3つに共通するキーワード
それは、連結器
わかった方は、かなり詳しいと思います
ぜひ、アライアンス式とシャロン式の形状の違いを教えてください
さて、近江鉄道車両近代化(間違っても動力近代化ではない)の影の功労者である220型
その生い立ちは、様々書かれている通り、近鉄彦根工場が現代にまで継承している技術をもってして作り上げた6両です
そんな中(まあ1両ずつ特徴があるんですが)、連結器は3タイプにわたっています
都合よく12個の柴田式を集められなかったのかなんなのか、221の両端と225の米原方、226の貴生川方には異種の連結器が装着されています
それも、現在日本でほかに実際に使用されている気がしない2タイプです
それが、テーマのアライアンス式連結器及びシャロン式連結器です
現在日本で一般的な柴田式連結器はアライアンス式を柴田氏が改良したもので、シャロン式はというと、坂田氏が改良した坂田式に進化したものの、広くは普及せず消えたものとなっています
ちなみに、いずれの3タイプも互換性があるので、連結という点では問題ありません
まずその標準型である近江鉄道の柴田式下作用並型自動連結器
よく覚えてください
下の解放てこのエンドが、車体側から伸びて連結器の真下にまで来ています
そして、225米原方のアライアンス式
先ほどと同じ目線で、解放てこを見てみると、連結器から真横に伸びて折れ、そのまま連結器の下へと向かっています
まあ、連結器のナックル側ではない方いわゆる頭部の穴の形状大きさ数も違いますが、これは柴田式の中でもいろいろあるようなので・・・なかなか奥が深い連結器
つぎは、221(シャロン式)と224(柴田式下作用並型自動連結器)の連結面と、奥には上に出ている222の柴田式がチラリ
見にくいですね、アップにしてみましょう
まず、てこの太さが違うように見受けられます
それから、ナックルの部分の傾斜が滑らかに見えます
また若干下向きになっているように見え、左の柴田式と比較すると長も違います
全体的にごついために長さが伸び、少し下を向いているのでしょうか・・・謎です
ちなみに右の221は旅客運用には入らず、ATS保安装置の取り付けや部品調達が困難になって捨てられた電気機関車たちの後継として使用されているため、ジャンパ管が増設されています
そのほか、新造したチキ(チ10形)には旧500形(505F)の台車(FS40)が利用されているため、輸送されるレールに優しい空気ばねのレール輸送車となっていたり、ある日、ミュージアムで展示されていたLE10が何の前触れもなく解体されたり、同じく展示品だったはずの500形の片割れが近江鉄道経営の幼稚園の遊びスペースとして供されたり(それ以前に、2本いた500形の506Fもある日行方不明に)、高宮車庫(車庫というかただの側線)で永眠しているものと思われていたホキが突然なくなったり・・・と、訪れるごとに在籍する車両が違う近江鉄道です
奇跡的に撮っていた、高宮のホキ(?)
あまり見かけない、スポーク車輪ですね
錆びに錆び、このまま朽ちると思いきや、この場所で解体された模様
やはりこんな状態では、彦根まで移動は困難だと判断したのでしょうか
これが消えたLE10
名鉄のキハ10と同じ富士重製の2軸LECar-Ⅱで、同系列最後の車両
閑散区間のエースにしようと勇んで導入したものの、不具合ばかりで結局お荷物になってしまった不運な車です
このキハの運賃箱が、たしか820形のどれかの編成に供されていた・・・気がします
2009年11月の彦根車庫全景
1枚目は彦根車庫の西側、手前の非冷房車2本は500形の501Fと506F
おそらく左が506Fかと
そして近江にありがちだった謎の黒い貨車群の奥にはクモハ419-420の姿が
この編成419-420は部品取り用として、改造されることなく永遠に彦根で過ごすのかと思いきや、取るものがなくなったのかなんなのか、やっぱり姿を消しました
2枚目は、同日の東側の写真
右の端には、モーターカーの奥にやっぱり貨車が
この貨車たちも整理され、現在この場所には前述の幼稚園に供された500形の片割れが鎮座しています
楽しい近江鉄道、1時間ヘッドでは沿線撮りをする気にならないのが欠点ですが、テキトーに車庫の写真を撮っておくだけでも面白いものです
長くなりましたが、こんなところです
2月5日に近江に行った本当の目的は
この西武からの引き渡しでした
さてさて、モーターからコンプレッサーから、平成も25年の現在日本においていろいろおかしい222~226の単車を駆逐するとしても、必要なのは5両(を2両編成にしても10両)
今回と前回年末に合計16両の西武のお古をゲットした近江鉄道はなにをするんでしょうか
沿線の田んぼに誤って除草剤を散布し(しかもブランド近江米の絶賛刈り入れ時・・・)、ホームページはバグって現在復旧中、頑張っていただきたいものですが、どうなるのやら
ところで、今回は平日ということもあり、毎度のSSフリーきっぷは使用不可
代わりに購入時間が限定のウォーキングハイキングフリーきっぷを使ったのですが、米原駅で「ふりーきっぷください」と購入を申し出たところ、「ありません」の回答
言い方が悪かったのかもしれないですが、これではウォー以下略きっぷの存在を知らない人は、いいカモでぼられることでしょう
なんというか、不親切なのか、あくどいのか、それともつい存在を忘れてしまっていたのか
あと試したことないですが、近江のきっぷは下車前途無効ではないので、一応貴生川まで買えば本線片道乗り降り自由となります
今度は、途中下車可能な片道切符で有人駅の硬券集めに行こうかと思っているところですが
2013.02.05・2009.11.15/彦根駅
それは、連結器
わかった方は、かなり詳しいと思います
ぜひ、アライアンス式とシャロン式の形状の違いを教えてください
さて、近江鉄道車両近代化(間違っても動力近代化ではない)の影の功労者である220型
その生い立ちは、様々書かれている通り、近鉄彦根工場が現代にまで継承している技術をもってして作り上げた6両です
そんな中(まあ1両ずつ特徴があるんですが)、連結器は3タイプにわたっています
都合よく12個の柴田式を集められなかったのかなんなのか、221の両端と225の米原方、226の貴生川方には異種の連結器が装着されています
それも、現在日本でほかに実際に使用されている気がしない2タイプです
それが、テーマのアライアンス式連結器及びシャロン式連結器です
現在日本で一般的な柴田式連結器はアライアンス式を柴田氏が改良したもので、シャロン式はというと、坂田氏が改良した坂田式に進化したものの、広くは普及せず消えたものとなっています
ちなみに、いずれの3タイプも互換性があるので、連結という点では問題ありません
まずその標準型である近江鉄道の柴田式下作用並型自動連結器
よく覚えてください
下の解放てこのエンドが、車体側から伸びて連結器の真下にまで来ています
そして、225米原方のアライアンス式
先ほどと同じ目線で、解放てこを見てみると、連結器から真横に伸びて折れ、そのまま連結器の下へと向かっています
まあ、連結器のナックル側ではない方いわゆる頭部の穴の形状大きさ数も違いますが、これは柴田式の中でもいろいろあるようなので・・・なかなか奥が深い連結器
つぎは、221(シャロン式)と224(柴田式下作用並型自動連結器)の連結面と、奥には上に出ている222の柴田式がチラリ
見にくいですね、アップにしてみましょう
まず、てこの太さが違うように見受けられます
それから、ナックルの部分の傾斜が滑らかに見えます
また若干下向きになっているように見え、左の柴田式と比較すると長も違います
全体的にごついために長さが伸び、少し下を向いているのでしょうか・・・謎です
ちなみに右の221は旅客運用には入らず、ATS保安装置の取り付けや部品調達が困難になって捨てられた電気機関車たちの後継として使用されているため、ジャンパ管が増設されています
そのほか、新造したチキ(チ10形)には旧500形(505F)の台車(FS40)が利用されているため、輸送されるレールに優しい空気ばねのレール輸送車となっていたり、ある日、ミュージアムで展示されていたLE10が何の前触れもなく解体されたり、同じく展示品だったはずの500形の片割れが近江鉄道経営の幼稚園の遊びスペースとして供されたり(それ以前に、2本いた500形の506Fもある日行方不明に)、高宮車庫(車庫というかただの側線)で永眠しているものと思われていたホキが突然なくなったり・・・と、訪れるごとに在籍する車両が違う近江鉄道です
奇跡的に撮っていた、高宮のホキ(?)
あまり見かけない、スポーク車輪ですね
錆びに錆び、このまま朽ちると思いきや、この場所で解体された模様
やはりこんな状態では、彦根まで移動は困難だと判断したのでしょうか
これが消えたLE10
名鉄のキハ10と同じ富士重製の2軸LECar-Ⅱで、同系列最後の車両
閑散区間のエースにしようと勇んで導入したものの、不具合ばかりで結局お荷物になってしまった不運な車です
このキハの運賃箱が、たしか820形のどれかの編成に供されていた・・・気がします
2009年11月の彦根車庫全景
1枚目は彦根車庫の西側、手前の非冷房車2本は500形の501Fと506F
おそらく左が506Fかと
そして近江にありがちだった謎の黒い貨車群の奥にはクモハ419-420の姿が
この編成419-420は部品取り用として、改造されることなく永遠に彦根で過ごすのかと思いきや、取るものがなくなったのかなんなのか、やっぱり姿を消しました
2枚目は、同日の東側の写真
右の端には、モーターカーの奥にやっぱり貨車が
この貨車たちも整理され、現在この場所には前述の幼稚園に供された500形の片割れが鎮座しています
楽しい近江鉄道、1時間ヘッドでは沿線撮りをする気にならないのが欠点ですが、テキトーに車庫の写真を撮っておくだけでも面白いものです
長くなりましたが、こんなところです
2月5日に近江に行った本当の目的は
この西武からの引き渡しでした
さてさて、モーターからコンプレッサーから、平成も25年の現在日本においていろいろおかしい222~226の単車を駆逐するとしても、必要なのは5両(を2両編成にしても10両)
今回と前回年末に合計16両の西武のお古をゲットした近江鉄道はなにをするんでしょうか
沿線の田んぼに誤って除草剤を散布し(しかもブランド近江米の絶賛刈り入れ時・・・)、ホームページはバグって現在復旧中、頑張っていただきたいものですが、どうなるのやら
ところで、今回は平日ということもあり、毎度のSSフリーきっぷは使用不可
代わりに購入時間が限定のウォーキングハイキングフリーきっぷを使ったのですが、米原駅で「ふりーきっぷください」と購入を申し出たところ、「ありません」の回答
言い方が悪かったのかもしれないですが、これではウォー以下略きっぷの存在を知らない人は、いいカモでぼられることでしょう
なんというか、不親切なのか、あくどいのか、それともつい存在を忘れてしまっていたのか
あと試したことないですが、近江のきっぷは下車前途無効ではないので、一応貴生川まで買えば本線片道乗り降り自由となります
今度は、途中下車可能な片道切符で有人駅の硬券集めに行こうかと思っているところですが
2013.02.05・2009.11.15/彦根駅