54のパラレルワールド

Photon's parallel world~光子の世界はパラレルだ。

身体の音色~体格と性格~

2006年03月13日 | 振動エネルギー論
小さい人はずる賢い。

たとえば、ねずみがずる賢いというのは、十二支の話を読めばわかる。ねこをだまし、うしの背中にのって1番になったねずみ。ディズニーランドのミッキーマウスはみんなの人気者だが、頭の中ではずる賢いことを考えているに違いない。

ねずみと同じように、小さい人はずる賢い。私が思うに、小さい人というのは大きい人に比べてあきらかに身体能力に劣る。そこで小さい人は知恵を使わなければならない。だからずる賢くなったのだ。
大きい人が狩りで食料をとってくると、小さい人は大きい人をうまくまるめこんで食料をいただく。小さい人はそうやって生き延びてきたのだ。

日本人は欧米人に比べて背が低い。だから日本人はもともとずる賢い民族なのだ。欧米のマネをすることで高度経済成長を成し遂げたというのは、背が低いことによるずる賢さの賜物である。
日本人の中でもとりわけ小さい私はとてもずる賢いのではないか。そんなことを思う。

小さい以外にも、太ってる、やせてる、背が高い低いといった体格が性格に影響を与えるのではないか。
背が高い人は親切に高いところにあるものを取ってくれる。大きな人は快くおごってくれたりしてケチじゃない。

楽器の音は楽器の大きさによって変わってくる。管弦楽器は小さければ高い音、大きければ低い音が出る。大きさによって音色が違ってくる。

同じように人間も、体格が違うことによって、出てくる音色が違ってくるのではないか。
振動エモーショナル理論ということで、心を振動で表せるとしたら、心の正体が振動だとしたら、音も振動であるから、心と音を同一視できるのではないか。

楽器の形状や大きさで音色が決まるように、人間の体格によって性格が決まってくるのではないか。
性格が体格を決めるのか、体格が性格を決めるのかはわからない。おそらく相互作用があるだろうと思う。

表情ひとつでも心に影響を与えるのだ。無表情だと無感情になりがちだが、そこで笑顔をつくるととたんに明るい感情が生まれる。
弦楽器にたとえてみよう。無表情のときは顔の筋肉がゆるんでいる。これは弦がゆるんでいる状態。弦をはじくと低い音がするだろう。笑顔にすると、口もとがぴんと張って、これは弦が張っている状態。高い音が出るだろう。

歌手はよく、身体は楽器だというが、人間の身体は誰でも楽器で、心は音楽なのである。

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今日のヘビーローテーションはB'zの「BANZAI」です。松本さんのギターが気持ちよすぎる爽快ロックチューン。
いうても私はB'zファンなんです。横浜国大に入ったのだって、稲葉さんの出身校だからというのが理由で、、。
B'zからしばらく遠ざかっていましたが、ここでB'zですよ。やっぱり戻ってきます。
「BANZAI」とともに「ARIGATO」もヘビーローテーション。この年、稲葉さんも松本さんもソロ活動をしてました。「Peace Of Mind」も「TMG1」もお互いの個性が発揮されたいいアルバムでしたが、B'zとしてのシングル2枚もすばらしかった。一番いい感じのロックだと私には思えます。「愛のバクダン」はパンク過ぎるし(別に悪い傾向ではないが)、「CIRCLE」はヘヴィ過ぎた。
今年のB'zは「衝動」ではじまり、これは気持ちよすぎるパンクチューン。「ゆるぎないものひとつ」はアコギとストリングスのやわらかい曲。アルバムはどうなるのでしょうか。松本さんが「ビッグウェーヴ!!更なる飛躍!!」とうれしそうに語っていたので、私としてはものすごく期待している感じです。



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ラマチャンドランと振動エネルギー論

2006年02月09日 | 振動エネルギー論
「脳のなかの幽霊」でラマチャンドランが振動エネルギー論に関係ありそうなことを書いていたのであげておく。

快感のある活動にダンスやセックスや音楽など、リズミカルな動きを含むものが非常に多いのは単なる偶然だろうか?Jacobs(1994)は、自閉症児も正常な人もリズミカルな動きを楽しむのは、そうした動きがセロトニン作動性の縫線核系を活性化して「報酬の神経伝達物質」であるセロトニンを放出させるからだと述べている。私は笑いも同じ機構を活性化するだろうかと考えをめぐらせている。

私はセロトニンは抑制の神経伝達物質であるということと、不足するとうつ状態になるということくらいしか知らなく、セロトニンに報酬系の機能があると初めて知った。
私は脳や神経伝達物質について何も知らないなと改めて思い知らされる。

しかしながら、振動エネルギー論につながるものを発見できたのだからよしとしようじゃないか。

ハイテンションの作り方

2005年10月24日 | 振動エネルギー論
私がここでいうハイテンションとは、ノッてる状態、調子のいい状態、頭がキレてる、体がキレてる、はっちゃけてる状態をいう。つまりハイテンションとは、勉強が頭によく入り、いろんなアイディアが浮かび、ボールに早く反応できたり、速く走れたり、自分の能力を最大限に発揮できる状態をいう。
このハイテンションを自由に操れることができたら便利だろう。

ハイテンションのメカニズムについて。
ハイテンション時にはアドレナリンやドーパミンが多く出ていると思われる。興奮状態であったり気持ちよかったりするから。
「神経のしくみ」で明らかなように、アドレナリンなどの神経伝達物質が多量に分泌されると、神経間の信号伝達の速度が速くなる。だから、高速で思考できるし、高速で身体が動く。

ハイテンションのしくみについてお分かりになったでしょうか。自分の能力を最大限に発揮するにはアドレナリンやドーパミンを出してやればいいわけです。どのように出せばいいかというと、振動エネルギーが大いに役に立つであろう。
振動エネルギーは、音楽や笑いや運動といった振動がポジティブな感情を生み出すというものであったが、ポジティブな感情というのも、実はアドレナリンやドーパミンに関係していたと考えることができる。
つまり、振動によってアドレナリンを分泌させていたわけ。ふりかけのようなイメージ。私はこれを「アドレナリン(ドーパミン)のふりかけモデル」と呼んでいる。

まとめ。
振動エネルギーによってアドレナリンやドーパミンを出してやればハイテンションになり、自分の能力を最大限に発揮できる

発声による振動エネルギー

2005年10月19日 | 振動エネルギー論
歌を歌うと気持ちがいい。大声でシャウトすると最高だ。これも振動エネルギーである。音楽を聴くのとは違い、歌うのは自分の内面から振動するのでより効果的である。胸に手を当てて発声すると胸の辺りが振動しているのがわかるだろう。心臓にダイレクトに振動が伝わるのだ。日本ではカラオケ文化が発達しているが、カラオケでストレス発散というのは実に効果的である。
スティーブン・タイラーや桑田佳祐などロック歌手は歳のわりに若くてエネルギッシュであるが、これは歌うことによって振動エネルギーを常に生み出しているからといえる。若さを保ちたいなら歌うのがいいといえるだろう。

歌うことと同様に、しゃべることも振動である。よくしゃべる人はしゃべることによって振動エネルギーを感じている。だからよくしゃべる人は明るく快活でありエネルギッシュである。明石家さんまさんはまさにしゃべることによってエネルギッシュでいられるのだろう。ロック歌手と同様、さんまさんも若い。
それとは逆にあまり話さない人は、振動エネルギーが生まれないので暗くエネルギー不足である。

振動は循環するので、しゃべればしゃべるほどエネルギーが生まれ、ますますしゃべるようになる。プラスの循環である。しゃべらないと、エネルギーはどんどん失われて、よりしゃべれなくなる。マイナスの循環だ。これによって、しゃべる人しゃべらない人という分類が生まれるのであろう。
また、振動は連鎖するものである。よくしゃべる人の近くにいるとなんだかこっちまでついついしゃべり出してしまう。「いい雰囲気」というのはその空間に振動が連鎖している状態である。マクロな視点で見れば、好景気のときには国民全体が明るくエネルギーに満ちていて、不景気のときは国全体が暗く落ち込んでいる、などということができる。ミクロな視点でみれば、あの人といると元気になれるとか、あの家庭は雰囲気がいいよねとかいえる。
振動の循環、連鎖は振動エネルギーを考える上で重要な要素となるだろう。

運動による振動エネルギー

2005年10月17日 | 振動エネルギー論
運動は振動がエネルギーとなる例のひとつである。
サッカーでもバスケでもスポーツをすると気持ちがいい。走ったり、体を動かすだけで気持ちがいいものだ。運動をすると身体が振動する。血流は早くなり心拍数も上がる。この振動が、プラスのエネルギーを生み出すのだ。だから気持ちがいい。子どもはいつも走り回っているが、気持ちいいから走るのだ。
マラソンでは、疲れがピークに達すると、疲れを感じなくなり気持ちよくなるという。ランニングハイというやつだ。それは、走りの振動によるエネルギーがピークに達した瞬間といえる。
睡眠でも、日中に運動をして寝たほうが疲れがよくとれるといわれるが、それは運動による振動がプラスの循環を作っているといえる。
「ドラゴン桜」の東大合格勉強法では、歩きながら英単語を覚えるとじっとしているよりも覚えやすいと紹介されていたが、これは歩くことによって振動エネルギーを生み出し、そのエネルギーが記憶力に影響したといえる。

私はサッカー部だったのでサッカーの話。
サッカーでは試合中、常に体を動かせと言われる。急にボールがきたときにすぐ反応できるようにするためだそうだが、メリットはほかにもある。それは体を振動させることでエネルギーを高く保つためだ。
疲れたからといって少し休もうと足を止めてしまうと、そこからマイナスの循環がはじまってしまう。どんどん足が重くなり、より疲れを感じる。そういう経験は誰にでもあるのではないだろうか。それは振動を止めてしまうことによってエネルギーが生まれず、どんどんエネルギーが失われてしまうからだ。そこで、体を常に動かすことによって、振動を保つことによって、エネルギーを保ち続けるのだ。エネルギーを高く保てば気持ちは折れない。
サッカーではリードしているからといって守りに入ると逆転されてしまうということがよくある。守りに入ると足が止まりがちになる。すると振動エネルギーは落ちてくる。一方、攻める側はなんとか守備をこじ開けようと動き回る。振動エネルギーは高まる。この振動エネルギーの差が逆転につながるのだ。守りに入るにしても足を止めてはいけない。できることなら常にアグレッシブでいきたい。
これはほかのスポーツでも同様だろう。K-1でもボクシングでも、止まるとやられてしまう。あるマラソンランナーが「疲れたと感じたら、より速く走ろうとする」と言っていたが、疲れたといって足を止めると気持ちが折れるから、動き続けて振動エネルギーを生み出そうとしていると言い換えられるだろう。

振動エネルギーは精神に影響を与え、精神は身体に影響を与える。身体を動かして生まれるエネルギーは精神に作用し、精神的なエネルギーは身体を動かす。このプラスの循環がスポーツにおいては重要だろう。いや、スポーツのみならず普段の生活にも取り入れていきたいものだ。

振動エネルギー論

2005年10月14日 | 振動エネルギー論
「最も優れた芸術は音楽LIVEである」「笑いのエネルギー」で述べたように、音楽や笑いは振動であり、それがエネルギーを生み出すと私は考えている。ここでいう「エネルギー」というのは石油とか電気とか、そういうエネルギーではなく、エネルギーに満ち溢れているとか、「元気」「快活」などと言い換えられるような意味での「エネルギー」である。私が「ポジティブな感情」と表現したものだ。振動がエネルギーを生み出すという観点から、私は「振動エネルギー論」というものを提唱したい。

振動がエネルギーとなる例は音楽や笑い以外にもスポーツやカラオケなどたくさんある。
振動がエネルギーであるという物理的な例もある。
熱エネルギーは分子の振動である。分子が振動することによって熱が生まれる。電子レンジは食品中の水分子に電子をぶつけて振動させることによって食品を加熱するのだ。
近年ソーラーシステムが家庭にも利用されるようにもなったが、太陽エネルギーも光を波として捉えるならば振動である。
電気エネルギーは電子の振動といえるかもしれない。
アインシュタインの有名な方程式「E=mc^2(エネルギー=質量×光速の2乗)」を超ひも理論(superstring理論)では、ひもの振動で説明した。質量エネルギーも振動である。
心臓の鼓動はまさに振動である。これを生命エネルギーと呼んでもいいだろう。人間が生きている証である心臓の鼓動は振動なのだ。
SEXは完全に振動である。振動がエネルギーを生み出し、エネルギーが振動に変わる。振動エネルギーがピークに達したとき、エクスタシーを感じるのだ。子孫を残すという生物の存在理由である性交は振動なのだ。
日本では地震が多いが、地震は振動である。地震は地殻変動によって起こるが、地殻変動は地球が生きていることの証である。地球のエネルギーが地震となって、生きていることを証明しているのだ。地球エネルギーは振動である。
このように、振動がエネルギーとなる例はたくさんある。それゆえに私は振動があらゆるエネルギーの根源かもしれないと考えている。

振動をエネルギーとして考えているかいないかは別として、医療の分野では、音楽療法や運動療法、笑い療法といったものが行われている。歌ったり、体を動かしたり、笑ったりといったことが病状をよくすると考えられている。この点から、振動エネルギーは実践的に有効であるといえそうだ。
たとえば私は、感情がネガティブな方向に進んでいるとき、プラスの循環を生み出そうと、体を動かしたり、笑ってみたり、振動を生み出すようにしている。そしてそれはかなり有効である。ネガティブな感情がかなり進行してディープブルーになってしまっているときは、なかなかプラスに持っていくのが難しいが、浅いブルーな状態ですぐに対応する場合かなり有効的にポジティブな感情に持っていける。このように、経験的にも振動エネルギーは有効であるといえる。

現代社会においては経済的には満たされているが、精神的な不満感は大きくなっているという。ストレスは溜まり、毎日疲労している。そんな中で、振動エネルギーは、精神的な満足感を得るのに有効ではないだろうか。マイナスの循環をプラスの循環に変えるのに、振動エネルギーは有効だ。振動エネルギーは精神を豊かにしてくれるだろう。それゆえに、私としては「振動エネルギー論」をより深く考察していきたいと考えている。


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