない内に峠を通過して唐津市に入る、再び川沿いの穏やかな
コースを進みR202に出合うと乗り換えて北上。R202も交通量はそれほど多くない、川
沿いのフラットコースを走りR203と合流すると更に北上、合流してコースは広くなるが交
通量も多くなる。唐津線と併走してすぐに西九州道を潜り唐津南郊に到ると信号が多く
走り辛くなる、市街地を少し進むとR202のバイパスに乗り換えて唐津大橋を渡り東進。郊
外型の店舗や倉庫が左右に続く中を進む、信号が多く走り辛い、虹の松原の方がよほど
走り易い。浜玉から二丈浜玉道に乗り継ぐ、信号が無くなり走り易くなる、鹿家で西九州
道が合流して来て交通量が多くなり大型車も頻繁に追い越して行く、元有料道は狭く路肩
はほとんど無く橋やトンネルでは全く余裕が無い、山の中腹を行くコースはトンネルと
橋がやたら多く緊張する。二丈に入るとk49の案内に従う、もう一つ先のICが終点だが
走り易さを選択。高架を下るとすぐにR202に乗り深江の市街地を抜けk49 に乗り換え
東に進む、k49の交通量は今日も少なく快走、野芥を過ぎて環状道路に到る。先日道を
失った場所、今日こそコースを見極めるつもりで慎重に進む。k49は福大トンネル上を走り
環状道路北側に渡り福岡大学の南に沿って進む、丘陵地から下ると堤の信号で環状道路を
渡る、渡った処でほとんどの車両は右折するが直進、k49は再び環状道路に出る、引き返し
先程の信号に戻り流れに従う。市街地を流れのままに進むと何時の間にかk49に乗り見
慣れた風景を走る、交通量は今日も多く右左折の地元車と路線バスが前を走り遅々として
進まない、信号も一回では渡れないことも有る、狭いコースですり抜けて前に出ることも
困難。R385を渡った所でコースを失い南下してしまう。住宅街を迷走して東に走り新幹線
を潜り更に東進した所で道を教わり北上、道なりに住宅街を進むとk49に出合い右折して
東に向う。道なりに進み南福岡駅の東でk60に乗り東進、バイパスに乗るつもりだったが
旧道で市街地を走る、R3を渡り郊外に向けて走るがk60も交通量が多く思うように進ま
ない。バイパスと合流して更に東に向い九州道の高架を潜り抜けると大渋滞、信号を何度
かパスしているようだがカーブで前方の様子は不明、ようやく前方が見える下り坂に到り
状況が判明、k35との交差点でほとんどの車両がk35に右折するために起きている渋滞。
ようやく交差点を渡り東宇美へ抜け更に東進、かなり交通量は少なくなり須恵町に到ると
長い登りが始まる、このコースでの東行は初めてだが困難は予想している。小カーブと
ヘアピンを繰り返し回転を落とさないように細心の注意を払い走る、しかし工事で停められ
てその後は苦労して上る、峠附近ではローギアーで喘ぎ登る、ショウゲ越から快走して
九郎原に到り飯塚に下る。飯塚からは田川を経て門司に向かうことにして八木山バイパス
から続くR201バイパスの高架に乗り東に向かう、バイパスは交通量が多いがコースは広く
路肩も充分で走り易い。しばらく走ると烏尾トンネルでコースは狭くなる、入口で後方の
車列をやり過ごした後トンネルを抜け道の駅糸田で休憩。道の駅から再びR201に乗る、交
通量は減少しており田川市街北方を通過すると更に少なくなり走り易い。しばらく走り香
春でR322に出合うと乗換えて北上、毎度お馴染みのコースをのんびりと走り、恒見で食料
を調達してFTに到る。18:00過ぎの乗船と聞かされ待合室で寛いでいると17:00にバイク
自転車の乗船案内、慌てて駐輪場に行くとバイクは10台ほどになっている。
17:10「やまと」に乗船、同室は他に6名、予定通り18:40出航。

 11/03 7:30出発、晴。
 混み合っていたのか下船がかなり遅くなる。今日は祝日のため六甲大橋を渡りR43を
東に向かう、青木から北上して本山で山手幹線に乗り再び東進、芦屋を通過して西宮に
入ると夙川で夙川左岸道を北上、k82に乗るべきところをうっかり直進して甲陽園まで
走ってしまう、仕方なく太子道に乗り甲山に向かう。太子道は住宅地の狭く厳しい勾配の
続くコース、祝日の午前早くで交通量がほとんど無く走り易かったので助かる。急勾配を
喘ぎ登り森林植物園・甲山太子・北山貯水池を経て鷲林寺でk82に乗り北上、盤滝トンネ
ルを抜け船坂から有馬を経て帰宅。


九州 北部 2016 秋(2)

2016年12月18日 | 九州
 10/30 8:10出発、曇り。
 雲は多いが北方には青空も見える、風はほとんど無く暖かい。6:30を過ぎないと明るく
ならず出発準備が遅くなる、風も無い今日は朝から気球が浮かぶ筈、気が急くが雨後の
サイトに設営した装備の撤収は手間取る。7時過ぎに振り返ると北方の低空に数十の気球が
浮かんでいる、青空を背景に浮かぶ気球に見とれる、気球を撮影しながらの撤収作業で出
発が更に遅くなる。しかしもう森林公園に寄る必要がなくなりサイトを出るとR444を南に
向かう、すぐに六角川に架かる住ノ江橋を渡ると気球がすごく近くに見える、橋を渡り
終えた処で停車して気球を撮影。

小城海遊ふれあいPより

小城海遊ふれあいPより

小城海遊ふれあいPより

小城海遊ふれあいPより

小城海遊ふれあいPより

住ノ江橋より

 撮影後再びR444で田園地帯のフラットコースを走る、日曜日で交通量は少なくほとんど
が地元№の乗用車、どの車もかなりの速度を出している。しばらく南下するとコースは直
角に右折、しばらく進むと長崎本線の踏切を渡りすぐにR207に出合い左折して乗り換える、
線路に沿って少し走ると鹿島市街に入る。市街北部でバイパスに乗る、バイパスは市街地
を西部から南部に巻いて郊外の丘陵地を行く新しい快走路、途中でR444が大村方面に
分かれて行きR207は東に走る、浜町で市街地を抜けて来た旧道に合流して海岸段丘上を南
下。道の駅鹿島を通過して干潟の海岸線を見下ろしながら南下、行き交うのは地元№の乗
用車にライダーグループが交じる。太良町に入るとすぐの道の駅太良で休憩、まだ午前も
早いのにかなりの車両が駐車しておりライダーも10人ほど居る。道の駅から再びR207を
南下、太良の市街地を通過して有明海沿いを更に南下、交通量は道の駅鹿島を通過して
から若干少なくなる。大浦で小さな岬を横切り長崎県に入る、県境を越える車は少ない
ようで出会う車両の大半は長崎№となる。海岸沿いのコースを行くと左手に海を挟んで雲
仙岳が聳える、海に靄が広がる上に雲仙の中腹には雲がまとわり付きその姿は不鮮明、交
通量は少なく大型車はほとんど走っていない。諫早湾に沿ったコースはカーブもアップ
ダウンもほとんど無い快走路、潮受堤防道への入り口が在る湯江の集落を通過すると交通
量が増加して来る、対向車よりも諫早方面に向う車両の方が多くなる。大小の集落を繋い
で走り諫早郊外の長田に到りR207バイパスに乗り継ぐ、広く走り易いコースを進み東諌早
で市街地をパスするk125に乗り換え南下、大半の車両が左折して乗り換える、k125を
少し進むとR57に出合い右折して乗り換え西進。諫早市街地南端を行くR57は広いが交通
量も多い、流れに乗り走るが信号が多くそのほとんどに捕まる、先行車がつかえていて
マイペースでは走れない、市街地をパスするバイパスを走っても諫早を通過するのに約
30分も要している。西諫早でR34と合流して更に西進、長崎道を潜ると少しで喜々津に
到りR207はR34と別れる。Y字交差点で二段右折ではない、交通量の多い国道で二車線
を越えて右折車線に渡るのはかなりの緊張。喜々津市街を抜けて長崎本線と並走して大村
湾に沿って行く、出入りの多い海岸線で小さな岬を横切る毎にかなり急なアップダウンを
繰り返す、交通量は少ないがカーブとアップダウンが続き景色を楽しむ余裕は無い。大村
湾にも靄が広がり景観は今一つ、ひたすら走り続けて大草の集落でk33に乗り換える。k33
は広い谷間の山腹を走る諫早と時津を繋ぐ幹線、谷底には長崎本線が走り斜面には蜜柑畑
が広がる、二車線の広いコースで交通量は結構有る。大小のカーブで8%前後の勾配を上り
松ノ頭峠を小さなトンネルで越え長与町に入る、峠からきつい勾配を一気に下ると再び長
崎本線と並走、長崎方面にk45が分かれて行くと住宅街を少し走り長与の市街中心に到る。
k33で中心街を抜け長崎本線と並走して更に西進、双方向とも交通量は多くコースは狭く
走り辛い、川平道の高架を潜るとすぐに道ノ尾でR206に出合う。道ノ尾は長崎市街地の北
端で商業地帯、車ばかりでなく自転車や歩行者も多い交差点、先行車の右左折が緩慢で信
号が赤に変わる寸前になんとかR206に右折する、賑わうR206を少し北上してk28に左折
して再び西に向かう。k28は広く立派な道路でもちろん交通量は多い、本当に外海方面に
向かうコースかと不安を感じる、商業地域から住宅地を少し走るとコースは二車線になり
地方に向かう県道イメージになる。山裾の住宅地を5%程の勾配で走ると交通量は若干少な
くなる、短いトンネルで滑石峠を越えるとコースは再び広くなり路肩も充分、かなりの
下り勾配だが広いコースでカーブは穏やかで走り易い、左手に川平道から続く広い道路が
走っているようだ。川に沿って少し下ると多以良の港町に到る、R202に乗り換え山沿いに
市街地をパスして小さな峠を越える、アップダウンを繰り返し小さな岬を横断して進むと
正面に教会が見える、黒崎教会に寄る。

黒崎教会

黒崎教会

 黒崎教会から再びR202に乗り岬の尾根に急勾配で上ると道の駅外海、道の駅に寄り休憩、
昼時で道の駅は賑わっている。道の駅から急勾配を下り海岸に出ると出津、案内に従い急
坂で段丘上に出て出津教会に寄る。

出津教会

 出津教会からR202に戻り海岸沿いにアップダウンを繰り返し北上、海を眺めながらの快
走路、穏やかな海上に大小の島が浮かび素晴らしい景色が続くが今日は靄が広がり今ひと
つ。この付近では交通量は少なく気候は良好、快適な走行を楽しみ大瀬戸の市街に入る。
大瀬戸は西海市の中心地だがほとんど人の気配は感じられない、食料を購入したショッ
ピングセンターもフロアーの半分は空いている。大瀬戸から再びR202を北上、板浦から半
島を横断して中浦に到り海沿いを少し走ると案内に従い農道に右折、急勾配を上り蜜柑畑
の続く台地上を東進、林間に入るとキャンプ場の案内、右折して下り勾配をしばらく進む
とキャンプ場。キャンプ場は日曜日の昼下がりで大勢の人で賑わう、ダム上を渡った先の
サイトにも多くのテントが張られバーベキューなどを楽しむグループの姿が見られる。風
が冷たいためダム湖畔から少し離れた芝のサイトに設営、15時頃救急車がやって来てその
しばらく後にドクターヘリが舞い降りる、ダムの対岸で詳細は不明。夕方に日帰りキャン
パーは引き上げ今夜の幕営は私のみ、バンガローは2・3組の宿泊者が利用しているよう
だが。

 10/31 8:10出発、曇り。
 今日は午後から雨の予報、曇天で外は真っ暗、6:30でも灯り無しでは朝食準備も出来
ない。昨夜はサイトに住み着く野良猫に荒らされたようで、ゴミ袋と朝食材料やストーブ
用小物の入った袋が無くなっている、周囲を探すと朝食用のインスタント味噌汁を見つけ
るが他は見つからない、ストーブ用小物が見つからないのは残念。8時過ぎにようやく撤収、
駐車場の出口付近でストーブ用小物袋を偶然見つける、周囲を探すがゴミ袋は見つから
ない、ダムを渡り管理事務所に利用票を返納、昨夜の被害を報告してゴミ袋の処理を依頼。
キャンプ場から昨日の農道に戻り林間を少し東に走ると西海オレンジロードにぶつかり左
折して北上、蜜柑畑のコースはほとんど車の走らない5%程度の上り勾配、少し走ると道の
駅西海の前でk43に出合い乗り換え東進。k43は結構交通量が有る、佐世保方面への通勤
者のようだ、7~8%の勾配を小カーブの連続で川内に下りR202に出合い右折して海岸沿い
を走る。半島高地への急勾配を上り尾根上の小迎でR206に出合い半島上を北上、合流して
交通量はかなり増加し大型車も多い。流れに乗って西海橋を渡り針尾島を北上、流れに
従い進むがコースは狭く大型車は頻繁に追い越して行き緊張する。江上で先行の乗用車が
何台も左折して行くので続いて農道に左折、二車線の良好なコースですぐに山間に入り
長い勾配を上りすこし下った処で広い道路にぶつかる、先行車に続き右折して下り坂を
進むとR205針尾バイパスに出合う。左折してバイパスを北上、このバイパスを五年前に
初めて走った時はほとんど交通量の無い独走コースだった、しかし今ではほぼ満杯でどの
車両もかなりの速度を出している。早岐瀬戸大橋を渡るとすぐに大塔、直進すると西九州
道なので一般道に下り東に向かいR35に乗る。R35は狭い国道だが交通量は多い、路線
バスが前を行くのでマイペースで走れない、信号も多く流れに従い忍耐で走る。日宇を通
過して佐世保市街地に入ると更に交通量は増加、右左折車両も多く思うように進めず油断
できない。佐世保駅前を通過後左折して海岸沿いに向かい西九州道下のk11に乗り北上、
交通量は少なく走り易くなる。平瀬町で植物園方面の案内に従いk11を離れ市道を進む、
大きく時計回りに半円を描き海岸地域を走ると水族館前を通過して再びk11に乗り北上、
上相浦で先行車に続き左折して住宅街の狭い道を進むとk139に出合う。k139に乗り北上、
小佐々でk18に乗り換えて海沿いを西に走る、九十九島を眺めて行く走り慣れたコース。
神埼教会に立ち寄った後k18を北上、交通量の少ない快走路だが景観は普通の田園地帯が
続くのみ。

佐世保 神埼教会

 少し雨がパラついた江迎でR204に乗り換える、江迎湾に沿って北上すると末橘で大小の
カーブを繰り返し台地に上る、台地に出てすぐの道の駅田平で休憩。平戸のBHに予約を
して出発、道の駅の前からk221に乗ると田園地帯を走る、何時もこのコースはほとんど
車は走らない、しばらく進むと田平教会。

田平教会

 教会を見学して再び走り出すと小雨が降りだす、少し北上するとR204に乗り換えすぐに
平戸大橋を渡る、小雨は続き間もなく本格的に降り出しそうな気配。この後平戸の教会
巡りをするつもりだったが断念、ホテルにバイクを置いて平戸市街の散策をする。



九州 北部 2016 秋(1)

2016年12月11日 | 九州


 10/26 15:30出発、曇。
 この季節とは思えないほど蒸し暑い、出発準備で汗ばむ。小雨がパラつく中を出発、気
温が高いためエンジンは快調、いつもの県道k95に乗り裏六甲を登る。前回のツーリング
から10日しか経っていないため調子良く登り小カーブをこなして行く、対向車と数台出会
い後続は1台、勾配の緩いところで後続に進路を譲りマイペースで走る。頂上のコースで
は小雨が降っており、見下ろす市街地も雨に煙っている、雨は路面が濡れるほどではない
が小カーブが続く急勾配、ブレーキを利かせて慎重に表六甲を下る。六甲ケーブル下に
下ると雨は強くなりシールドが見え辛くなるが雨具を着るほどではない、信号が多いため
速度はセーブして慎重に進む。k95も港湾道も何時もより若干交通量は少なく六甲大橋も緊
張なく渡れる。乗船手続き後フェリーターミナル2Fの待合室で乗船待ち、年配の団体が騒々
しく閉口する、乗船は18時過ぎと聞かされていたが17:30に駐車場に出る。駐輪場には熊
本№の中型バイクと福岡№の大型が8台、係員に雨が降る前に乗船させてほしいと言って
みると17:40に乗船、船室は珍しく他に4人が同室、「やまと」は予定通り18:30に出航。

 10/27 7:10出発、晴。
 日の出は6:30頃で入港直前まで外は真っ暗、予定通りに入港して7:10に下船、下船時は
バイクが2台増加している。下船すると快晴に近い空模様、気温もかなり高くツーリング
日和のようだ、FTからすぐにカニ・カキロードに乗る。大型トラックやトレーラーに挟ま
れて走る、恒見に到ると流れは右折してk25に向かうがこのまま大型車に囲まれて走るの
は辛い、左折してカニ・カキロードを行く。海岸沿いのコースで交通量は少ないが通勤時
間帯に入ったためか対向車は多い、井ノ浦を通過してしばらく走るとk25の旧道と出合い
乗り換える、新道との合流点まで2km足らずの距離だがこのコースは狭く毎度渋滞して
進めない、今朝は通勤時間帯早目のためか比較的流れが良い。k25新道に乗ると流れに従い
下曽根の陸橋を渡る、半数近くの車両が陸橋を渡るが九州道を潜る頃にはほとんど居なく
なる、しかし代わりに周囲の住宅から出てきた通勤者の乗用車が加わる。R322を渡り長行
の住宅団地を通り抜けk61に乗る、k61は今日も結構交通量が有る、地元車の他に福岡方
面に向かう車両が加わる。田園地帯を九州道に沿って西に向かい山際に到ると深い竹林の
続く山腹を小カーブの繰り返しで上る、このコースの厳しいカーブには番号が付けられ
№11が峠になっている、峠を越え八幡東区に入ると少し下って小集落を通過して再び竹林
の山腹を小カーブの連続で上る、カーブ№10の畑トンネルで峠を越えると八幡西区に入り
急勾配を小カーブとヘアピンで下る、交通量は少ないが対向車に注意して慎重に下る、
カーブの数字は減少して行く。九州道を潜ると勾配はかなり穏やかになり畑ダムの貯水池
に沿ってしばらく走るとR211に出合う、左折して乗り換えるとすぐにバイパスに続く
R200を渡る、大半の車両は左折してバイパスに向かう。しかしR211の交通量は地元車が
加わって来てそれほど減らず大型車も走る、しかし流れは良くスムーズに直方市街地に
入る。直方駅前から市街地を更に南下して南直方の少し南で再びR211に出合う、国道に
乗るとすぐに筑豊鉄道の踏切を渡り遠賀川左岸堤防上を走る、北九州から南下する多くの
車両は東のバイパスを行くためR211は地元の車が行き交うのみ。左右に広がる筑豊平野の
風景を眺めながら堤防上の快走路をのんびりと南下、小竹町を通過して飯塚に入ると地元
の車が加わって来て交通量が多くなる。飯塚市街地の北部で再びR200と出合い乗り換える、
R200は飯塚市街地西側を巻いて南下するバイパスで交通量がかなり多く大型車も多い。
しばらく流れのままに南下してR201バイパスとの合流点北側からk60に乗り換え西に
向かう、八木山バイパスに沿って少し走ると田園地帯に出る。コースは左にカーブして
バイパスの高架を潜り少し走ると再び西にしばらく進み山間に到る、交通量は若干有る。
高田の集落を通過すると篠栗線の線路に沿って進み高田越えと名付けられた長い峠越えに
差し掛かる、大小のカーブで九郎原の峠を越えると高原状の農村を走り抜け再び小カーブ
を繰り返しショウケ越の峠に上る。峠からは急勾配を小カーブ・ヘアピン等多くのカーブ
を繰り返し下る、須恵ダムを通過し更に小カーブを続けて田園地帯に下るとカーブ№は57。
穏やかになったコースを西進してk91が福岡空港方面に分かれて行くとすぐにk60は分岐
する、直進して宇美市街地を通過するコースと市街地の南をパスするバイパスに。南の
コースで住宅団地を走り抜け九州道を潜る、すぐに新しいバイパスに乗り継ぎ福岡南バイ
パス下のR3を渡り春日市街に入る、福岡から南に向かう道路が集中する地点で交通量も信
号も多く走り辛い。南福岡駅前からk49に乗る、コースは狭く交通量は多く右左折車も
多く信号はスムーズに通過出来ない、地元の原チャリは50kmぐらいの速度で車列の脇を
抜けて行くが真似は出来ない。遅々とした流れに従い西進、油山への案内を見た処から地
元の原チャリに従い走ると環状道路の福大トンネル東口近くに出る、k49を走るより2km
ほど西で環状道路に出合ったようだ。環状道路に出る手前にk49の案内が有る、環状道に
乗りすぐに左折するがk49への入り口は不明。環状道路に戻り福大トンネルを抜けた処で
左折するとすぐにk49に出合い右折して西進、k49は相変わらず狭く交通量も多い。流れ
に乗り市街地を進み野芥でR263を渡り歯科大の前を通過するとk49は左折、少し南下
すると案内に従い右折して再び西進、ここからは今までと異なり山間コース。ゆるい勾配
を穏やかなカーブで上り日向峠を越え糸島市に入ると大小のカーブを続けて田園地帯に
下る、この付近ではさすがに交通量は少ない、遥か前方に玄界灘が広がり左右に小さな丘
が連なる長閑な風景を快走。しばらく走るとR202バイパスを渡り筑肥線の踏切を越え深江
市街でR202に出合い乗り換える。この国道は海沿いの気持ちの良いコース、トラックなど
の通過車両はバイパスから二丈浜玉道路を走るためR202は極僅かな地元車が行き交う
のみ。深江や姉子浜の白砂の海岸を眺め鹿家を経て浜玉に到る、浜玉の集落に入り三本松
キャンプ場に寄る、キャンプ場は閉鎖したとの唐津市の告示、便利なサイトなのに残念。

姉子浜

姉子浜より姫島

 浜玉からk347に乗り虹ノ松原を走り抜け東唐津から唐津城を経て唐津市街に入る、給油
後市街地を走り佐志川を渡るとk23に乗る。山間のコースを少し北上するとk340に乗り
継ぎ更に北上、呼子の入口で農道に乗り換え持山の信号でR204を渡りR382に乗り継ぎ
再び北上、国民宿舎の横から呼子港に下る。北風が冷たく雲が広がり景観は期待出来ない
ため早々に唐津に引き返す、海岸線を戻ることにしてR204に乗る、内陸の田園地帯を東に
向かい七ツ釜への入り口を通過して少し下ると海岸に到る。断崖上の景観の素晴らしい
コース、内陸コースと比較するとかなり遠回りとなるため交通量は少ない、左前方に立神
岩や神集島(かしわじま)を眺めながら快走。

唐津 立上岩付近

 湊町の市街に下ると地元の車両が加わり交通量が増える、海岸線を南下して相賀・鳩川
の集落を走り抜け唐津市街に戻る、市役所横のスーパーで食料を調達して駅前のBH千歳
に宿泊。

 10/28 雨天停滞。
 この停滞は素晴らしいヒントを得られた、佐賀市内で世界バルーン大会が開催され150
もの熱気球が集っている、すでに公式練習が行われているとTVのニースが報道している、
明日からの予定を変更して佐賀に向かうプランを立てる。

 10/29 7:30出発、曇り。
 雲は多いが晴れ間も見える、風は無く寒さを感じないため今朝は暖かいのかと思って
走り出すと気温は17℃、三週間前には寒いと感じた気温だが身体が寒さに慣れて来たのか。
駅前を東に進み川沿いを北上し千鳥橋・三ノ丸辰巳櫓を見て唐津城に到る、土曜日のはず
だが高校生が通学している。城の南を東に向かう、通勤時間帯で市街地の交通量は多いが
ロイヤルホテルの前からk347に乗ると少なくなる、しかしどの車もかなりの速度を出して
いる。樹間から差し込む朝日が眩しい虹の松原を行く、浜玉からR323に乗り換え東に向う、
R323は改良されて広く路面状況良好な走り易いコース。交通量はそれほど多くないが通常
なのか土曜日の朝のためか不明、田園地帯を走り山際に到ると蜜柑畑が左右に続く、山間
に入ると玉島川に沿って谷間を行く。穏やかな上りとカーブで山の小集落を幾つか走り
抜ける、七山の中心藤川を通過すると勾配は5%を超え山はいよいよ深くなる、時々後続車
が数台固まって追い越して行くが交通量は少なくマイペースで走れる。勾配は7~8%に
なることも有るがカーブは緩やかでエンジンの回転を落とすことなくこなして行ける。山
間の集落が尽きると9~10%の勾配で観音峠を越え佐賀市に入る、峠から少しきつい勾配で
下り麻那古の集落を通過して3kmほど走ると北天グリーンロードの分岐、ここからR323
は南下する、大きなカーブで下るとダム湖に沿って走る。富士バイパスと名付けられた湖
畔の国道は快走路、嘉瀬川ダムで休憩して景色を眺める、雲が広がり景観は今一つだが黄
葉時期は素晴らしいと思われる。

嘉瀬川ダム

嘉瀬川ダムから古湯温泉

 ダムからかなり厳しい勾配を下ると古湯温泉、寂れた印象の温泉街の脇を通過して少し
下るとk44の出合い。k44に乗り換えるといきなり7~8%の勾配を上る、小カーブを繰り
返していると後続車が来る、コースを譲ると回転が戻らずその後はローで喘ぎ上る。柚木
の小集落を通過すると勾配は少し穏やかになる、コース左右には小さな田圃が連なり1.5車
線の上りは続く、交通量は皆無で人影も無い。小カーブを繰り返し走ると小さな峠を越え
小城市に入る。峠からの下りは切り通しや林が続き景色は全く駄目、時々見える下界は
遥か下に佐賀平野が広がる。

k44から小城方面

 下り勾配は9~10%ぐらい、カーブは小さく落ち葉の敷き詰められた路面は濡れている、
速度は30kmが精いっぱい、対向車は全く来ないがブラインドカーブの連続で無理は出来
ない。清水の滝附近に下るとカーブは穏やかになり勾配も5%程度で走り易くなる。蜜柑畑
の中を下ると集落の手前でk267が左手に分岐して行く、k44は大きなヘアピンで清水川に
下ると川に沿って走る、長崎道の高架を潜ると小城の市街に入って行く。吉野ヶ里方面に
向かうk48を渡るとすぐにR203に出合う、国道を渡りk42に乗り継ぎ南下、市街地を
少し走ると小城駅にぶつかり左折して唐津線の踏切を渡る。住宅地帯を南下してR34を
渡り更に少し走ると牛津駅前でR207にぶつかり左折して乗り換える、国道で長崎本線を
渡るとすぐの信号で右折、しかしk43では無く別の道路を南下していた。道なりに進み田
園地帯に出ると突き当たりを左折、少し東に進むと交通量の多い道路に出合う、k43のよう
なので右折して南下するとk43の道路標示。田園地帯をしばらく南下、東方の空を何度も
見るが気球は全く浮かんでいない、今日は少々風が強いようだ。R444に乗り継ぎ更に南下
すると干潟体験施設の案内に従い農道に左折、小集落を抜けた処に物産販売所が有り
キャンプ場受付の案内、駐車場で少し年配の男性から「神戸からですか、実にうらやまし
い」と声をかけられる、彼と少し話した後、サイトの様子を見に行く。サイトは昨日の雨
で水浸し、福岡№のワンボックスの同年輩の男性が設営作業中、今夜は連れがいるので
ここでの幕営には乗り気。気球大会の会場を訪れることにして農地を走りクリーク沿いを
北上、R444に出合うと乗り換え東進、すぐにk48に左折して北上、少し走ると森林公園の
案内に従い右折して東に向かう。すぐに嘉瀬川の堤防に到る、交通整理のガードマンに気
球大会の案内パンフを貰うとk48に戻り北上、久保田駅前のスーパーで食料を調達して
キャンプ場に戻る。土曜日なので夕方前には家族連れなどのキャンピングカーが5台ほど。
北風が強く寒いが田園地帯のサイトでは風を避ける場所も無い、水場の陰で風を避けて
寛ぐ。