今日は撮影日和

Raicho9の贈る、鉄道&ノラ猫のフォトページです。

VIVO・ビーボがいた

2018-05-17 23:47:30 | 自販機
色んな意味で有名なVIVO・ビーボ。

最近は昭和を求めて、信号機と自販機、40高中、廃校舎を探し、巡りの日々です。

それにしても、何度か通ったことのある道ながら、今まで気づいていませんでした。




ブルーシートで覆われていた期間が長いためか、幸いにもアクリル板から塗装から、比較的美しい状態です。

早速近寄って拝見。



現代の自販機では、ただの筒にラッピングされた見本ですが、実物の缶が入っているので、時間とともにこうなります。

なぜかラムちゃんだけキレイ。

最近になって、ここまで剥がれたのかな。






アイドルです。フレッシュな。



その左3種。

MILD-COFFEE/COFFEE/APPLE

もちろん、缶から取れて離れるプルタブ。

なんだか割と最近の記憶で、このプルタブを見たのはどこだったかなと思ったら、京成東成田駅ホームのベンチで見かけました。



ベンチの隙間で発見。

一体いつから放置されているのか、掃除は・・・いや、貴重な物を現代まで遺してくれているということに感謝。



つめたーい のプレートもまた、なんだか愛おしい感じ。



そして外せないのがルーレット。

なにやらウォルト・ディズニーの世界で人気の某ネズミの手に酷似した手だけ見えていますけど。

ピエロやパントマイマーといった人間の手なら5本指ですけど、これ4本ですし・・・


今でも当たり付き自販機はありますが、その機能は金額表示の4桁数字が表されるだけのものが主流です。

ただ、かつてはその種類は無限に近いほどありました。もちろんVIVOの自販機に限らず、いろいろありました。

無数のランプで表すレースのようなものやら、野球盤のようなものやら・・・

むしろそっちの方にスペースを大きく割いていて、子供心をくすぐられました。

ずいぶん前の記事で、飛鳥の自販機2種を取り上げた時にも書いたように、パラコート云々のせい?おかげ?で、

この時代の自販機で買った記憶は皆無ですけどね。だからこその憧れもあると思いますが。

ちなみに、いまだかつて自販機で当たりを出したことはありません。



最後に細部。

500円硬貨が登場したのは昭和57年なので、当然対応していません。

このあたりから察するに、昭和50年頃から鎮座しているのでしょうか。



懐かしいボタンの形状。

最近の自販機もまた、ボタンが大きくなっている傾向にありますが、平成初期頃の自販機のボタンって、横に細長いボタンが主流でしたよね。

お値段は100円です。


ラムちゃんの横、レモンスカッシュが覗くブルーシートを引き剥がしたい衝動に駆られますが、そのまま破れそうなので抑えました。
 
昭和から、もうすぐ平成も終わるこの時代。

役目を終えたものに対して適当な言葉ではありませんが、いつまでも昭和の遺された風景の一部として、元気でいてほしいと願うばかり。

2018.04.22/愛知県 岡崎市某所

2015.09.21/千葉県 京成東成田駅