安くて美味しいワインはどれ? 安旨ワインつれづれ(安旨ワインと日々の出来事)

安くて美味しいワインを探し求めて東奔西走!ワインだけでなく、様々なお酒や出来事もアップしていきます。

ベラ・ノーヴァ モンテプルチアーノ・ダブルッツォ2013

2016-10-07 21:48:37 | ワイン


ベラノーヴァとは、このワインを造るワイナリーのサン・マルツァーノ社にいる二人の女性醸造責任者のひとりカテリーナ・ベラノーヴァ女史名前からつけられたそうです。
女性の名前だったんですね。ベラノーヴァとは美しい女(ひと)とか美しい星,新星と言った意味合いもあるので、女史の名前と言葉の意味をかけた図柄のエチケットになっている訳なんでしょう。

最初はスパイシーでちょっとピリピリした感じです。青臭い感じもします。時間が経つにつれまろやかになり飲みやすくなりました。
大きな特徴はありませんが、なににでも合わせやすそうです。

モンテプルチアーノ・ダブルッツォはイタリア中央部アブルッツオ州で生産される赤ワイン。トスカーナのモンテプルチアーノとは異品種と言われます。
ウィキべディアによれば、モンテプルチアーノ・ダブルッツォは「使用されるブドウ品種、モンテプルチアーノ種で、トスカーナ州の同名の町から導入されたとされているが、同地で生産されるヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノは、現地でプルニョーロ・ジェンティーレと呼ばれるサン・ジョヴェーゼ種のクローンとされており、モンテプルチアーノ種もサン・ジョヴェーゼの枝変わりとみられている。」とややっこしい。
どちらも元はサンジョベーゼらしいですが
クローンって、人為的に化学的に造り出されたってこと?
枝分かれって、突然変異ってこと?
なんか良く分かりませんな。



余談ですが、「美しい星」と言えば、三島由紀夫の小説に同名の作品がありましたっけ。三島由紀夫にはめずらくSFチックな内容でした。

シャトー・レ・ルイユ2013  飲んだタイミングが悪かったか?!

2016-10-05 23:45:46 | ワイン


ボルドーの赤ワイン。メルロー45%、カベルネ・フラン25%、カベルネ・ソーヴィニヨン30%です。

「小さな赤い果実のデリケートな香り」と案内されいるようにベリー系の香り。フランボワーズの砂糖菓子のような感じの香りにも思えます。
ちょっと酸味が強いかなぁ、何だか香り、飲み口全体がバラバラに思えます。でも、夕飯の肉の脂はよく流してくれました。

飲んだタイミングが悪かった?つい先日シャトー・ラ・フルール・ペトリウスそれも1986年ものなんて飲んでしまった余韻がまだあるもんで、どうしても評価が辛口になっちゃうんですよね。

ちなみに、チャレンジインターナショナルコンクール2014で金賞を受賞しています。

ピーノヴァノ・スプマンテ・グラン・キュヴェ・ブリュット ホンワカスパークリングって感じです

2016-10-05 17:22:35 | ワイン
イタリア ヴェネト地方カンティネ・ピローヴァノのスプマンテです。品種はガルガーネガ100%。

カンティネ・ピローヴァノは、1910年に設立され、以来100年の歴代を持つ家族経営のワイナリー。低価格ながら品質本位で知られています。

サクラアワード2016でゴールドメダルを受賞、非常にフルーティでフレッシュなミネラル感が魅力と評価。飲んでみるとなんだかホンワカスパークリング。女性が選ぶとこんな感じが、よろしいんでしょうかね。
美味しいですが、キリッとしたやつが好きな身としては今一つでした。


シャトー・ラ・フルール・ペトリュス1986 お、美味しい!

2016-10-03 12:12:24 | ワイン


先日、誕生日と言うことで、セラーに保存しておいたこれを出してきました。気がつけば買ってからもう12~3年も経っていたんですね。
確か代田の信濃屋のワイン館で購入したんでしたっけ。13800円の値札が付いています。今じゃあ5万円以上の値が付いているようです。

シャトー・ラ・フルール・ペトリウスは、ボルドー右岸のポムロール地区にあり、「ペトリウス」と「ラフルール」という二大シャトーに挟まれた真ん中に位置します。名前もそれを表していますよね。最上級のテロワールで造り出される赤ワインといえます。
メルロー約80%カベルネ・フラン約20%。

私の好きな馬小屋や古民家、それも上品な(?)香り。ピーチやミントのような飲み口、なめらかなタンニン。
20数年経っていますが、まだまだ若さがある感じです。重すぎずだからと言って軽い訳でもない。しっかりとしていて、最後まで香りも楽しめました。
抽象的な表現ばかりなってしまってますが、とにかくやっぱりワインはボルドーの銘醸ものだねと思わせてしまう一本でした。

しかし、これ飲んでしまうと安旨ワイン生活に戻れなくなってしまいますなぁ。








バラオンダ・カンポ・アリーバ2013 真っ赤なラベル

2016-10-01 05:53:46 | ワイン


評判のいい一本のようです。
スペイン・レバンテ・イエクラD.Oの生産者バラオンダの赤ワイン。
モナストレル70%、シラー20%、ガルナッチャ・ティントレラ10%で出来ています。
スペインの中央部 地中海よりにある(地中海には面していない内陸)ムルシア州イエクラ地方。このイエクラの特徴となる地ブドウがモナストレルです。
モナストレルは実が小さく皮が厚いと言う記録が15世紀の書物に記されているほど昔から栽培されている品種。熟するのに時間がかかるため収穫時期が遅い品種としても知られています。また他の品種とブレンドすることが多く長い間カベルネやシラーの補助品種と思われてきたのですが、近年パラオンダをはじめとするムルシア州の造り手たちが、そうでないことを証明しつつあるブドウ品種です。
それに加えワインジャーナリストのロバート・パーカ氏がこのモナストレルに注目し2006年にムルシア州を「世界の中でも偉大な地域」と表現したことから、無名の地であったイエクラも一般に知られるようになりました。

地ブドウのモナストレルにこだわり情熱を傾けるパラオンダ社は、1850年に自宅の一部に設けられた小さなセラーから始まり、代を代わごとに飛躍を重ね、4代目アルフレド・カンデラ氏により2000年に現在のパラオンダ社が設立されました。
パラオンダのワインはコストパフォーマンスの高さから評判を集め数々の賞を獲得しています。
このカンポ・アリーバもコンクール・モンディアル・ブリュッセル2015で金賞、日本でもサクラアワード2015で金賞に輝いています。

と、ここまでバックグラウンドを調べて書き連ねると、さぞや凄い味わいと思ってしまいますが、案外とアッサリ。美味しいけど、香りが淡い感じでした。もう少しクセがあった方が私好みかな。