韓国文大統領、対日批判トーンダウン

　韓国の文在寅大統領が１５日の「光復節」の式典で行った演説で、日本との対話や協力姿勢を打ち出しました（ネットニュースより）。

　あれだけ日本を批判していたのに、急に方向転換したのはなんでだろう。

　やるなら徹底的にやればいいのに…。

　文大統領の日本批判には、財界や国民の間からも不満の声が漏れ始め、日本批判だったのが、最近では安倍政権批判に変わっているといいます。

　韓国からの観光客が減ったからといって観光地の人は若干困るだろうけど、大混雑が少し納まって丁度良かったし、日本の企業だって韓国との貿易自体が禁止された訳じゃ～ないから（手続きは多少煩雑になったが）困ることはないでしょう。

　しかし、韓国企業は日本の輸出規制で直近の製品生産ができなくなって大変…。

　文さんが日本から輸出している材料を自国で開発すると大声を上げてたけど、そんなに簡単にできるもんじゃ～ない。

　対北関係では「北から対話するのはアメリカで南ではない」と突き放され、日米韓での対北対策が重要だとアメリカからも言われ、さらに韓国内で批判が集まると来年の総選挙で敗北するかもしれないという不安感から、今回のような表現になったのでしょう。

　安倍さんは、文さんの発言にホイホイ乗って欲しくないです。

　昨日の終戦記念式典でも、戦争で迷惑をかけた近隣諸国には何も言わなかったんだから、韓国がギャアギャア言ってきても黙ってりゃ～いいのだ。

　慰安婦問題や徴用工問題をシッカリ解決できるなら話し合いに応じてもいいけど、今のままなら対話の必要はないですね。

　戦後７４年間も韓国のお叱りを甘んじて受け入れてきたんだから、もうソロソロこちらも本音で話せるような対韓政策を取ってください。

　それからアメリカのトランプ大統領が、対日貿易赤字を減らすという名目で、経済制裁で中国に売れなくなった農産物を日本に買わせようとしていますが、これにも簡単に応じて欲しくない。

　アメリカの尻をなんで日本が拭かにゃ～如何の？

　進駐軍から押し付けられた「戦争放棄」なんて書いてある日本国憲法（実際には国会で議員が議論してるし、最近では戦争放棄は日本人の提案だったということも分ってきた）を改正して、日本を戦争できる国にしたい安倍さんなら、トランプさんの要求を一つくらい撥ねつけてもいいでしょうに…。

　それもできんと「アメリカの核の傘に守られてる」から世界で唯一の被爆国なのに核拡散防止条約さえも承認できない情けない首相が、憲法を変えるなんてよく言うよね。