え~、今日のテーマは「心霊現象2007」ということで、お送りしていきたいなと思います。
みのさん、、あ、いや、みなさんは幽霊を信じますか?
私は人間でさえ信じられません。
正月はなにをして過ごしていますか?
私は部屋に引きこもっております。寝正月。
やりたくてやってるわけじゃないんですよ。
部屋のドアが壊れて開かなくなりまして、外に出たくても出られないのです。
正月早々監獄ROCKです。
ロックンロールはいいですね。リリンが生み出した文化の極みだ。
買ったはいいが、ほとんど聴いていないCDがたくさんあったので聴いてみた。
ヴィンス・ニール「
エクスポーズド+2![](http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=54sparallworl-22&l=as2&o=9&a=B000007UB1)
」
モトリー・クルーのヴォーカル、ヴィンス・ニールが解雇されて発表したソロアルバム。めちゃくちゃよかったです。モトリークルー以上にいいかもしれない。やっぱりヴィンスニールの声がすばらしいのですな。ダム・ヤンキーズのジャック・ブレイズが参加している曲とか最高。
ところで、「解雇」って日本では「クビになる」と表現するけど、アメリカでは「get fired」って表現しますよね。日本は刀の文化で、アメリカは銃火器の文化なのだなと思います。
だけどアメリカでは「殺す」ことを「斬る」っていうんですよね。
部屋に閉じ込められて数日間。時間が喪失している。今が昼なのか夜なのか、今日は何日なのか。
人工の太陽が閉鎖された世界を照らし、人工の海が波の音を聞かせる。
私はただ一人、その世界に生きている。原始の地球のレプリカ。私は最初の人間アダムを演じている。
アダムは一人だった。一人の人間からどうやって子孫が生まれていったのか?
我々はアダムのオナニーから生まれたのだ。
自分の肋骨を取り出して、それを「イヴ」と名づけた女性だと夢想して、夢精する。そして人間は生まれた。
アダムの罪よ!
私は本を読んでいた。本を読んで、寝た。読んで寝る、読んで寝る、読んで寝る、、その繰り返し。
多くの言葉を取り込んだ脳は眠りを欲する。だから私は読んで眠る。その間隔は短い。2時間だったり、30分だったり。
眠りは時間感覚を失わせる。私は何時にいるのか、何日にいるのかわからなくなる。
だが、時間などどうでもよい。地球規模のグローバルな世界において、時間などなんの意味を持つ?インターネットに流れる時間は、常に24時間のいずれもが存在する。
そもそも、想像力の空間に時間は必要ない。必要なのはファンタジーだ。
言葉を取り込んだ脳は、眠りによって言葉を、物語を切り刻み、再構成して、吐き出そうとする。脳の中はイマジネーションに溢れている。
私はイメージを紙に書き付ける。何次なのかわからない時空の狭間で、私は言葉を書き付ける。部屋の中は言葉で埋め尽くされた紙でいっぱいになっている。そこには宇宙がある。私の内部から吐き出された私だけの宇宙が。
一度吐き出した言葉を脳は覚えていない。なぜならば次から次へと新しい言葉が飛び込んでくるからだ。私は本を読み続けている。そして眠り続けている。そして書き続けている。それが延々と繰り返されている。サークル。しかし二度と同じ場所には戻ってこない。らせん構造。確実に上昇している。イマジネーションは飛躍を続けている。私はどこまで行くのだろうか?
ヘヴン。
天国のイメージ。「心霊現象2007」ということでお送りしてきましたが、私が幽霊なのか、それとも幽霊が私なのか。イマジネーションは幻覚を見せつける。本は確実にドラッグになりうる。らりる。天国のイメージ。どこまでが現実で、どこまでが夢で、どこまでがイマジネーションなのか。
いや、この世の中にイマジネーション以外のものがあるか?
私は部屋の中に宇宙を創り上げた。私は神様以外の何者でもない。
私は6日間をかけて、この宇宙を完全なるものに仕上げなければならない。
俺は誰だ??
あいかわらず、松本人志のイマジネーションには感服いたします。。