9/02 7:20出発、晴。
久し振りの好天、しかもテントは内外共に結露が無く撤収が楽だ。チャリダ―に続いて出
発、毎度のことだがキャンプ場から海岸ヘの下りは素晴らしい眺め、まるで今日の走行を祝
福する瑞兆のようだ。
青少年旅行村から日本海へ
気分爽快にR229に乗る、日曜日の朝で交通量は少ない、もっとも何時も少ないが、快走
して厚沢部でR227に乗り継ぐ、江差に続く海岸線が今日も美しい。R227は交通量が多く
流れに乗って進む、江差でR228に乗り継ぐ、市街を通過すると交通量は少なくなる、日曜
日で大型車が走らないのは救われる。上ノ国を通過、ガスをチェックするが余裕充分、今日
は通過途中の小集落には立ち寄らず丘陵上のR228を走る。海の青さが美しく何ヶ所かで撮
影する、行楽者や地元の乗用車に時々出会いながら快走して道の駅松前で休憩。
扇石港
石崎
小砂子
小砂子
小砂子
松前から津軽海峡を右に見て走る、海峡には靄が広がり青森は不鮮明、大型車は皆無だが
地元車で交通量は結構多い、どの車も少し速度を落としていると思っていると少し先の対向
車線でネズミ捕り。福島を通過して内陸を走り知内で給油、交通量は増加してどの車も
かなり速度を出しているが大型車はやはり皆無。木古内を通過すると交通量は何時ものよう
に増える、大型車は皆無だが猛スピードの乗用車に追い越されるのも不気味。今日は
トラピストをパスして函館に急ぐ、当別を通過すると函館の街並みや函館山が美しく何度も
停車して撮影、富川付近では海上越しに駒ヶ岳も鮮明に見える。
当別より
茂辺地より
富川より
上磯を通過すると市街地になり信号が多く走り辛い、ガマンの走行で七重浜FTに到り
明朝のフェリーを予約。FTからR227に乗り北上、d96からR5に乗り大沼に向かいd338
に乗り換えると小沼沿いを走る、駒ヶ岳が美しいが交通量が多く停車できない。
大沼
大沼
大沼駅前のコンビニで食料を調達して東大沼キャンプ場に、キャンプ場はかなり混んで
いる、午後にはほとんど退散していると思ったが甘かった、夕方には半数になったがそれ
でも何時もより多い。
9/03 6:45出発、曇。
5:00起床、かなり暗いが出発準備を始める、早立ちなので熱い緑茶とバターロールで朝食
を済ませ出発。駒ヶ岳の上部には薄い雲が掛かるが好天、大沼駅前から小沼を経てR5に
乗る、朝早いが交通量は多い、信号が好都合でトンネルは独走で抜けd96への右折も運良く
車列の切れ間を捉えてスムーズに乗る。d96からR227に乗り継ぎ快走、出勤を急ぐ車は
かなりの速度、信号無視も有り油断出来ない。R5に乗った頃から急激に雲が広がり今にも
雨が降りそうな雲が垂れ込める、函館方面は明るいが西の空は真っ暗、大沼の空が信じられ
ない、予報では午後まで持つはずなのに七飯町の中心ではシールドにピリピリと水滴が着く。
流れに乗り七重浜FTに到着、雨具をサイドバックから取り出し後部のネットに挟みターミ
ナルビルに入る。
津軽海峡フェリー
8:00出札開始、乗船手続き。8:20待機場所に移動。8:55乗船。バイクは最初に乗船、
スタンダードの何時もの場所を確保、充電もWi-FiもOK。乗客は1室30名ぐらいでほぼ
満室、車は50台、バイク10台、チャリ1台。徳島の大学3年男性と話す、自転車部に所
属していて20日間で日本縦断とか、一日200kmの走行、夜明けと共に走り出し暗くなると
寝る場所を探す、走って寝るだけのチャレンジ走行だって。予定通り出航して津軽海峡に
出ると晴天、しかし視界は悪い。11:05過ぎに下船、すぐR279に乗り大畑に向かう、交通
量は意外に多い。左手の北海道は雲の中、かなり強い向かい風が吹き続きフルスロットルで
走る、バランスを崩さないようにするので精一杯、脇見も出来ない。風間浦附近で雲が垂れ
込め今にも雨が降り出しそう、何とか薬研まで持ってほしいと懸命に走る。厳しいアップ
ダウンと強風に悩まされながら走り大畑に到る、スーパーマエダで食料を調達し給油を済ま
せるとk4に乗り薬研に向かう。キャンプ場に到ると管理棟前にスーパーカブが無い、管理
人が変わったのかと思うと窓から見慣れた顔が覗く、寄る年波に逆らえず車に乗り換えた
そうだ。ここで台風を遣り過ごすつもりだが取り敢えず二泊の手続き、台風に備え管理棟に
泊めてもらう。15:00過ぎに河童の湯に出掛けた後、寛ぐ。18:30頃から雨が降り出す、
やはり避難していて正解。
9/04 雨天停滞。
昨夕から雨は降り続く、気温は蒸し暑い、テントだとかなり辛いと思う。昼前に買い出し
に向かう、霧雨状態でシールドは内外共に曇り視界が悪い、路面状況は悪くしかも濡れて
いるので慎重に下る、コースの見通しは悪く地元車が来るので無理は禁物。スーパーマエダ
で食料を調達して往路を戻る、気温は22℃。