60_60_30 零半乗

50ccバイクでの走行記録

私の好きな景観3 鉄川与助の教会1 天草

2021年05月16日 | 好きな○○

 初夏の信越・東北を楽しみながら陸路北海道に向けて12日(水)に出発する
予定だった、しかし雨が続き出発のタイミングを窺がっている間にコロナの
緊急宣言が拡大してしまった。公営のキャンプ場は閉鎖しているか他県民の
利用制限をしているか、かなり厳しい状況が続きそうで今年は走れるのか不安。
 来週にかけても雨の予報が続き近畿も明日にも梅雨入り宣言が出されそう、
コロナと異常に早い梅雨入りのダブルパンチで出発出来ず参ってます。

 鉄川与助の教会1 天草
 10年間で何ヶ所もの教会を訪れたが、好きになった教会の大半が鉄川与助
の作品だった。

熊本・天草 崎津教会・大江教会
崎津教会10月2011


 天草下島のR266を走り白木河内からR389に乗り換える、海沿いに大きな
カーブで走るフラットコースで交通量はほとんど無い。整備された走り易い国
道、羊角湾沿いを走り長い崎津トンネルを抜けると、崎津に到る。トンネルを
抜け、橋を渡った処の信号に崎津天主堂への案内、左折して集落に入り細い
道を進むと入口の案内、狭い道に左折するとすぐに崎津教会に到る、その先は
海。トンネル入り口で左折して旧道を海沿いに小さな半島を廻りトンネルを
パスしても良い。岬を廻り入り江に沿って北上、すぐに小さな公園が水辺に
在る、対岸正面に教会が見える。海に浮かんだように佇む崎津の家並みの上に
屋根と塔が出ている、海の天主堂と呼ばれているのがよく理解できる景観。

崎津教会4月2020


崎津教会4月2020


崎津教会10月2011


崎津峡水5月2012


崎津教会10月2011


崎津教会4月2020


 更に北上してトンネル出口で国道の橋を潜り入り江の奥を左曲がりで道なり
に廻ると、橋の先の信号に到り集落内に直進。大江方面から訪れる場合は、崎
津手前の小トンネルを挟んだ小高浜から旧道に乗るのもお勧め。小半島を廻り
南から市街に入る、集落南端から狭い旧道の一路東を並走する漁村の細道に
乗り、ゆっくり進むと家並みの先に崎津天主堂が現れる。
10年前に初めて崎津を訪れた時、集落は閑散として物音一つしない、教会も
観光客はほとんど居なく静まり返っていた。礼拝堂から出てきた時カメラを
持った地元民らしい男性に、湾の向こうに公園が在りそこから見た教会が
美しいと教えてもらう。教会の先の入り江に立ち対岸を確認した後、教示に
従い入り江に沿って対岸に出た。
世界遺産登録後は、道の駅から教会へ向けて多くの観光客が国道を渡り教会
に流れる、教会の敷地内には観光客が溢れる、バイクを止める場所にも苦労
する。対岸の小公園は観光客がおらずお勧め、朝の光が美しい。


大江教会10月2011


 崎津からR389に乗り小さなトンネルを幾つか抜けて良く整備された山中の
コースを快走、広い谷を挟んだ左前方の丘に白い教会が見える。案内に従い
国道から谷に下ると、集落に入り協会への坂道を登る。青空を背景に建つ白亜
の塔は、絵のようなとの月並みな表現がぴったり。

大江教会4月2020


大江教会10月2011


大江教会4月2020


大江教会5月2019


大江教会4月2020


大江教会10月2011


 往路を戻りR389に乗り山間を北上、すぐに大江トンネルを抜けて少し下る
と高浜の集落、高浜を抜けると海岸段丘上を小カープの繰り返しで走り下田に
到る。大江からすぐに海岸に出るコースもお勧め、教会の丘を下ると集落内を
狭い道で走り抜け山間の急坂を上ると、荒尾岳の東麓を巻いて海岸に出る。
海に落ちる断崖の横腹を縫って進むコースは、狭く見通しの悪いカーブが続く
が対向車も無く絶景コース。高浜に到ると集落内を通過してR389に乗る。

大江北方付近農道10月2011


大江北方付近農道10月2011