今日は撮影日和

Raicho9の贈る、鉄道&ノラ猫のフォトページです。

EC419×DC52

2010-06-20 21:47:34 | 鉄道


左、キハ52-156は1966年に七尾に新製配置、以後北陸を走り抜いた最後のキハ52型

右、419系の大元である581系(サハネ581-45=クハ418-7)は1970年、南福岡に配置された後、ゴーマルサンのダイヤ改正・・・そう、新幹線の博多延伸に伴って向日町へ移動し、福井へ転属、現在に至るという忙しい車歴の持ち主


この春、運用から外れた前者

まだ残った419系

けれども、リミットは確実に近づいている・・・最後までがんばれ、419系


2010.03.03/北陸本線糸魚川駅

彦根口

2010-06-12 23:37:50 | 近江鉄道
彦根・高宮と、近江鉄道の主要駅に挟まれた駅が、この彦根口駅



まずは外観

がっしりした造りと、背景の新しいマンションとの対比が時代を物語ります

また、この画像では見えませんが、一番上の瓦には”近”の文字が入ってます



駅の字に注目

いたずら・・・にしては変だから、やっぱり消し忘れでしょうか?

大雑把な手書き線が残っています



と、駅へ入る前に気になるこちらはモダンすぎるトイレ

おしゃれなんですが、機能性はゼロ・・・というのも、扉がないので全くの丸見え状態なんです 笑

駅舎とは時代が違う風体ですがやっぱり、建てられたのはかなり古いようですね



いろいろ調べたところで、駅舎もいつ建ったか定かではなく、明治・大正時代の駅舎も残っていることから、開業当時、明治31年の6月11日から活躍していると考えてもいいかと思われます

そうなると・・・昨日でちょうど112年!?(あくまで推測ですので悪しからず)

しかしこの手作り案内、スタフみたいですね

駅の開業日も書かれているのが、愛されてる駅って感じで素敵です

ちなみに1998年に、現・太郎坊宮前が太郎坊から改称、そして近年出来たフジテック前(2006)・ひこね芹川(2009)・河辺の森(2004)・スクリーン(2008)の各駅の記述がないことから、この案内も10年弱使われている様子

その割にはキレイというのも嬉しいですね



改札を抜けてホームへ



ベンチもあります

ちょっと座高が低い・・・いわゆる日本人の体型に合ったものです

しかし、床が微妙に舗装さてれいるほかはどこを見ても木造というのは落ち着くものです



ところで、八日市方面行きの入り口は簡素極まりないもの

見るからに後付けです

開業当時の駅や周りの様子はどんなだったんだろう、そんな疑問が頭をよぎりました

およそ10分の駆け足訪問でしたので、またの機会にゆっくりと訪れたいものです


2010.05.30/近江鉄道本線彦根口駅

パノラマSuper

2010-06-11 10:59:29 | 鉄道


改めて、前面の一番目立つところに電照式の愛称を持ってくるところに、名鉄のやる気を感じられる特急車



速さを感じるフォルムと塗装

そしてなにより”特別”な特別車

普段とは違う折り戸から乗り、数段の階段を上がれば展望席

鳴るか鳴らないか、乗るたびわくわくのミュージックホーン・・・また乗りたくなる車、それがパノラマSuperです


1枚目=2010.05.29/名鉄本線須ヶ口~丸ノ内 1115F
2枚目=2008.11.09/名鉄本線名電赤坂~御油 1111F

水口教会会堂

2010-06-10 14:16:19 | 建築


昭和4年に建てられたとは思えないモダンな外観

察するに、入り口がバリアフリ-の波を受けてか、新しくされているのがちょっぴり残念

おとぎの国に出てきそうなこの雰囲気、V.M.ヴォーリズの建築

平成13年には、国の登録有形文化財に指定されたそうです


2010.05.30/滋賀県甲賀市

近江鉄道旧本社

2010-06-06 10:44:10 | 近江鉄道
昭和24年に完成したと伝えられている、彦根市立東中学校の旧校舎




時は流れて昭和47年、中学校が移転

翌、昭和48年に近江鉄道本社がその建物に転入という形で落ち着き、2010年の今年で61年目を迎えたこの建物

ちなみに、昭和24年(1949年)といえば、国鉄三大ミステリーと言われた下山・三鷹・松川事件の起きた年


下山事件は常磐線(北千住~綾瀬間)を走っていたD51-651が、時の国鉄総裁である下山定則を轢いた(厳密には既に事切れていたようですが)もの

常磐線・・・D51-651・・・現在の常磐特急スーパーひたちは651系

うーん偶然の不思議 笑

松川事件というのは、C51-133が牽引していた東北本線(松川~金谷川間)の上り列車が、レールの犬釘が抜かれていたために脱線転覆したもの

要はSL時代、そう考えると途端に歴史を感じます

あ、三鷹事件は三鷹駅構内にて起きた、モハ63019ほか7両の暴走転覆事故と言われています


さて閑話休題、話を戻します



校舎というか、校舎群ですね

一番奥の白っぽいこの建物



およそ、体育館ではないかと思われます

その手前、もう入れないはずの敷地内にある自転車置き場に並ぶ幾台もの自転車が気になるところですが・・・?



それにしても、いつかのごとく木枠の窓

外観からしてもっと古いかと思っていましたが、昭和24年なんですよね、意外に新しいなと思ったところです



この雰囲気、やっぱりいいなぁ

地元の意見は、やはり残せるものなら・・・けれども市教育委員会は、歴史的価値はないと判断して解体の方向

寂しいけれども、解体後の土地の一部を小学校の運動場拡張に充てるならば、元は学校だったこの校舎も浮かばれるのかもしれません

しかし、本社移転前にぜひともお邪魔したかったという後悔でいっぱいです


というわけで、ひこね芹川駅から北へ徒歩1分のところにある近江鉄道旧本社社屋

まもなく、見納めとなりそうです

2010.05.30/滋賀県彦根市

2010-06-01 22:58:58 | 近江鉄道


休日朝、閑散とした・・・というか、人っ子一人いない車内には、爽やかな車窓と皐月の風に派手なジョイント音が響くばかり



日野駅を筆頭に、彦根口、桜川、鳥居本、新八日市に水口駅、極めつけは旧本社社屋(※)と、魅力的な駅舎が多く残っている(これでも減ったほう)近江鉄道。

ぜひともこれから時間を見つけて訪れたいです。

そんなわけで今後、記事が増えると思われるので、近江鉄道のカテゴリを追加しました


※ひこね芹川駅前にある旧本社社屋は今春、新社屋が建ち、その任を解かれて今後取り壊され整地されて、佐和山小学校のグランドになるものと思われます。

2010.05.30/近江鉄道 800系