さよなら、さよなら

コンスタントに更新されてたと思えば一週間の空白という



最後に残った３編成は仲良く豊明へ行ったようで


最終日は行けなかった、惜別方向板になってからも数回しか行けず、ラストのイベントも軒並み用事で詰まってるし・・・

でも、ま、いっか

会者定離とはよく言ったもので、いつかはさよならがあるわけ

なにより海線の気になるところにも撮りに行き

しかも日常の姿の7700は飽きるほど（言葉の綾ですよ）乗ったしなぁ

そう考えると、いろいろとよくお世話になった形式でした

お疲れさま、もうあと数回の運行も事故のないようにと祈るばかり

2010.02.10/三河線重原～知立 7711+7715

灰世界

灰色の世界にやってきた雷鳥

編成に沿って弧を描く照明と点字ブロック

灯りが点る出発反応灯（標識？）

お客を降ろし終え、戸閉めを行う二人の車掌

いつの間にか高架となった福井駅

光を通す屋根がオシャレで、地平に比べて味気なく灰色の新駅も撮りようでは、なかなか悪くないと思った一枚


2007.12.15/北陸本線福井駅 A05

長閑

賀茂川と高野川とがぶつかり、その先は鴨川となるこの出町柳の賀茂大橋中州地点

そんな川はあえてフレームアウトして空を一枚

聳え立つ霊山・比叡の山を眺めながら、このあとどうしよっかなァ　なんて旅先で考える贅沢

吸い込まれそうな空　吸い込まれた雲



2009.12.02/京都府　賀茂大橋

***2010.02.20 00:05 一部訂正***

福井の名車

福井鉄道モハ201-1のマスコン

よくお手入れされているのか、とってもいいフォルム
この車、昭和35年=1960年の日車製ということは、名古屋の名車パノラマカーの一年先輩ということですね



ついでにこいつは昭和37年に作られた編成なので、ちょうどパノラマカーが登場した頃に福井のエースだったわけで

ということは、パノラマカーの名鉄を去った路面電車たちは、福井へ転属後もやっぱり素晴らしい先輩たちと共に働いているというわけですね

そして彼ら転属車たちもまた、地元に愛されるべく頑張って欲しいものです

2010.01.04/福井鉄道

毒

信号機の灯火の反射を味方につけ、その光を自在に操れるようになったらとってもいいだろうなぁ・・・そう思った一枚

しかし、雷鳥の毒はあとで効くのよ　なんて言わんばかりにじわじわと、また雷鳥が撮りたくなってきた今日この頃

また475系のセンスのなさ過ぎる真っ青な新塗色がなるべく増えないことを、また521系がついに加賀の国まで入るようになること等々、北陸にやきもきしてる今日この頃


2006.12.24/北陸本線敦賀～新疋田 A3

見守られて

撮影時、左のケーブルに気付かなかったのを悔やんでる今です



大勢のファンに見送られて、名古屋を後に

カウントダウン近づき、東海道定期一往復体制となってますます格別さを増した孤高のスターは、今日もひた走る


2010.02.13/名古屋駅 6A=W8

温もり

雪に埋もれた雷鳥撮影の帰り、例によって塩津で乗り継ぐ羽目に



誰が作ったか、雪深き塩津の駅の端にはユキダルマ

こどもが一生懸命作ってくれたのかな

それとも、お茶目な大人が作ったのかな

ちょこっと傾いた愛らしさ

寒さを凌ごうと端まで歩いて来たらこの出会い

もしかしたら、翌日にはもうなかったかもしれない

美しきは儚きかな、そう思ったときでした


2010.01.15/北陸本線近江塩津駅

表情

今日はひとつ、朗報が届いたのでお天気とは裏腹に、気分は晴れ晴れとしています



今朝、それを知る前に会った7700系の表情がいつもより豊かだったのは、もしかしたら彼は既にその知らせを知っていたからなのかもしれない



2010.02.09/名鉄三河線知立駅 7715F+7711F

日常こそ宝物

好きなだけ撮れて、記録として山のように残せるのはデジカメの強み



右端で架線柱に隠されながらも、圧倒的な存在感なのは風体からして7033Fかな

そして1600系にデキと、みんなで仲良くお昼寝・・・

いや、33Fと思しきヤツはパン上げしてるから出掛ける気満々か

ところで、デキ400の相方がデキ600になって久しい今日

400の片割れはどこ行っちゃったのか

2007.11.04/名鉄豊明検車場*Nikon D50

パノラマ・インテリア

7700系、その内装ももちろん、パノラマカーの流れを汲む



いい感じにくたびれかけて何とも言えないクロスシートが並ぶ



そして、たまにソファ

この肘掛けの立派さに、誰もが一度は感動したのでは



正に金属製の網棚

イスを取っ払って立席の空間を作り出し、新たに設けられたと思しき持ち手



間から失礼して

お客さんがいないというのも寂しいけれど、それを逆手に、いろいろ撮ってみる



平戸橋での交換

来たのは6000系中期車

来ないって分かってはいたけれど、心のどこかでSRsが来ないかと期待していた



大きな大きなイス

申し訳程度のヘッドレストとは違う、れっきとした、独立したヘッドレスト

ビニールカバーではあるものの、やはり風格は堂々たるもの

そしてこの色合いは何度も見てると、段々と味わいが出てくる



丸くやさしい造形

この肘掛けの内側下部分、座面と同レベルのところも茶色に塗られている

7000系には、色パターンは様々あった、緑や薄い青など

ふと思い出し、改めて見てみたら7700系は茶色だった

マスク同様、渋くていいじゃない、似合ってるよ

また行けたら、会えたらいいな、7700系

2010.02.01/名鉄三河線 7716車内