今日は撮影日和

Raicho9の贈る、鉄道&ノラ猫のフォトページです。

琴塚~野一色

2010-12-20 21:44:36 | 廃線探訪
かなり間が開いてしまいましたが、ようやく時間が作れましたので、琴塚駅を出たいと思います



不自然に盛られた土とバラスト、建てられた示標が廃線跡を物語っています



琴塚駅端から日野橋方面を望む

今回は琴塚駅から一つ新岐阜寄りの野一色駅へと向かいます



それにしても、ホームへと繋がる階段も残っていて



風除けも完璧で、ここだけ見るとまだまだ現役路線と錯覚

それにしても、結構な割合で割られる運命にある廃止駅の窓ガラスもしっかり残っているのは珍しいですね



奥に見えるのが先ほどの琴塚駅です



ここは線路が残っています

凍結防止で、路面区間は完全に撤去されたものの、踏切跡はご覧の通り

やっぱりまだ現役か、廃線直後の風体



しかし、こう撮ってみると物悲しさに襲われます



さらに進むとここに出ます

特徴的なところなんですが、どこだかわかりますか?



そう、白山神社です

境内をぶった切るがごとく、美濃町線は赤い鳥居と石の鳥居の間をコトコトと走っていました



不自然に空いた空間

こんな狭いところを走っていたんですね



そして同じ場所から新岐阜方を見ると、交換設備らしき跡



ここ、なにがありましたっけ・・・駅ではないので、分岐器と信号機?

それにしても、目に付くのはかなり積み上げられたブロック

いつからあるのか知りませんけどこれ、倒れないんでしょうか? 汗



ベンチ・灰皿・上屋、ここもまた、なにもかも残っている野一色駅跡

静かに余生を過ごしているというが相応しいような感じです



このように柵が作られているにしろ、琴塚駅に負けず劣らず、こんな完全な状態で残っているのを知って嬉しくなりました



線路さえあれば、ホントに錯覚しそうです

これにて野一色駅まで来たということで、次回はまた、北一色電停~競輪場前の直角カーブまで進みます

それでは、また

2010.12.06/名鉄旧美濃町線跡

運転日注意

2010-12-08 23:32:38 | 鉄道
ちょっとした時間を見つけてはカメラ片手にあちこちという最近

今日は気になる矢橋ホキの5783レを押さえに、揖斐川橋梁東へ



着いたのはまもなく14時という頃

川風寒い河原の土手で、黙々と313系を撮り続ける



いい加減飽きてきた頃、ふと、本当に313系”しか”来ないことに疑問を抱く

・・・納得、昼間は快速系統しか岐阜以西に来ないんだ

たまにはGやCや、E編成の回送が走ってきたって罰は当たらないのに

午後ともなれば下る貨物も少なく、意外とつまらないことが判明

吹きすさぶ風の中、およそ15分ヘッドでやってくる313系をひたすら撮る


赤坂15:19

このダイヤを信じ、5783レが揖斐川を通過すると思しき15:10を回る

遅れているのか?

貨物時刻表を基に作ったメモ帳にはただ一言、「日曜」と書かれている

つまり日曜運休の意

ウィークディもさなかの今日は水曜、まさか

それにしても、待てど暮らせど来ないまま15:30になろうというところでフリータイムのリミットとなってしまった




後ろ髪を引かれる思いで、最後に橋梁を撮る

帰宅ののち、運用を調べるサイトを見て呆然


5783レは毎週日曜日も走っている代わりに水・土曜日の運転実績がない・・・

いつかの千種のロクヨンよろしく、また、運転日にしてやられた半日となった


そしてさらに、遅1053レで66-27が下っていったと知り、もう何とも筆舌しがたい心境に

2010.12.08/東海道本線 穂積~大垣

※次回は前回の続きを野一色まで進めます

美濃町線跡 日野橋~琴塚

2010-12-06 22:52:58 | 廃線探訪
系列の岐バスに負け、岐阜市からもいじめられ、ついに平成17年に廃止へと追い込まれた美濃町線 なんて勝手に思っている名鉄旧美濃町線

なんかのイベントの邪魔だからってことで、市が、関から先の美濃町までを廃止に追い込んだ経緯もあったりなかったり

だいたい、路面電車が見直された時代、2000年代に入ったところで廃止になるというのも疑問符の浮かぶ話です

確かに電車のせいで渋滞は酷かった(対面通行のど真ん中に軌道敷があった)し、なにより道路が狭かった、これに尽きます

狭いゆえに軌道敷内通行認可はやむを得ず、道路上にある緑色に塗られただけの電停上を平然と通過する車がいて、電車待ちは命がけだなんて、ここまで言うのは冗談ですが、いささか怖いものがありました

豊橋市内線はその点、道路も広く、立派な電停が用意されていますよね

共存する道を見出せなかったのはいかがなものかと思ったりもしますが、終わった話ですので


ところで、そんな名鉄美濃町線の廃線跡ってどうなってんだろう?

こんな疑問が浮かびまして、市ノ坪や競輪場前辺りの状況は知っていましたが、その先は平成17年春の記憶のまま・・・気付けば足は廃線跡へ向かっていました



探訪は、某シュミレーションゲームでもおなじみの日野橋からスタートです

というのも実は、新岐阜駅側の市ノ坪から探訪をはじめたんですが、勘違いしていて、県道92号~国道156号沿いに東へ行かなければならないところ、県道205号に沿って、気付けば岐阜市を離れて各務原市に入っていました(^^;

そこから三峰山を越えて岩田坂駅跡へ出るか、山を避けて日野橋駅へ出るかとなったものの、尾崎団地のあまりの坂道に前者を断念、一路日野橋へと向かったという経緯のもとです


ただでさえ長い前置きに次いで、どうでもいい迷った話は置いておいて、日野橋駅



日野橋駅といえば、この歩道橋(かつては跨線橋と呼んだのかな?)が目印ですよね

日野橋止めもあってそれなりににぎわう、交換設備を持つ駅でした

現在はご覧の通り、岐バスの日野橋停留所としてその敷地が活用されています



れっきとした鉄道橋

ツタに覆われ、橋梁名・年月日を明記したプレートも剥がされ、静かな余生を送っています

なお、現在もまだ整備中で、一応立ち入り規制っぽいことがされていますが、柵の隙間も開いていて、普通に立ち入ることができます

責任は負えませんが

地面の緑色のマットの下はバラストのままなのか、足場が悪いので気をつけましょう



新岐阜側は固く閉ざされています

歩道は、写真右の細いところしかないので、自転車の行き違いもままならない

廃線から5年半強、復活させるならまだしも、そんな見込みもないので早く整備して欲しいですね



そのもう少し新岐阜寄りは、きちんと整備されています

まだ真新しさの残るコンクリート道ですが、ここでもやっぱり車道と歩道との段差が大きいんですよね

路側帯側ではなくて、この写真でいう中央のアレですよ

岐阜市に思うことです



突如現れる勾配標識

どこの廃線跡にも残されている気がしますが、木製ゆえ、撤去の義務は甘いんでしょうか?

ちなみに、速度制限標識や停止位置目標などの金属板の姿はどこにもありません



バラストの残る、あからさまな廃線跡

新関方面を望むこの曲線、見覚えありますか?



そうです、新岐阜から数えて7つ目の琴塚駅です

そっくりそのまま、ホーム屋根からミラーまで残っていることにびっくりしました



遺され、役に立つことなく風雨にさらされ続けるホームミラー

健気な奴です

琴塚駅、意外にきれいなままのホームたちでした


こんな感じで、次回は野一色駅まで進んで行きたいと思います

それでは


写真はすべて
2010.12.06/名鉄旧美濃町線跡

7019×7035

2010-12-05 01:17:32 | PanoramaCar


日常だったもの

パノラマカーはもちろん引退して久しいですが、この東岡崎駅も、エレベーター設置工事で日々、変わりつつあります

上に覆い被さるように通路が作られています

幼き頃、三柿野、森上やらDX特急(8800系が別料金なんて知らなかった)やら、どこか知らない行き先や種別がチラッと見えたりして、なかなか興味深かった、そんなソラリーも現在、すごい勢いで名鉄から消えています

むしろ、残っている駅は数えるばかりなのでは・・・?

そんなわけで、いずれこの駅からも消えるものと思われます


なぜ突然にこんなことを書いているかって?

同様の工事が行われている国府宮駅のホームに、かつての面影はありません

それを見た途端、いつの日か気付けばなくなっている、その怖さに気付いたのです

もう少しばかり手遅れながらも、東岡崎駅、細かく記録できたらいいなって思ったり

2008.03.24/東岡崎駅 7019F/7035F

※リンク一件追加しました
きままな写真 http://blog.goo.ne.jp/takao337

ヘンなもの2点

2010-12-03 23:09:10 | その他
ふとした日常で見つけたヘンなもの



今年8月11日付の記事にもあった、百円弁当うその看板

なんぞやという話でしたが、少し前(10月中旬くらい?)から、表記が新たになっています 笑




百円弁当タダになる・・・あー、百円ってのは嘘で、実は無料って意味だったんでしょうか 汗

それにしても、何を伝えたいのかは、まったくよくわからないまま

インパクト大なのも変わらず、今日も名鉄の車窓を飾っています


もひとつがこれ



一見、普通の歩行者用トンネル

しかし、周りの柵になにか違和感・・・

いや、柵はご存知、名鉄の青い柵は上の写真にもあるように、大人の背丈で言ってせいぜい腰辺りまでのもの

改めて見るとその柵の高さはトンネルの半分以上

トンネルが異常に低く、腰を曲げに曲げてやっとこさといった高さでした

まったく、頭上注意もいいとこです


1枚目=2010.08.11/名鉄本線西枇杷島~二ツ杁間 再掲
2枚目=2010.11.28/同上
3枚目=2010.08.11/名鉄本線黒田~木曽川堤間

今日のネタ

2010-12-01 21:16:50 | 鉄道
11月は14日の東武甲種やらラッセルやら、最近はネタものばっかり追いかけてる気がしなくもないですが、今回もまた桜通線の甲種

そして珍しく新鮮な写真、撮れたてですよ(笑)



出先の岐阜からかなり急いで東へ戻って、やっと間に合って1枚

なんか消化不良・・・

大高で撮るほうが悪いんですけどね



そして熱田で赤ホキを率いる66-27

年末まで生き延びてくれたら嬉しいんですが、無理かなぁ


露出を誤ったのは、久し振りの冬の日差しだったからと言い訳をしてみたり

それにしても、66-27を撮るといつもかっちり決まらないのは、腕が悪いのか相性が悪いのか(^^;

2010.12.01
1枚目=東海道本線 大高駅
2枚目=東海道本線 熱田駅