吹き荒れる風！

　丑三時にもの凄い風の音で目が覚めました。

　夜が明けて、お天気はすごくよいものの強風が吹き続いています。

　お掃除の際に、窓を開けたら壁に貼ってあった残り一枚のカレンダーが風にブッ飛ばされて、止めてあったピンがどっかへ転げ落ちてしまい、必死で探さなきゃいけませんでした。

　北日本は、今日は大荒れの天気だそうです。

　さて、今日は総選挙の公示日です。

　今日の風のように風が吹き荒れて、安倍政権の足元を揺るがすような選挙になればいいんですが、各マスコミの昨日までの調査では「選挙にあまり関心がない人が３割もいる」ような結果が出ています。

　野党がしっかりしてないから「選挙に行っても何も変わらへんだろう」と思っている人がたくさんいるようで、まさに安倍首相の狙い通りに事は動いているようです。

　昨日行われた記者クラブの党首討論でも、野党の足並みは揃っていません。

　これまで通りのノラリクラリと焦点をぼかしながら話す安倍さんに対して、野党の党首たちはただ批判するばかり・・・。

　やれ「アベノミクスで格差が広がった」とか「原発の再稼働は認めん」とか「集団的自衛権の行使容認はダメ」とか、そんなんばっかりで、将来を見据えた公約なんて全くありません。

　これじゃ、国民の関心が低下しても仕方ありません。

　与党が勝利すれば、ますます「格差」は広がり、４０年以上動いている原発が動きだしたり、議員定数は削減されなかったり、集団的自衛権の内容があいまいでいつの間にか自衛隊が戦闘地域へ送られたり、中・韓との関係がもっと悪くなったり、ＴＰＰで国内農業がツケを負わされたり、などなど一体この先日本はどうなってしまうんでしょう？

　今回の選挙では、安倍政権の２年間をしっかりと査定して、「日本人は愚民だ」と世界からバカにされんようにように、自分の意思で不甲斐ない立候補してる政治家（マトモナ政治家はおらんのだろうかと思っちゃいます）の誰かを選ばなきゃいけません。

　国民全体のたった１５％ぐらいしか指示してない為政者に、これまで彼らが２年間やってきたすべて政策に対して「ＹＥＳ」と思われちゃっては困ります。

　できれば選挙民全員が・・・、少なくとも８割りぐらいの人が投票に行って、自分の意思を明らかにしないといけないと思います。

　それだけの人が投票して自公が勝利するなら仕方ありませんが、５割を切る投票率で与党に「勝った勝った」と言われても納得がいきません！