小6のとき教室で「死ね」と言われたので窓から飛び降りた。3階だった。そいつらはびびってたし、私も落ちながら(やっちまった…)と後悔してた。だけど見事に着地した。死ぬどころか怪我ひとつしなかった。その様子を見ていた先生に呼び出されて「なんで飛び降りたんだ!」と怒られた。あいつらも怒られてた。その後いじめられなくなった。家に帰ると足がじんじんとした。寝れば治るだろうと思い寝た。次の日も足がじんじんとしたがあまり気にしなかった。次の日もじんじんしたままだったので保健室に行った。保健室のおばさんが念のため病院へ行くように言ったので病院へ。病院の先生は「複雑骨折してるよ」と言った。私は急に立てなくなった。
精神と怪我は無関係ではない。
'98年フランスW杯「日本VSジャマイカ」で中山雅史選手は歴史的ゴールを決めたあと、接触プレーで骨折した。岡田監督は小野選手を投入し3人目の交代をさせたあとだったので中山選手を交代できなかった。中山選手は最後の16分間を骨折したままプレーした。走り回っていた。精神が肉体を凌駕していた。試合後全治6週間と診断された。
精神が強いと骨折を回避できる。アドレナリンやなんかが痛みを和らげたとも言われるが、私はそうではなく、先生が「骨折です」と言った瞬間に骨が折れたのではないかと思う。その瞬間まで骨はつながっていた。ちゃんと歩いていたんだから。
強い精神が骨をつなげていた。「骨折です」のひとことで強い精神が解かれて骨が折れてしまった。折れない精神なら骨は折れない。強い精神は肉体を凌駕する。
風邪なんかも精神の影響を受ける。ミュージシャンが、ツアー中は風邪をひかないんだけど、終わったとたんに風邪ひいちゃってせっかくのオフが台無し、また仕事が始まるとけろっと治るんです。なんて話をよく聞く。仕事に対するプロ意識が病気を防いでいるのである。そもそも風邪のウイルスは常にいるわけで、免疫力が下がるとウイルスに勝てなくなって風邪をひく。そして免疫力は精神と無関係ではない。
学校に行きたくなかったりすると風邪をひくことがあるという。仮病ではなく、裸で水を浴びたりといった意図的なものでもない。行きたくないという気持ちが風邪にさせるらしい。私も小2のときスキー学習を風邪で休んだことがある。あのときは風邪をひいてラッキーだと思ったが、どうやら自力で風邪をひいたらしい。「病は気から」というが、まさにそのとおりである。
精神がどのように怪我や病気を引き起こすのか、あるいは防ぐのかを科学的に解明できれば、人間は怪我も病気も克服できる。医者も薬もいらない、完全に健康的な生活。たとえ科学で解明できないとしても、我々は精神を強く保とうとすることで、怪我も病気も防げるのではないか。「どのように」は問題ではなく、なるものはなるのだ。
強い精神力。中山さんやツアー中のミュージシャンのように。先日のK-1パリ大会でバンナの強烈なパンチをくらっても立ち続けたシリル・アビディのように。強い精神力を身につけるために空手でも始めてみようと思う。
精神と怪我は無関係ではない。
'98年フランスW杯「日本VSジャマイカ」で中山雅史選手は歴史的ゴールを決めたあと、接触プレーで骨折した。岡田監督は小野選手を投入し3人目の交代をさせたあとだったので中山選手を交代できなかった。中山選手は最後の16分間を骨折したままプレーした。走り回っていた。精神が肉体を凌駕していた。試合後全治6週間と診断された。
精神が強いと骨折を回避できる。アドレナリンやなんかが痛みを和らげたとも言われるが、私はそうではなく、先生が「骨折です」と言った瞬間に骨が折れたのではないかと思う。その瞬間まで骨はつながっていた。ちゃんと歩いていたんだから。
強い精神が骨をつなげていた。「骨折です」のひとことで強い精神が解かれて骨が折れてしまった。折れない精神なら骨は折れない。強い精神は肉体を凌駕する。
風邪なんかも精神の影響を受ける。ミュージシャンが、ツアー中は風邪をひかないんだけど、終わったとたんに風邪ひいちゃってせっかくのオフが台無し、また仕事が始まるとけろっと治るんです。なんて話をよく聞く。仕事に対するプロ意識が病気を防いでいるのである。そもそも風邪のウイルスは常にいるわけで、免疫力が下がるとウイルスに勝てなくなって風邪をひく。そして免疫力は精神と無関係ではない。
学校に行きたくなかったりすると風邪をひくことがあるという。仮病ではなく、裸で水を浴びたりといった意図的なものでもない。行きたくないという気持ちが風邪にさせるらしい。私も小2のときスキー学習を風邪で休んだことがある。あのときは風邪をひいてラッキーだと思ったが、どうやら自力で風邪をひいたらしい。「病は気から」というが、まさにそのとおりである。
精神がどのように怪我や病気を引き起こすのか、あるいは防ぐのかを科学的に解明できれば、人間は怪我も病気も克服できる。医者も薬もいらない、完全に健康的な生活。たとえ科学で解明できないとしても、我々は精神を強く保とうとすることで、怪我も病気も防げるのではないか。「どのように」は問題ではなく、なるものはなるのだ。
強い精神力。中山さんやツアー中のミュージシャンのように。先日のK-1パリ大会でバンナの強烈なパンチをくらっても立ち続けたシリル・アビディのように。強い精神力を身につけるために空手でも始めてみようと思う。