ayameじいちゃんの日記かな?

今日も今日とて、ayameじいちゃんはお暇な毎日…。
道端で拾った名古屋弁混じりのお話もいいんじゃないかな?

救急で搬送されても…

2024-06-18 09:32:53 | 日記
愛知県の日赤愛知医療センター名古屋第2病院(八事日赤)へ救急搬送された16歳の男子高校生が腸閉塞になっているのに気づかず適切な治療が行われずに、重度の脱水で死亡する医療ミスがあったと発表されました。

昨年5月のことですが、腹痛や嘔吐を訴えて救急搬送され、2年目の研修医が診断の結果急性胃腸炎として帰宅させましたが、同日にも救急搬送され再来院し、別の2年目の研修医が対応し、またも翌日の受診を指示したという事です。

症状は改善されず一般消化器外科を受診したところ、「上腸間膜動脈症候群」と診断され入院…。

しかし、ここでも適切な処置が行われずに心停止し、約2週間後に亡くなりました。

研修医も含め、様々なミスが積み重なって悲劇が生まれてしまいました。

世の中の医師不足が極まったということでしょう。

随分前に政治家と医師会が結託して、医師の養成規模を縮小し、医師会会員がちゃんと儲けられるような構造改革が行われたことがあったように記憶しています。

大学病院改革も進められて、過疎地医療にも欠陥が出ているとか…。

そして、日赤のような大病院でも夜間診療を未熟な研修医に押し付けていることが判明した事案です。

もちろん指導医もいたはずですが、治療に当たった研修医は相談せずに自主判断で帰宅させたという話もありました。

高齢者が一杯いるこの社会で、医療体制が縮小され、様々な場所で医師が不足し、治療に当たる医師たちの健康状態もが危ぶまれています。

この国の政治家たちは、一体何を考えているのか?

圧力団体と結託して、自ら懐に入れるカネを増やすことしか考えてない!

それがのちの社会構造の破壊に繋がることさえも…。

そうしてたったの20数年で作られてしまったのが、今のこの国です。

じいちゃんが子供たちを育てていた頃の雰囲気とまるで違う社会ができてしまい、本当に息子たちや孫たちが可哀そうになります。

それもこれも、じいちゃんたちの世代が政治家たちのやりようをキチンとチェックしてなかったからでしょう。

そして、金儲けに励む世襲議員たちを追い出せなかったからでしょう。

そのしわ寄せが、今の社会を一層悪くさせて来たのは間違いありません。

政治家や官僚たちだけが悪い訳じゃありません。

それを容認してきた有権者にも罪があります。

このままでは、同じような事案が増えていくと思います。

国を守るためとか言って防衛費なんて増額する前に、今苦しんでる国民を助けるために税金を使えないもんでしょうか?

国が侵略戦争でなくなったら国民は生きられないという前に、目の前で死んでいく人を黙ってみてる訳には行かないと思うのですが(国防なんてある意味妄想の世界。そのために40兆円もの税金を掛けるなんてバカじゃないか。それより外交関係を良好にするための政治をしろよ!アメリカの言いなりでバカ高い防衛装備品を大量に買わされるなよ!)…

※内容の一部に新聞記事を引用しました。

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