54のパラレルワールド

Photon's parallel world~光子の世界はパラレルだ。

最終回

2005年06月24日 | パラソル
昨日は「アタックNO.1」が最終回だった。一昨日は「anego」が最終回で、明々後日は「エンジン」が最終回。今、最終回がブームです!
しかし私は最終回を見ません。なぜなら、最終回はつまらないからです。私が一番つまらないと感じた最終回は「ドラゴンボールGT」。悟空が死んでシェンロンに乗ってどこかへ行ってしまうというわけのわからない終わり方。それ以来私は最終回を見ないようにしています。
最終回はなぜつまらないのか。「ターミネーター」なんかでも、ターミネーターを倒してしまったら終わりです。あ~倒しちゃったんだ~。ホッとすると同時に空しい気持ちになります。ターミネーターに襲われているときのハラハラ感がおもしろいのです。次はどうなるんだろうというドキドキ感がいいのです。ターミネーターを倒してしまったら何もありません。
最終回までは、次回があって、次はどうなるんだろうという期待感があります。しかし最終回には次がありません。ドキドキ感がないのです。そりゃあドラマもいつか終わらせなければなりません。小説も映画もそうです。しかしその終わらせ方が難しい。視聴者が納得できる終わらせ方をできるかどうか。私は満足のいくラストをあまり見たことがありません。だったらこっちからラストを見ないようにしようと思うのです。

私には読みかけの小説がたくさんあります。その続きを読みたくてしょうがない。でも読んでみると期待はずれかもしれない。だから読まずに、このドキドキ感を味わっていたい。この気持ちはどこか恋にも似ている。