金帯

ホーム上に面白い構造物を見つけ、ものは試しと日本海に被写体となってもらう

青い客車で試す、贅沢

2010.03.02/北陸本線高岡駅

B北近畿

正面から国鉄色もどきをドカンと迎え撃ち

まあもっぱら、この構図で元485系のクハ481-228を撮ることは不可能なわけですがね



真打はここ

ベルビアを用い、18mmで（この写真は換算27mm）、厳つい貫通扉付きのクハを頂く予定だったのですが、やってきたのはBB68と思しき編成・・・



ちなみに、駅付近はこんなに長閑でいい雰囲気

のんびりと国鉄色を撮るにはもってこいの下滝駅周辺でした




そしてその後、篠山口駅で交換した特急がこれ



溜息とともに記念に一枚

後日談として、どうやら両数をきちんと確認すれば、運用をつかめたようです

何事も下調べは大事ですね

2010.03.11/福知山線下滝～谷川

昭和の風

みすぼらしいというのではなく、風格あるステキなという意味での昭和です




保護棒が惜しいものの、戸袋とプレスドアの組み合わせは絵になります




つと、首を伸ばして運転席

車内の灯りでほのかに明るい雰囲気がなんとも言えない味わい



今や妻面の窓も稀少になりつつありますね

パノラマカーでも、更新工事で埋められた編成が多数存在しました



お馴染み、ナナメ構図で一枚



蛍光灯の反射を受ける側面の凹凸は、ゆっくりと語りかけるように柔らかで、初めて出会った人も、どこかノスタルジアを覚えることでしょう



「乗ります？」

一撮影者である私にも声を掛けて下さった

大手私鉄やJRに配慮が皆無と言いたいわけではないですが、地方私鉄は特に心配りが細やかで嬉しいですね、近江鉄道も然り

いくら訪れても興味・魅力が尽きることのない福井鉄道、今回はちょっとだけタイムスリップさせるべく、ISO感度を上げ、色のない世界でお届けしました

2010.03.14/福井鉄道武生新駅-モハ201

永訣・能登

草木も眠る丑三つ時、ならぬ寅三つ時に魚津駅へと滑り込む能登



最終日前日、魚津で下車する者は、いない

けれども車掌は、まだ明けぬ寒空の下、変わらぬ作業を黙々とこなす



終着の金沢も程近くなり能登も気が急くのか、1分足らずの後慌しく発車

しかと前・後方を確認し続ける



そしてテールランプを靡かせ、闇へと再び姿を眩ました能登

彩度を無くして一枚、能登最後の一枚

お疲れさま、ボンネット489系・能登

2010.03.12/北陸本線魚津駅-能登

絶壁に挑む

ド迫力の連結面

解結作業のため、この間隙・・・というか、もはや隙間とも言えるところに入って連結器をいじってる職員さんも、さぞかし圧迫感に脅かされていることでしょうね、毎朝おつかれさまです



そう、これは423Mこと貴重な419系の貴重な重連の運用

ああ、行けてよかった

高岡下車の予定が、あんまりに快適なきたぐにの柔らかな揺れの陰謀により見事に寝過ごし（笑）、仕方なく駅にての撮影になってしまい、少し不満の残る結果となりましたが、これはこれで

１枚目＝2010.03.12/北陸本線富山駅-419系D5+D11
２枚目＝2010.03.12/北陸本線小杉駅-419系D5+D11

ひと旅終えて

金沢に到着し、引き上げる雷鳥

生粋の金沢車であるモハ485-506（もとモハ485-237）は、クーラーを見たら判るように新しく、1975年は2月の19日に川重で生まれた車

どうやら、35歳になりたてだったようです

485系ファミリーの中では若いこの車、改正で減らされるうちの1両に入っているのか

たまたまめぐり合った、485系の中では数あるモハのうちの1両だけれど、偶然にもこうして車番まで鮮明に撮れてしまったとなれば、これからも頑張って欲しい1両になるのでした

2010.03.03/北陸本線金沢-A06

高身長

こうして見ると、運転席からさらに上があっての屋根というから、改めて縦に大きいですね


しかし、せっかく北陸に滞在したのに、不覚にも321M/423Mという重連運用を撮ることをすっかり忘れてしまった419系

とても悔しい、悔しすぎる

2010.03.01/北陸本線加賀笠間駅-419系D5編成

博物館

クハ455-18
大宮には同型の車両が飾られているというのに、北陸では現役で活躍中

駅は変われど、まだまだ京都や上沼垂の485系を始め、国鉄時代を駆け抜けたスターたちが集う北陸


国鉄急行オーラたっぷりの475系の雰囲気を損なわぬべく一枚

2010.03.03/金沢駅 475系-A16