60_60_30 零半乗

50ccバイクでの走行記録

信越 2016秋 ( データ )

2017年05月13日 | 中日本


日程 2016.10.7-16
10/07(金)  7:05出発(99920.2)―9:10八木駅(99984.0)9:15―9:45 10万km突破―
   晴  10:00周山(9.1)―11:40道の駅 朽木(62.2)11:50―
      13:00道の駅 塩津(101.3)13:05―13:20木之本 給油(108.9)―
      14:10道の駅 坂内(137.9)14:15―14:30道の駅 藤橋(147.2)―
      15:40樽見(185.3)住吉屋 泊
         走行時間7H55M 走行距離265.1㎞ 
10/08(土)  8:15出発(185.3)―9:45美濃加茂(232.4)―10:45白川口(263.1)―
  雨-曇 11:50下野 給油(298.4)12:10―12:45道の駅 坂下12:50―
      14:10上松(355.4) 旅館 田政 泊
         走行時間5H30M 走行距離170.1㎞ 平均速度 30.9㎞
10/09(日)  8:25出発(355.4)―9:15道の駅 楢川(386.8)9:30―10:35波田(421.8)―
  雨-曇 12:20飯森(480.9)12:30―12:50白馬 給油(487.7)―13:55大町(516.1)―
      14:45白馬(540.2) 民宿 やまきち 泊
         走行時間5H30M 走行距離184.8㎞
10/10(月)  7:40出発(540.2)―9:00戸隠中社―10:35飯山(630.8)―11:20栄村 給油(655.8)
   曇  12:10十日町 ろーどまん 後タイヤ・オイル交換(681.4)13:25―
      13:35 H十日町(684.9) 泊
         走行時間4H40M 走行距離144.7㎞ 
10/11(火)  7:25出発(684.9)―8:15小出(712.7)―9:30枝折峠(740.5)―9:45石抱橋―
   曇  11:00鷹ノ巣(780.4)―11:35御池(794.6)―12:05桧枝岐(808.7)12:15―
      13:00南会津古町 給油(831.0)―13:25界(841.9)―
      14:05道の駅 昭和(860.4)14:30―16:00会津若松(906.9) BH大阪屋 泊
         走行時間8H00M 走行距離222.0㎞
10/12(水)  7:20出発(906.9)―8:20大内宿(938.7)―9:00会津田島(963.9)―
  曇-晴  9:25荒海 給油(973.9)―10:15道の駅 湯西川(1006.0)10:25―
      12:20戦場ヶ原(1070.8)12:25―13:00金精峠(1080.5)―13:40片品(1106.7)―
      14:30沼田(1134.9) 朝日屋旅館 泊
         走行時間6H55M 走行距離228.0㎞
10/13(木)  7:05出発 給油(1134.9)―8:20三国峠(1199.0)―9:05湯沢―
   曇   9:20石打 R353(1206.3)―9:50 R117(1224.0)―10:20池尻(1245.3)―
      11:00和田 R405(1264.8)―11:45高田(1290.1)―
      12:25道の駅 名立(1311.7)12:35―13:20糸魚川 給油(1339.7)―
      14:20入善 買物(1374.4)14:35―14:50園家山C(1381.8) 泊
         走行時間7H20M 走行距離246.9㎞
10/14(金)  7:55出発(1381.8)魚津―8:40道の駅 滑川(1403.5)8:50―
   晴   9:40堀岡 渡船乗場(1429.4)―9:45出航―越の潟9:50―
      10:30道の駅 氷見(1449.5)10:50―12:25道の駅 七尾(1484.0)12:10―
      13:00羽咋(1510.7)―13:55大崎(1539.3)14:05―14:50金沢西 給油(1558.9)―
      15:05松任(1564.3) 民宿 つるや 泊
         走行時間6H00M 走行距離182.5㎞
10/15(土)  7:30出発(1564.3)―7:50鶴来―8:50白峰(1610.2)―9:55大野(1646.6)―
   快晴 10:55小池公園(1675.5)11:00―12:15大野 給油(1708.5)―13:30小峠(1742.0)―
      14:00温見峠(1751.1)―15:00道の駅 根尾(1777.9)15:05―
      15:20樽見(1783.4) 住吉屋 泊
         走行時間7H35M 走行距離219.1㎞
10/16(日)  7:15出発(1783.4)―8:15奥いび湖大橋 横山ダム(1818.1)―
   快晴  8:30道の駅 坂内(1824.8)8:40―9:25木之本 給油(1855.1)―
      10:40道の駅 朽木(1900.2)10:50―12:20道の駅 周山(1953.0)12:25―
      13:10八木駅(1977.9)―15:20帰宅 給油(2043.9)
         走行時間7H40M 走行距離260.0㎞ 

全走行時間 67H 30M

全走行距離 2,123.7㎞ 平均速度31.5km

消費ガス 37.07ℓ   燃費57.30km /ℓ

R352と越後駒ヶ岳

R352より北方

越後駒石抱橋より

神蜂展望台より

恋ノ岐越えより

御池付近

御池下部付近

御池下部付近

御池付近


費用    87,197円
10/07日 9,493円
    ガス 3.36ℓ 413円、ビール800円(2×400、泊 8,280円(泊 7,200、
    酒2合 1,080)
08日 11,374円
    ガス 3.06ℓ 392円、発泡酒398円(2×199)、泊 10,584円(泊 9,000、
    酒2合 800、税784)
09日 9,236円
    ガス 3.20ℓ 406円、発泡酒480円(3×160)、泊 8,350円(泊 7,500、
    酒2合 700、入湯税150)
10日 21,457円
    ガス 3.32ℓ 395円、バイク屋13,000円(リアタイヤ・オイル交換)
    食料 1,582円(幕の内弁当 498円、オニギリ2p 188、納豆3p 68、発泡酒3×148、
    から揚げ 267、税 117)、泊 6,480円
11日 7,393円  
    ガス 3.02ℓ 378円、食料1,285円(発泡酒2×203、フライドチキン155、
    納豆3p 101、カニカマ100、オニギリ2p 198、2×110、105)、
    ささげ豆 530円、泊 5,200円
12日 7,124円
    ガス 2.67ℓ 350円、食料1,274円(発泡酒3×201、ベーコン 75、納豆3p 78、
    ロースハム 98、オニギリ4×105)、泊 5,500円
13日 1,967円  
    ガス 3.10ℓ 384円、ガス 3.40ℓ 391円、食料 1,472円(発泡酒3×168、
    納豆3p 68、オニギリ3×58、ロースハム170g 358、税88)、泊 無料
14日 8,519円
    ガス 3.30ℓ 389円、いしる・よしる1,300円(650,650)、
    ビール890円(2×280、330)、泊 5,940円(泊 3,330、夕食1,600、朝食600、
    税440)
15日 9,942円
    ガス 2.99ℓ 362円、ビール800円(2×400)、泊 8,780円(泊 7,700、
    酒2合 1,080)
16日  688円
    ガス 2.44ℓ 300円、ガス 3.21ℓ 388円

いろは坂より

湯元上部より

金精峠より

金精峠へ

R405高谷

園家山海岸

渡船「海竜」


コース(計画)
07日 出発―k51―生瀬―k33―k324―k68― 一庫―k604―f106―R477―R372―f73―
   f452―八木―R477―大布施―k38―k110―R367―R303―k54―今津―k54―
   R161―R303―塩津―R8―木之本―R303―横山ダム―R303―藤橋―k40―R157―
   樽見
08日 樽見―R418―関―R418―加茂―R41―白川口―k68―k70―下野―R256―地道―
   坂下―R19―上松
09日 上松―R19―洗馬―k304―k293―k292―k298―農道―k291―k25―波田―
   k25―k306―南大町―地道―k325―木崎―R148―神城―白馬―R148―大町―
   R148―白馬
10日 白馬―R406―鬼無里―k36―戸隠―黒姫―地道 野尻湖―地道―k96―R117―
   飯山―十日町
11日 十日町―k461―R252―k418―小出―R352―御池―桧枝岐―R352―R401―
   R289―界―R401―喰丸峠―会津若松       
12日 会津若松―R118―k329―大内宿―k329―湯野上温泉―R121―田島―湯西川―
   今市―R120―日光―金精峠―沼田
13日 沼田―R17―三国峠―石打―R353―R117―k49―R353―池尻―R403―大島―
   k13―和田―R405―k38―高田―k63―R8―名立―糸魚川―越中宮崎―k2―
   園家山
14日 園家山―k2―魚津―k1―水橋―R415―k232―伏木富山港渡船―伏木―R415―
   氷見―R160―七尾―k2―R249―羽咋―k8―大崎海浜公園―k8―内灘―松任
15日 松任―k8―k105―R157―鶴来―白峰―勝山―大野―R158―k173―小池公園―
   k173―R158―大野―R157―温見峠―樽見
16日 樽見―R157―根尾―k270―徳山湖―R417―横山ダム―R303―R8―木之本―R8―
   塩津―R303―R161―今津―R303―R367―k783―f110―f38―大布施―R477―
   八木―f452―f73―R372―R477―k106―k604― 一庫―k68―k324―k33―生瀬―
   k51―帰宅

雨晴より氷見方面

小池公園より

小池公園より

小池公園南方

鳩ヶ湯から

麻那姫湖

温見への小峠

温見峠への急勾配

温見峠を望む


信越 2016秋 ( 4 )

2017年05月11日 | 中日本


 10/14 7:55出発、晴。
 夜半、出港する漁船のエンジン音で目覚める、1時か2時頃だと思う。5:30起床すると
真っ暗、しかしこのサイトは無料だが一晩中照明が点いており不自由は無い、6:00過ぎに
やっと明るくなり7:00過ぎには日が差し出発準備で汗ばむ。キャンプ場を出てk2に乗る
が通勤時間帯に当たり交通量は多く信号もスムーズには進めない、流れに従い黒部・魚津
と走る、魚津からk1に乗り継ぎ水族館前を通過して更に南下、滑川に到ると道の駅滑川で
休憩。滑川市街地を抜け田園地帯に出ると左手には剱岳が見える、空気が澄み山は鮮やか、
しかし逆光でシルエットになり残念。k1で田園地帯を進むと西滑川から広いコースになり
線路に沿って行く、k1から外れているようだ、小さな川を渡ると川沿いの小道を北上して
海岸沿いのk1に戻る。すでに水橋の町並みに差し掛かっており道なりに進むと常願寺川河
口の「はしけ溜」跡に到る。再びk1に乗り今川橋で常願寺川を渡ると松林に沿って更に西
進、しばらく走り富山港に到ると左折して富山ライトレールと併走して南下、交通量は富
山港から増加し大型トラックが多い。少し南下するとR415に出合い乗り換え西進、すぐに
神通川を渡り新湊の案内に従って進むと四方の交差点でR415は右折する、交通量は少なく
なり走り易くなる、家並の続く中を進むと富山新港に到る。丁度、渡船が接岸するところ
で待たずに乗船、他の乗客は徒歩一人・自転車一人、5分足らずで越ノ潟。

園家山海岸

滑川東方より

水橋

新湊大橋


 k350で新湊の市街を走り抜けR415で庄川を渡る、すぐに河口近くの新しい橋で小矢部
川を渡ると伏木市街に入る。海沿いに中心街を避けて走り国分で再びR415に乗りすぐに雨
晴の展望公園で停車、立山連峰を眺めた後再びR415に乗るとすぐ地道に右折して雨晴の集
落に入る。氷見線に沿って田園地帯を進み以前幕営した雨晴松太枝浜C前を通過して、島
尾駅付近の畑地で適当に右折して海岸に向かい海岸道に乗る。広く交通量のほとんど無い
走り易いコースで松林を北上、少し進むと道の駅氷見に到り休憩、道の駅は行楽客で
賑わっている、富山湾越しの立山連峰を眺めた後出発。道の駅からも海岸沿いをk373で北
上して阿尾からR160に乗り海沿いを行く、右手には富山湾越しに立山連峰のシルエットが
美しい、交通量は少なくカーブは穏やか、気温も上がりツーリング日和で快く北上。

雨晴海岸

氷見より立山連峰

虻ガ島と立山連峰


 しばらく快走して庵町に到るとR160は左折して小さな半島を横切る、七尾市街地に入り
七尾港に在る道の駅で休憩、ここの道の駅も賑わっている。道の駅から七尾駅に出てすぐ
にk2に乗る、k2は七尾から羽咋へ能登半島を斜めに横断し細長い平野の田園地帯を走る
コース、七尾市外を出てしばらくは交通量が多かったがすぐに減少して走り易くなる、中
能登町に入るとほとんど直線のフラットを快走、七尾線の線路に沿って更に走ると羽咋市
街北部でR249に出合い乗り換えて南下。R249の交通量も少なくほとんどが地元の車、羽
咋市街を通過すると更に少し南下して宝達市街を過ぎた市境でR159に乗り継ぎかほく市
を行く、高松市街地を通り過ぎ宇ノ気でk8に乗り換え少し南下して大崎集落に入る。案内
に従い海浜公園に到るが入口は施錠されている、案内板の連絡先は留守電対応、駄目もと
で出向いた大崎区民公民館は当然無人、このキャンプ場は管理員による料金徴収不正が発
覚して閉鎖を心配したがまたしても不安がよぎる。17年2月かほく市から海浜公園C閉鎖
の案内が送られて来る、17年4月末で閉鎖その後は少し北の白尾地区に在る「うみっこ
らんど七塚」を利用するようにとの案内、キャンプ場としては海浜公園の方がのびのびと
して快適だが仕方がない。別のキャンプ場を探す気が失せる、白山市か野々市市で宿舎を
探すことにして出発、k8に乗り南下し内灘市街を通過する、交通量は急増し大型車も多く
走り辛くなる、信号の多いコースを流れに乗り金沢港を経て金沢西郊を走る。犀川大橋を
渡りk8で田園地帯を南下、北陸道の北側で松任市街の案内に従い右手の地道に乗り北陸道
を潜り南下、少し進むと北陸線を陸橋で渡り松任市街に入る。駅に向かう途中に民宿が
在り訪ねるとOK、民宿 つるや に投宿、改装したての広い洋室で案外快適な民宿、地の
利も良く今後も利用したい宿。

 10/15 7:30出発、晴。
 今日は朝から快晴、午後は気温が上がると見込んで夏用グローブで出発、宿を出てすぐ
k8に乗り南下、土曜日のせいか交通量は少ない、田園地帯を走り大きな道路を3つほど
渡りk105に乗り継ぐとすぐにR157にぶつかる。国道を渡りk105を走ると鶴来市街だが
今回はパス、R157に乗り換え南下、気温は11℃で肌寒い。R157も交通量はそれほど多く
ない、手取川の広い谷間の右岸山裾を南下、カーブは穏やかでアップダウンは無くフラッ
トに感じる緩い上りコースを行く。下吉野から谷は狭くなり山間の趣が深まる、瀬戸野の
信号を通過すると大小のカーブで手取川ダム上に登る。ダム湖に沿って大小のカーブと
トンネルの連続で南下、この頃になると石川№や福井№のライダーが追い着いて来る、白
峰に到り集落内に入ると伝統的建物保存地区の町並みを廻り再びR157に乗る。緩い勾配で
山間コース行く、しばらく進むと谷トンネルで県境を越え福井に入る、大小のカーブで急
勾配を下る、好天で空気が澄み右手の先には勝山方面の家並が鮮明に見える。下り続けて
勾配が穏やかになって蕎麦畑などの畑地の中を進むと勝山東郊でR157は左折して南下、市
街東郊の田園地帯を行く。九頭竜川を渡り田園地帯のフラットを走ると大野市街南郊を
進む、越美北線の踏切を渡りすぐにR158に出合い乗り換えて東進、気温は15℃で快適に
なる。田園地帯を少し走ると山際に到り九頭竜川沿いに山間を行く、カーブを繰り返し
少し進むと案内に従いk173に乗り換える、2車線のコースはすぐに九頭竜川を渡り1.5車
線となり岸壁に沿って大小のカーブを描いて行く。下打波の集落を通過すると打波川の谷
間の山腹に付けられた1.5車線をカーブの繰り返しで走る、路面状況は悪く時々対向車が
来るため速度は出せない、狭い谷間を進み景観は良くない、紅葉の時季は素晴らしい
コースだと思われる。時折正面に三ノ峰か二ノ峰らしき山頂が見える、しばらく谷間を
走ると鳩ヶ湯温泉に到る、建物は新しくなったようで30年前に見た和風旅館から山荘風に
なっている、日帰り入浴も可能なようで10台ほどの車が停車している。鳩ヶ湯からも谷間
を更に進む、山襞の出入りを丹念になぞったカーブを続け時には急勾配を越えて行く、路
面状況はかなり悪く思うように進めない。緑色の橋で打波川を渡ると山腹の急勾配を小
ヘアピンの繰り返しで喘ぎ上る、このコースには目的地までの路程表示が無いため現在地
が把握できない、急勾配を上り切るとコースは緩い上りとなりすぐに下りに変わる。5%程
度の勾配をしばらく下ると小池公園に到る、上小池も上小池も駐車場はほぼ満車状態、刈
込池まで2.8kmで徒歩60分、車両は通行禁止、今回はパスして往路を戻り大野で給油して
R157に乗り南下、気温は25℃に上がっており停車していると暑い。

鳩ヶ湯から

小池公園南方

小池公園より

小池公園付近

小池公園付近

小池公園付近

小池公園南方より鳩ヶ湯方面

k173より

k173より

k173上打波付近より


 途中で樽見の住吉屋に予約して田園地帯の穏やかなコースを走り山際に到ると真名川に
沿って進む、緩い勾配をしばらく上ると真名川ダム。ダム上に登ると麻那姫湖畔に沿った
フラットコースを大小のカーブで進む、しばらく走ると麻那姫湖キャンプ場、左下に見え
るサイトには数十張のテントが建ち駐車場にもかなりの車両が駐車している。キャンプ場
を通過すると交通量はほとんど無くなる、山また山の谷間を雲川の流れに沿ったカーブを
描いて行く、路面状況は良くないがカーブも勾配も穏やか、途中に国道改良工事区間に出
会う、徐々にではあるが改修されているようだ。山肌が崩れ1.5車線になっている個所が
有りこのままコースは狭くなるのかと思ったが、狭いのはその部分のみで再び2車線に
戻る、谷は浅くなり雲川はすぐ左横を流れるようになる。周囲は広い草原のようになり、
国道はセンターラインの無い2車線となる、高原のような風景を進むと熊河(くまのこ)の小
集落、人が生活している気配は感じない。更に進み草原が尽きると1.5車線でカーブを繰り
返し山腹を上る、すぐに小さな祠の在る峠に到る、薄暗い林の中の小さな峠で地名表示も
無い。

真名川ダム

麻那姫湖

熊河付近

温見への小峠


 峠を下ると前方には盆地のような浅い谷間が広がる、高い山は無く青空が広がりその
まま谷に沿って下るようだ、まさか先程の小さな峠が温見峠かと首を捻りながら林間を
下り高原状の広い草原に出る。1.5車線で草原を直線に進むと道端に温見の地名表示、やは
りまだ温見峠は越えていなかった、しかし草原の先には開けた谷間が続くだけで峠らしき
ものが在るとは思えない風景が広がる。草原を行くと小さな畑が左右に少し現れる、耕作
放棄地かと思いながら進むと数軒の農家が現れ老婦人が収穫物の処理作業をしている、
少しは住民が居るようで車が停まっている農家も有る、ここが温見の集落らしい。集落を
過ぎて草原を進むと川に沿って1車線で山腹を行く、勾配は5~7%ぐらいでカーブは小さく
コンクリートの路面は大きくひび割れまるでダート、温見川の広く開けた谷を行く、前方
には低い稜線が見えるが厳しい峠が在るとは思えない。コースも見た目では厳しい勾配が
有る様子でもない、しかしバイクはオーバーヒート気味でほとんど速度は出ていないし
パワーも上がらない、10%を超える勾配も有るのか喘ぐように進む。温見川が遥か下に
なると谷から山腹の登りになる、小ヘアピンを繰り返し進む、ローギアでアクセルを開き
進むが路面は大きくひび割れたコンクリート舗装でまるで砂利ダートを行くようだ、アク
セルを吹かせ過ぎると車輪を取られバランスを崩しそう、もちろん右手は深い谷底への急
斜面、ハンドル操作とアクセル操作で冷や汗が流れる。北方を振り返ると先ほどの温見の
草原は遥か彼方の下方に見える、認識していない内にかなり高度を上げていた、更に何度
も小カーブを繰り返し這うように進むと突然峠に出る、能郷白山登山イベントが行われ
峠はテントや車両で余地が無い、岐阜側すぐ下の路肩に停車。想像していた以上の難路、
以前越えた一路西の冠山峠の冠山林道の方がよほど走り易い。

温見盆地南端

温見峠を望む

温見峠への急勾配

温見峠下から北方

温見峠

温見峠から岐阜県側


 峠からの下りは1.5車線、勾配は厳しく小カーブを連続して進む、路面状況は良好で走り
易い。このまま走り易いコースで行くのかと少し安堵して走ると川沿いに下る、勾配は
穏やかになり谷川沿いだがカーブも緩やかになる、黒津の集落に到りこの先はもう楽勝か
と緊張を解き寛いで走る。しかし黒津の集落を通過するとすぐに谷は断崖に挟まれた渓谷
の様相を現す、コースは右岸の断崖に付けられた1~1.5車線になる、見通しの悪い小
カーブが連続し小さなアップダウンが続く、もちろん速度は30kmが精一杯、全体的には
下っているのだが登り勾配を走っているような錯覚を覚えるコース。すぐに終わると
思った狭路だがおよそ5~6kmも続く、油断していると左手の崖から落ちるか右手の岩肌で
車体や装備を擦りそう、対向車も有り鼻を突き合わせたのは3回もあり岸壁に車体ごと
身を寄せてコースを譲ったのも数回、疲れが出て来た一日の終盤にこのコースを走るのは
厳しい。根尾発電所に下るとやっと穏やかなコースになる、後15分も走れば樽見だが疲労
困憊、道の駅根尾で休憩、いつも閑散としている道の駅だが今日の駐車場は満車状態、大
型観光バスも数台駐車している。道の駅からゆっくりと走り樽見の住吉屋に投宿、夕食時
に大将と話すと彼も登山イベントに参加しておりテントで蕎麦を打っていたとのこと、
私の通過も眺めていたそうだ。

 10/16 7:15出発、晴。
 今日は長駆帰宅、毎年一往復はする慣れたコースだが距離が長いから気を引き締めて出
発、気温は9℃で寒い、久しぶりに徳山湖を廻ることにしてR157を北上、k270に乗り
馬坂峠を越えて徳山湖に下る。少し早過ぎたのか湖上の霧が深すぎて景観は今一つ、30分
ほどして日がもう少し昇ると絶景に出会えたかもしれない良い条件の日。R417を南下、毎
度のことながら朝のこのコースで車に出会うことは無い、奥いび湖大橋を渡りR303を西に
向かう、気温は11℃。

奥いび湖大橋


 道の駅坂内で休憩した後快走して木之本からR8に乗り換え塩津・今津と10日前の往路
を戻り道の駅朽木で休憩。R367からk110・k38と乗り継ぎ大布施に到りR477で周山に
到り道の駅で休憩。周山から八木駅・一庫を経て生瀬に到りk51に乗り有馬温泉を経て
帰宅。



信越 2016秋 ( 3 )

2017年05月09日 | 中日本


 10/12 7:20出発、曇。
 新潟方面は雨の予報、奥只見をもう一度走りたかったが諦めて日光に南下する、出発準
備中に雨がパラつく。若松市街をR118で南下、通勤時間帯で交通量は多く信号毎に停止
させられる、雨は一時的なもので既に上がっている。市街地を出ると雲は薄くなり空は
明るくなる、交通量は徐々に減少して走り易くなる。田園地帯を走るようになると前方に
は青空も見える、交通量はまだかなり有るがほとんどが地元の乗用車、南原でk23が分岐
するとコースは山間となる。山には少し雲が懸かるが青空が広がる、天気予報は何なのか
と思う、旧タイプの国道で山間を走る、交通量は少なくなったが速度を出している。芦ノ
牧温泉を通過して下郷トンネルを通過して少しでR121に乗り継ぎすぐに湯の上温泉、大内
宿の案内に従いk329に乗り換え10%程の勾配を上る。林間に入ると5%程度の勾配で渓流
沿いを進む、6kmほどで大内宿、朝早いためか駐車場はほとんど駐車しておらず宿場も
静まり返っている、散策には理想的な状況だが大内宿は外部の車両は進入禁止、無料の駐
車場からは遠いので今回もパス、今日も長駆沼田まで走るため出発早々時間を取りたく
ない。往路を戻り湯の上温泉から再びR121を南下、天候はほとんど快晴、阿賀川の広い谷
間を左手に眺めながら川の流れに従った穏やかなカーブを描き南下。塔のへつり駅前を通
過するとすぐに下郷の集落、白河方面からのR289と合流して更に南下、かなりの車両が
R289に流れて行き交通量は少なくなる。阿賀川の広い谷間に続く黄金の稲田を眺めながら
しばらく走ると田島の市街、天気が良いためR289に直進して只見を目指す、しかし少し
進むと前方の山並みの彼方は雲が広がっている、断念して田島に戻る。田島からR121に
乗り南下、日差しは有るが道端の気温表示は15℃、空気が澄んでいて山が鮮やか、荒海で
給油して山間に入り登りが始まる、道の駅田島を通過して更に上ると山王峠をトンネルで
抜け栃木に入る。交通量はかなり少なく独走状態もしばしば、穏やかな勾配で谷間の川
沿いを行く、コースは狭く小さなカーブが続くコースで乗用車は苦労しているがライダー
には快走路。黄葉はまだ始まっていないが快走して五十里湖に到り道の駅湯西川で休憩、
道の駅は同年輩の男女で賑わっている。道の駅から再びR121を南下、五十里湖に沿った
小さなトンネルを幾つか抜けて五十里ダムを通過するとヘアピンを繰り返し勾配を下り川
治温泉に到る、ここからは鬼怒川の渓谷に沿ってカーブを描きしばらく進むと鬼怒川温泉。
広い温泉街を走り抜けて更に南下する、交通量はかなり多くなり信号も増えて走り辛く
なる、今市方面には鬼怒川道を行く方が走り易いがR121を選択。東武鉄道の線路と並走
して少し南下すると田園地帯に出る、大桑バイパスに乗りフラットコースを行くと右手に
は男体山や女峰山が鮮やかに見える、交通量の多いコースをしばらく快走して今市に到る。
今市からはR120に乗り日光に向かう、すぐにR120は立派な杉並木を進む、コースは狭く
交通量は多く緊張する走りが続く、流れに従い日光市街地に入る、気温は17℃。市街地は
車両だけでなく観光客が多い、かなり慎重に進む、それにしても外国人が多く歩いている
半数は外国人観光客に思える。市街地を抜けると東照宮前を通過して車の流れのままに清
滝に到る、R122からの車両も加わって進むとすぐにいろは坂の登りに掛かり小ヘアピンの
連続で上がる、他県№の車両が多く運転者は同年輩以上が大半のようで慎重に走ると言う
よりも極端に遅い車も多い。マイペースで走れないため苦労する、カーブの出口で速度を
落とされたのではたまらない、コーナリングで回転を落さないように稚拙なテクニックを
駆使しているのに迷惑な話だ、マイペースは諦めて人もバイクもオーバーヒート気味なの
で何度か停車して右手に聳える男体山や景色を眺めながら上る。明智平の展望台は駐車場
が満車状態なのでパスして更に上る、中禅寺湖畔に到ると観光バスや乗用車が路駐して
おりここも混み合っている、観光客が行き交い停車している車の陰から横断する者もおり
油断できない。二荒山神社前を通過して湖畔を行く、行楽客の車が行き交い流れが悪く
走り辛い、菖蒲ヶ浜からヘアピンで急勾配を上り竜頭滝を経て戦場ヶ原に到り三本松茶屋
で休憩、気温16℃。昼時で駐車場は満車状態、早々に退散してR120を北上、広々とした
草原のフラットを快走、この頃になると雲が多くなる。山際に到り少し上ると湯滝の駐車
場、戦場ヶ原や中禅寺湖を眺めて再びR120を少し上ると湯ノ湖、ここでも停止して景色を
眺める。湖畔に沿って北上すると日光湯元前を通過して厳しい登りが始まる、5~7%の勾配
を上ると展望駐車場で停車、湯ノ湖の景観を眺めた後再び上る。急勾配を小ヘアピンの連
続で上り金精峠に到る、トンネルで峠を越えると群馬側は更に雲が多くなり風が冷たい、
シラカバなどはかなり葉が散り周囲は初冬のような佇まい、峠からは交通量がかなり
少なくなる、気温15℃。

いろは坂より

湯滝

湯ノ湖

湯ノ湖上部

竜頭滝上部より

金精峠への上り

金精峠より


 小カーブを繰り返し急勾配を下ると菅沼に到り高原の林間を少し快走すると再びカーブ
の連続で丸沼に下る、時折陽が差すがほとんど曇天で肌寒い、このコースは何時もはほと
んど他の車両とは出会わないが、今日は行楽客の乗用車やライダーと良く出会う、黄葉時
期になり行楽客が休日には出かけて来るようだ。丸沼からカーブを繰り返し丸沼高原を
経て川沿いに下る、谷間の川に沿ってしばらく下ると片品の中心鎌田の集落、気温は17℃
で少し暖かく感じる。鎌田からR120は南下、片品川沿いに点在する幾つもの集落を抜けて
行く、大きく右にカーブすると椎坂峠を越えて西進、果樹園を走り沼田に入る、以前に
泊まったBHは満室、駅前の旅館を当たると一軒目でOK、朝日屋旅館に投宿、意外と快適
なビジネス旅館、外見は旅館だが内装はBH風、スーパーは駅の反対側に有り主要コース
へのアクセスは良い、駅前だが静か。

金精峠群馬側

菅沼

丸沼高原付近


 10/13 7:05出発、曇。
 今日は長駆富山まで走るつもり、早々に出発。もう通勤時間帯に入ったのか市街は交通
量が多い、R17に乗る手前のセルフで給油、スタンドも利用者が多く列が出来る。R17に
乗り北上、双方向とも交通量は多い、月夜野で関越道入口とR17バイパス入口が複雑で直
進するとk61で後閑の市街に入る。道路案内が水上温泉方面と表記されているので間違い
に気付く、地図で確認して少し戻りk346に乗り西に向かう、R291と上越新幹線の高架を
潜りしばらく進むと再びR17に乗り北上。R17の交通量はかなり少なくなっている、大型
車は全く走っておらず地元の乗用車が僅かに行き交うのみ、やや勾配を感じられる上りで
広い谷間の農村地帯を行く。湯宿温泉を通過して少し北上すると赤谷湖に沿って進む、赤
谷湖北岸からかなり厳しい勾配を上ると猿ヶ京温泉、シーズンオフなのか朝早いからか閑
散とした温泉街、人気の無い温泉街を抜けると大小のアップダウンを繰り返し永井宿に
到る、ここから三国峠の登りが始まる。広い谷間の山腹を大小のカーブを続け8%前後の
長く辛い勾配で進むも、天候は曇天で折角の素晴らしい景観も今一つ、紅葉時季なら素
晴らしいコースだと思う。猿ヶ京から行き交う車はほとんど無い、ようやくトンネルで
1,100mの三国峠を越え新潟に入る、峠からはほぼ直線で8%の下り勾配、かなり気温は
低くなったようで肌寒い、しばらく下ると苗場スキー場に到る。シーズンオフで人気は
無く気温は6℃、閑散とした苗場の宿舎街を通り過ぎやはり8%の勾配を下り二居峠・芝原
峠を経て湯沢に到る。盆地の温泉街を抜けてスキー場地帯を北上すると石打の集落、ここ
からR353に乗り換えに西に向かう、集落を抜けるとすぐに急勾配の上り、上越新幹線の高
架を潜ると大小のカーブを繰り返して行く、左右には稲田や畑地が続く、ヘアピンをそつ
なくこなすと十二峠を長いトンネルで越えて十日町に入る。十日町側も棚田が続き大小
カーブで急勾配を下る、広い谷間に下ると清津峡、ここから勾配は穏やかになり川に沿っ
て快走。

三国峠

R353清津峡付近

清津峡トンネル付近


 しばらく進み川から離れヘアピンを上ると台地上の畑地をほぼ直線に北上してR117に
出合い左折して乗り換える。R117を南下してすぐに清津大橋を渡ると案内に従いk49に右
折して信濃川を渡り鹿渡で再びR353に乗る、漠然と走っていて川沿いをk49に直進して
行き過ぎる、2km程引き返しR353に乗り急勾配をヘアピンで上る、辰ノ口温泉を通過
して更に勾配を上り320mの豊原峠をトンネルで越える、山間を北上し約2kmの高館トン
ネルを通過すると松之山の集落。集落を通過して更に北上、交通量は少なく路面状況は良
好でカーブもアップダウンも穏やかな高原上の快適コース、少し走ると池尻の交差点。山
間の周囲に何も無いこの十字路は毎年のように通過している、交通の要衝とも思えないが
私にとっては不思議と縁が有る、左折してR403に乗り西進、このコースは一度走ったこと
が有る。今日も交通量はほとんど無い、棚田で有名な星峠を越えるとヘアピンと小カーブ
で大島に下る、大島の集落を横切るとk13に乗り換える、広い道路から1.5車線になり山
間に入り小さな峠を越えると和田に下る、もちろん他に峠を越える車は無い。和田も
小さな集落だがR403とR405が交差するためGSも在る、R405に乗り換え更に西に向か
う、川に沿ってしばらく南下すると川から離れ右手山腹の急勾配を上る、ヘアピンの連続
で経塚峠を越えると山腹を下り棚田の広がる高谷の小集落に到る、当然交通量はほとんど
無い。高谷の集落から再び勾配を上り小さな峠を越えて高原を行く、大小のカーブを描い
てしばらく高原を走るとヘアピンとカーブを繰り返して牧の集落に下る、眼下に広がる棚
田や農家の点在する牧の稲田を眺めながら快調に下る。牧から川沿いを少し西に進むと田
園地帯になる、広々とした田園地帯のフラット直線を進む、道路は広く交通量は少なく
走り易いが単調で眠気をもよおす。

星峠東方

k13牧野

R405高谷

R405牧東方


 しばらく走り高田の市街地に入る、高田城址の南側を西に走り抜けk63に出合うと乗り
換えて北上。k63は交通量が多いが片側2車線で路肩も広く走り易い、しかし信号は多い、
流れに従ってしばらく北上するとR8に出合う。R8を進むとすぐに郷津トンネルを抜けて
海岸沿いに到る、意外とこのコースは交通量が少ない、二年前に走った時も少なく走り
易かった、道の駅名立で休憩。大阪№カブ110の同年輩ライダーと話す、彼は奥の細道を
辿って来て後は大垣に寄って帰阪するそうで今日は高岡で宿泊の予定とか。名立から筒
石・能生と日本海を眺めながら快走、糸魚川市街は海沿いのバイパスで通過して姫川大橋
を渡った処で給油。再び海沿いを走り道の駅親不知前を通過して親不知海岸をトンネルや
覆道で走り抜ける、今日の親不知は交通量が少なく大型トラックの恐怖もほとんど無く通
過出来た、道の駅市振の関前を通過して富山県に入る。県境から3kmほど進むと宮崎、交
通量も少ないからこのまま国道で入善まで行くかと思ったが前後とも車両は無く右折が容
易、思い直し右折してk60に乗る、小さな農村を幾つも通過して入善に到る。国道横の
イオンで食料を購入した後k2に乗り入善市街を抜け農村地帯を走る、西入善の集落を通過
すると案内に従い農道に右折して海岸に到る。園家山キャンプ場前には以前の建物が無く
プレハブの小屋が有るのみ、小屋前で清掃している年配男性に尋ねるとプレハブ小屋が事
務所、以前の建物は老朽化で一昨年に取り壊したとのこと、松林に設営して寛ぐ。

園家山C





信越 2016秋 ( 2 )

2017年05月07日 | 中日本


 10/11 7:25出発、曇。
 雪が降りそうな空模様、窓から眺めているだけでも寒そう、タイヤもオイルも交換した
からやはり尾瀬を目指すことにして出発。駅前からk74に乗り東に少し進むとk461に乗り
換え北上、この県道は7:30から市街地は南方向一方通行、僅かな差で間に合う、通勤者の
乗用車がかなり多く後続にも数台続く、狭い道路で通学の小学生が歩き始めている、慎重
に北上。しばらく進むとR252と出合い右折して乗り換える、国道も通勤時間帯で交通量は
多い、しばらく北上して魚沼の堀之内でk418に右折、ほとんどの車両が右折する。上越線
に沿って東進して小出市街に入る、R352の案内に従い左折して市街地を抜けて間違いに気
付く、このままではR252で只見に向かう、本来は先ほどの交差点を直進すべき、引き返し
市街地を東に進む。市街を出ると川沿いの田園地帯の集落を繋いで走る、すぐに湯の谷温
泉郷に到り小さな温泉の案内を幾つも見ながら快走、大湯温泉を通過するとコースは山間
に入り1.5車線となる、駒ノ湯へ向かうk518の分岐を通過してすぐに急勾配となる。

大湯温泉付近


 小さなヘアピンを嫌になるほど繰り返しローギアを頻繁に駆使して上る、勾配は10~13%
ほども有るか、交通量は皆無。視界が開けると右手は深い谷間でその先に越後駒ヶ岳の雄
姿が聳える、頂上付近には雲が懸かるが雄大な山容、しかし日差しが無いのが残念。大き
な谷の断崖に付けられた1.5車線のコースを上る、右手の視界は何時までも良好、広大な風
景の中で勾配は見た目ではほとんど判らないが7~10%は有りそう、しばしばローギアを
使い喘ぎ上る。絶壁に沿って小カーブを繰り返す狭いコースではエンジンの回転を上げら
れず這うような速度しか出せない、カーブは見通しが悪く対向車が来ないとも限らないし
無理なコーナーリングをするには右手の谷が恐ろしい。徐行する県土木局のパトロール
カーを追い越し少し上ると停止して駒ケ岳を撮影、小型車が追い越して行くと再び急勾配
を上る、少し進むとライダーが下って来て挨拶を交わして更に上る、オーバーヒートで
今にもエンストしそうになりながら長い上りを終えて1,065mの枝折峠に辿り着く。

R352

越後駒ヶ岳

R352より北方

R352より北方

枝折峠小出側

枝折峠奥只見側下り


 駒ヶ岳方向の視界は良くないが左手には奥只見の山々が青く広がる、峠から10%の勾配
を小カーブとヘアピンで一息に下る、銀山平への入口の石抱橋から駒ヶ岳と中ノ岳を眺め
る、湘南№乗用車の同年輩の夫婦と一緒に。奥只見湖の断崖に付けられた1.5車線を小カー
ブと大きなアップダウンで行く、左下には湖面が見えるがほとんど山ばかりを見て走る、
小カーブ・小ヘアピン・10%を越えるアップダウン・真っ暗なトンネル、更に沢の水が路上
を横切って流れその都度徐行を余儀なくされる、その上水の広がる所も多く思うように
走れない難路。奥只見湖を離れると只見川に沿って走る、カーブとアップダウンが穏やか
になると林の中に農地が点在し山小屋が現れ人の気配がして来る、樹林の中で鷹ノ巣に
到り休憩、平が岳登山口でトイレが在るのみ。

中ノ岳

越後駒ヶ岳

越後駒石抱橋より

銀山平東方

神蜂展望台より

恋ノ岐手前から

鷹ノ巣


 鷹ノ巣から正面に燧ヶ岳を眺めて川沿いに少し南下すると奥只見湖から並走して来た県
境を越えて樹林帯の厳しい勾配を上る、周囲の林には少し色付いたものも有り陽が差すと
周囲がパッと明るくなる、この附近では少し車が行き交い地元車以外に他県№も混じる。
峠を下ると御池の駐車場、周囲はブナの黄葉がほど良い状態で陽が差すと明るく光る、
ブナ林の中の10%ぐらいの勾配をほぼ直線に下りもうかけの滝入り口を通過すると大きな
ヘアピンを繰り返し更に下る、この附近ではブナはまだ色付いていない。

燧岳 県境小沢平付近より

御池上部付近

御池付近

御池付近

御池付近

御池付近

もうかけの滝付近


 桧枝岐川に沿って進むと勾配は緩くなってほぼ直線で走る、左右の林にはキャンプ場が
並ぶ、すぐに桧枝岐野集落に到る、民宿や旅館など宿泊施設ばかりが続く家並みを抜けて
歴史民俗資料館前で休憩。会津のBHに予約して出発、伊南川に沿った2車線で穏やかな
下りを快走、交通量はもちろん少なくカーブも穏やかで速度が出る、しばらく北上して内
川でR401に乗り継ぎ更に北上。大小の集落を走り抜け少し大きな古町の集落で給油して北
上するとすぐに右手からR289が合流して来て更に北上、少し走ると田園の中の界集落で
R401は右手に分岐する、右折して東進。R401の入口にはトレーラー通行困難の案内が
立っている、R401に乗りススキの中を行く、2車線で5~7%の勾配を緩やかなカーブを
描き上る、もちろん独走。高清水自然公園への入り口分岐を通過すると勾配は厳しくなり
小カーブとヘアピンで上る、最後の少しはローギアで上り新鳥居峠に到る。

R401界付近

R401新鳥居峠


 峠から昭和村に下るがコースは狭くなる、小カーブの連続で下る、基本的には1.5車線の
コースだがカーブで1車線となる処が数箇所有る、林間のカーブで見通しは悪く速度は
出せない、この下りで3台の車と出会う。大きなアップダウンで進み大芦の集落を通過
すると10%ほどの下りでR400に出る、左折して昭和村の中心に在る道の駅で休憩、毎度
のことながら停車している車は数台、半分は地元の車のようだ。道の駅からR400を南下
して先程の交差点を通過して少し進むとR401が左に分岐する、乗り換えるとすぐに厳しい
上りが始まりヘアピンを繰り返して進むと喰丸トンネルで喰丸峠を越える。峠を越せば
下ると思っていたが少し下ると再び7~10%の上りが続く、周囲はかなりの大木も混ざる
ブナ林とシラカバ林、まだ黄葉はしていない。小カーブを繰り返し頻繁にローギアを
使ってようやく1,070mの博士峠に辿り着く。峠からはコナラなどの雑木林を小さなヘア
ピンと小カーブで一息に下り川沿いに出る、まだ厳しい勾配で川沿いのコースをひたすら
下る。新宮川ダム横の大小4つの松坂トンネルを通過すると勾配は穏やかになる、
ほとんど直線的に小さな農村を幾つも繋いで北上、広大な美里町を延々と走る、会津盆地
は広い。会津高田駅前でR401は右折して東に向かう、交通量はかなり有るので集中して
走るが何時の間にかぼんやりと走っている、疲れているようだ。阿賀川とR118バイパスを
渡るとR118に出合い乗り換える、鶴ヶ城の横を北上して中心街に入りBH大阪屋に投宿。
今日は220kmを8時間も掛けてしまった、これほどの難コースは経験上のトップクラス、
地図上ではたいした距離ではないように思えたがやはり凄かったのだ、疲労困憊。



信越 2016秋 ( 1 )

2017年05月05日 | 中日本


 10/07 7:05出発、晴。
 先月、途中リタイアした東日本縦断の続きで南東北から信越を走るリベンジツーリング、
県道(k) 51に乗り有馬から船坂へ向かう、少し早いためか交通量はやや少ない、しかしどの
車もかなり速度を出している。船坂からも交通量は少なく生瀬での国道への乗り換えも
信号一回で通過、生瀬ではどの道路もかなりの車列、通勤時間帯に入ったようだ、生瀬橋
を渡りk33に乗り急勾配を上る、走り始めでまだバイクの調子が上がらない。k324から
k68に乗るがまともに通勤時間にぶつかったようで一車線のコースはすれ違いが大変、
ほとんどの車はこのコースの常連のようで上手に譲り合っている。日生中央から一庫を
経ておなじみのコースを北上、気温は20℃前後でツーリング日和、大阪府から京都府に
入り八木駅で休憩。八木からR477で周山を目指す、もう少しでバイクは10万kmを突破
する、メーターをチェックしながら走る。旭町の集落を通過すると清流の渓谷に沿って
穏やかな勾配とカーブで快走、神吉の集落を過ぎるとコースは北山杉林の一車線となり薄
暗い林間を行く、台風の影響か路上には小枝が散乱し水が流れ込んでいる。京都市に入り
1kmほど進むとメーターは10万kmを越える、更に1.5kmほど走ると中地の集落に到り
R477は広くなる、快走して周山を経て花背に向かう。

R477京都市境内1km地点日吉橋2km手前

還暦


 走り易いが退屈なコースを進むと大布施からは1.5車線、広河原の手前からf11に乗る。
このコースもやはり小枝が散乱している、珍しく3台の車と出会い能見峠に喘ぎ上る、峠
から急勾配を慎重に下る、車一台とバイク一台に出会う、やはり珍しい。慎重に走りR367
に出合い乗り換える、R367の今日は交通量が多い、大型車は少ないが地元車に交じり行楽
客の車が多い、ライダーの姿もかなり目に付く。安曇川沿いを快走、京都上のピンク№の
カブ110が挨拶をして追い越して行く、釣道具を装備している、しばらく進むと道の駅朽
木で休憩。先ほどのカブが停車しており隣に停める、すぐに別の110がやって来て並んで
停車、同年代のライダー達で少し話す、後輪の摩滅を指摘される。道の駅から少し走ると
R303に出合い右折して乗り換える、R303の交通量はやや少ない、しばらく東進して今津
市街に入る。ルートは湖岸道路を行くことにしてk54に直進する、湖岸にぶつかると左折
してk54で北上、交通量も信号も少なく走り易いコース。しばらく快走してR161に合流、
R161の交通量は多く大型車も多い、その上かなりの速度で流れている、すぐにコースは
広くなり走り易くなる、道の駅追坂峠を通過してすぐにR303に右折して東進して道の駅塩
津で休憩。道の駅からR8に乗る、交通量は何時もより少なくほとんど追い越されることも
なく木之本に到る、市街地の南で給油してR303に右折してループ橋でR8を跨ぎ東進。大
型車など半数がR303に右折するが、少し進みR365が関ヶ原方面に分離して行くとほとん
どの車両が流れて行く、R303は何時も通りの交通量の少ない走り易い道路になる。快調に
田園地帯から山間へと走ると、八草トンネル手前で土倉鉱山跡の小さな案内板を見つける、
何度か走っているが初めて気付いた、機会が有れば立ち寄ってみたい。今日のR303はライ
ダーが多く数人に出会い3人に追い越される、県境を越えて岐阜を下り道の駅坂内で休憩。
ダム湖に沿ったカーブを走り横山ダムから南下、道の駅藤橋を経て長い久瀬トンネルを
抜け乙原からk40に乗り東進、谷汲山大橋で根尾川を渡りR157に乗り北上。交通量は何
時も通り少なく地元の車が行き交うのみ、快走して樽見に到る、相変わらずほとんどの店
は閉まり人の気配は無い、酒屋も大将が入院したとかで開いていない、樽見もついに食料
も酒も買えない町になってしまった、住吉屋に投宿。

 10/08 8:15出発、雨。
 夜半から雨の音がする、起床後も中途半端な雨が降り続く、もう少し強いと停滞だが決
心するほどではない、しかも予報では内陸の長野方面の降水確率は低い、思い切って出発
することにして松本のBHに電話するが満室、幸先が悪い。少し強くなった雨の中を出発、
R418はやはり交通量皆無、強くは無いが降り続く雨で路面は濡れている、ヘアピンや小
カーブの勾配を慎重に上る、かなり効率の悪い走りだが安全第一に徹する、尾並坂峠を
越えると小カーブとヘアピンで急勾配を下る、何度も走ったコースだが念入りの慎重で
下る。塩後の集落に下ると雨はほとんど降っていない、小集落を幾つも通過して美山に
到ると美山大橋が通行止め、迂回路の案内に従い右折して川を渡りk200に乗る、何台かの
車とすれ違うと再び案内に従い左折して川を渡り佐野の集落に到る。ここからのR418は
初めてのコース、少し進むとR256と交差して交通量が多くなる、コースは広くなり穏やか
なカーブを描いてフラットを走る、長良川を渡り関市街に入ると車の流れに乗り進む、市
街で案内に従いR248で東に向かう、市街地を走り抜け坂祝町を通過すると美濃太田市街地
に入り新太田橋手前からR41に乗り換え北上。交通量は多いがほとんど地元車、川辺町に
入り飛騨川右岸を北上、交通量は少なくなり独走することも多くなる、この付近では路面
は乾いている。七宋町に入ると薄日が差している、道の駅七宋を通過するとコースは左岸
に移る、左手は飛騨川が断崖に挟まれた飛水峡の渓谷が続く、飛水峡を通過した頃から後
続車が増えて来る、ほとんどが他府県№、朝に出発した行楽客が追いついて来たようだ。
車の流れに乗り狭い谷間の快走路をしばらく走ると白川口の信号、右折してすぐに小さな
トンネルを抜けると白川町の中心市街を進むと再び右折、河岐トンネルを通過して赤川に
沿ってk68を行く。少し走ると三川の集落で案内に従いk70に乗り換える、広く走り易い
コースだが茶畑の広がる小集落を通過すると1.5車線になり黒川に沿って小カーブの連続
で走る。見通しの悪い小カーブで対向車も来るため慎重に進む、雨が降っておればかなり
走り辛いコース、しばらく川沿いを行くと小さな盆地に広がる農地に出る、黒川の集落で
k70は2車線に戻り茶畑と稲田の中を行く、大きな集落で周辺にも人家が点在する。中新
田の小集落で再び1.5車線になり勾配が厳しくなる、小カーブの繰り返しで上る急勾配の
狭いコースは対向車は来ないが思うように走れない、ローギアを頻繁に使い喘ぎ上る。峠
の手前でガス欠、予備に切り替えて切越峠を越えて中津川市に入る、下りも厳しい勾配、
ヘアピンと小カーブで下る、路面が濡れている時は絶対に走りたくないコース。こちら側
は稲刈りがまだで黄金の棚田が美しい、斜面に点在する新田の小集落を小カーブを描いて
下る、この斜面中腹の小集落には商店は見当たらないが造り酒屋が有る、見晴らしは良く
天気の良い日に再度訪れたい魅力を感じる。

k70新田付近


 棚田を下ると2車線のコースとなる、しかし1.5車線の部分が多く油断は出来ない、川
沿いにしばらく下り付知川を渡ると下野の集落、川には多くの鮎師が立つ、1.5車線で集落
を抜けると2車線で急勾配の登り、小カーブを数度繰り返すとR257出合の信号、給油の
ため右折して福岡に向かい南下するとすぐにGSが在る。給油して宿泊施設を尋ねる、親切
に対応してくれて下野には宿泊施設は無いと検索してくれる、紹介してくれた苗木温泉は
満室、キャンプ場のバンガローをと福岡のキャンプ場を教示してくれる。教わったキャン
プ場はやはり予約で満杯、あきらめて下野に戻りR256に乗り東進。下野からは1.5車線の
急勾配と小カーブで小集落を進み康申堂の前を上ると高原状の農地が広がる、国道は2車
線の改良済み道路となる、農地を快走して糀ノ花湖沿いを走る、対岸にキャンプ場が在る
が利便性が良くなさそうでパス、すぐに下りとなり坂下への林道の案内、2車線のコース
をカーブの連続で下ると坂下、木曽川傍の道の駅坂下で休憩。道の駅の案内所にスタッフ
が居ないため市街地を廻るが宿舎は見つからない、GSで尋ねると坂下市街に宿舎は無い、
南木曽なら民宿が有るとのこと。R19に乗り北上、交通量は結構有り大型車やライダーも
かなり走るが大半は他県№、南木曽に到り国道から市街地に入り宿舎を探すが見つから
ない、郵便配達員に尋ねても分からない。あきらめて再びR19を北上、木曽川左岸を行く
快走路だが空模様が怪しくなりシールドが濡れだす、時間はまだ早いが夕暮れのような空
気が漂う、須原・寝覚の床と通過して 駄目もとで上松市街に左折して向かう、すぐに見つ
けた民宿の看板にTELすると営業していないとの返事、無人の市街に入り最初に在る左手
の旅館を訪ねる、玄関で声をかけても応答は無い。更に進むとすぐ右手に旅館田政が在り
投宿、駅がすぐ傍で由緒ありそうな旅館、明日は赤沢自然林で森林浴のイベントが有る
ようで、今日は宿泊者が多いとのこと、強い雨に出会う前に投宿出来たのは幸運、塩尻か
松本郊外で宿泊出来ればと思っていたのだが。同年輩のハイカーグループで賑わっている、
食事で一緒になったのは三重の街道歩きの男性で72歳、明日は鳥居峠を越えるとのこと、
連休のため下諏訪で宿が取れず和田峠を越えるのに苦労しているとのこと。

 10/09 8:25出発、雨。
 夜半より強い雨音が聞こえる、予報では10時頃には上がるようだ、8時過ぎから出発準
備して完全雨装備で出発、気温は15℃。上松市街を出てR19に乗ると雨は小降りとなる、
もう30分遅く出発していれば雨具は上着だけでよかったかも、R19の交通量は朝から多い、
ほとんどが他県№。木曽川に沿った穏やかでフラットかと思われるコース、福島を通過
すると雨は上がり雲は高くなる、快調に走り宮の越・藪原と通過して鳥居峠をトンネルで
越えると緩やかに下る。雨は完全に上がり薄日まで差す、奈良井を通過して平沢の集落を
過ぎた道の駅楢川で休憩、昨日街道歩き人と話したので注意して歩道を見ると結構歩いて
いる、出発してから老若男女数人見かける。雨具を脱いで身軽になりR19を快走、贄川・
日出塩と通過して本山宿を過ぎると2kmほどで分岐点、牧野の信号でk304に乗り換え洗
馬の集落に入るとk293に乗り少し走ると朝日・山形の案内に従い左折。またコースを間
違った、k293を北上して道の駅今井の北からk25に乗るはずだったが、つい弾みで左折
してしまった、k292に乗り朝日村に向かい新田の信号でk298に乗り北上。少し進むと農
道に乗り換え西進しk291に出合うと右折、少し北上してやっとk25に乗ることが出来た、
完全に迷走している。道なりにk25を進み波田の市街を抜け松電の線路とR158を渡り北
上、梓川橋を渡るとk278と合流して右折、集落内を進むと左折して急勾配を上る、野菜畑
の中を走ると日本アルプスサラダ街道の案内に従い右折、地元車の半数も右折する。赤い
実がたわわに付いたリンゴ畑の直線路を走る、k25を道なりに走るよりは若干のショート
カット、サラダ街道の案内を頼りに進むと三郷で再びk25に乗る、交通量は結構有り地元
№に混じり他県№も多い。穂高・大町のペンション地帯は行楽客の車両で溢れている、木
崎湖・青木湖と行楽客の流れに乗りR148を北上、佐野の峠から眺める北安曇野は雲が垂れ
込め寒々とした風景が広がり北風が吹く、道端の気温表示は15℃でかなり厳しい。飯森の
知人を訪ねた後白馬の民宿に予約、GSでバイク屋を尋ねて訪れるが日曜日で休業、大町に
引き返しここもGSで尋ねて2軒のバイク屋を訪れるがやはり休業日、あきらめて白馬に
戻り民宿「やまきち」に投宿して寛ぐ。

 10/10 7:40出発、曇。
 今日は全国的に好天の予報だが白馬は曇天、二股まで走り山を眺めるつもりだったが断
念して出発。R406に乗り白沢峠に向かう、曇天で気温は低く風が冷たい、通勤時間帯だが
休日で交通量はほとんど無い、峰方を通過してかなり厳しい勾配を上る、ヘアピンと小
カーブを連続して走るがこのコースは最近メンテナンスが行われていないようで荒れた印
象。途中で1台のワンボックスとすれ違い白沢峠に到る、軽自動車が一台停車しており老
夫婦が景色を眺めている、峠からの後立山連峰は白い雲に包まれ残念。トンネルを抜けて
峠を越えると小カーブの連続で川沿いに下る、センターラインの無いやや荒れたコースを
北上、西京から裾花川に沿って適度のカーブ描き小集落を繋いで走ると鬼無里に到る。k36
に乗り換えて小さな山里を繋ぎ北上、1.5車線をしばらく進むと勾配はきつくなり小カーブ
の連続するコースをローギアで喘ぎ上る、オーバーヒート寸前で1,050mの大望峠に辿り
着く。峠から急勾配を下り上楠川の集落に到る、今日のk36は珍しく何台もの車やバイク
に出会う、上楠川から再びきつい勾配を上ると戸隠宝光社、k76に乗り換え中社に向かう。
交通量は少ないが観光客が散策を始めているので慎重に走る、7~8%の勾配でみやげ物店の
間を進むと10%を超える勾配になる、我々にとっては毎度戸隠最大の難所、ローギアで
這うようにして辿り着いた所が戸隠中社前。上りの途中で交通規制の案内が気になって
いた、中社前で停車して確認、10月の土日祝は中社から奥社入口までの間は一般車両通行
止で時間は9:00~16:30の案内、引き返さねばならないのか、長野を迂回では辛い、戸隠に
入って交通量が少なく不思議だったがこの規制のためだったのだと納得。念のため時計を
見ると9:00まであと5分有る、慌てて出発、森林植物園入口前が東側の規制点、駐車場に
は既にかなりの車が停まっている。シラカバやカラマツなどの林間コースを進みキャンプ
場や牧場前を通過すると快走路を黒姫に向かって下る。左手に見えるはずの黒姫山は雲の
中、黒姫市街地を通り抜け野尻湖畔に到る、反時計廻りに湖畔道に走る、休日で散策する
家族連れなどが多く慎重に走る、湖畔道は湖の出入りに沿ったカーブやアップダウンが
続き距離は長くなる。少し広い道路と出合い左折して湖畔沿いを少し進むとk96の道路標
示、反対方向に走ってしまった、このまま進むと斑尾高原を越えて行かねばならない、長
野の県道はどこも道路標示が少ない、交差点で案内していないので本当に走り辛い。先
ほどの交差点に引き返し2車線となったk96を行きかなりの勾配で丘陵から下る、田園地
帯に下ると2車線の立派な道路と出合う、案内に従い左折してk96で東進、k360を走って
来ておれば距離も時間も半分で済んだかも。田園地帯の農村を幾つも通過して緩い勾配を
進む、1.5車線になり山間に入ると小さな峠を越えて飯山市に入る、7~9%の勾配を
小カーブの連続で下り涌井の集落からk96は2車線の路面状況良好なコースとなる、谷筋
の緩急の勾配を下ると対向車が結構やって来て斑尾方面に向かう、しばらく谷間を下ると
上信越道を潜った所でR117バイパスに乗り換え北上。バイパスに乗り進むと蓮の北方で
R292と合流して更に北上、飯山市街南端でR117は右にカーブして市街の東を流れる千曲
川に沿って北上するが、R117と別れると直進して飯山市街に入る。飯山市街は交通量が
少なく人の気配も薄い、商店も閉まっている方が多いようだ、静かな市街を通過して北飯
山で再びR117に乗り千曲川左岸を行く。交通量はかなり多く他県№の車やライダー
グループが行き交う、走り易い国道を快走して十日町に到る、郊外のバイク屋「ろーど
まん」で後輪タイヤとオイルを交換して駅前のBHニュー十日町に投宿。駅近くの
スーパーで食料を購入して寛ぐ。

十日町駅