台風一過・・秋晴れです！

　台風が通り過ぎて、今日は爽やかな秋晴れです。

　台風の影響で京都・滋賀・福井では、大洪水だったようで亡くなった方や行方不明になった方々がでています。

　堤防が決壊して田んぼが水浸しになったり、住宅が孤立したりした所もあるようです。

　台風や大雨、地震など天災が襲ってくるのは仕方ありませんが、その度に亡くなる方や行方不明になる方がいるのは本当に残念です。

　政府もこのような災害を食い止めるために治水工事などをしてますが、自然は人知を越えて凄まじい威力を発揮し、あざ笑うかのように人が一生懸命作った人命を守るための障壁を乗り越えて行きます。

　日本は海と山の自然が美しい国ですが、海も山もちょっと油断すると牙をむいてきます。

　人間も同じで穏やかだった人が、間違った一言で豹変して襲いかかってくることもあります。

　じいちゃんは日々穏やかに暮らそうと思っているので、ばあちゃんに口答えするなんてありませんし、できるだけ身を潜めるようにして過ごしています（なんのこっちゃ？）

　じ～と我慢して耐えていると今日のような秋晴れがやってきますから・・・。

　しかし、実際に大洪水や巨大地震で家を奪われたりした人たちは、なかなか元の生活を取り戻すことができません。

　というより元の生活には戻れないと言った方がいいでしょう。

　２０２０年の東京五輪開催が決まりましたが、安倍首相の方針通り「被災地の復興」ができるんでしょうか？

　リニア新幹線が通る岐阜なんかでは、五輪に合わせて開通すると自分たちの商売が儲かるんじゃないかということで、前倒しでリニアを開通させるようにＪＲ東海に要請するなどして浮かれてるそうですし、その他にも五輪に向けて公共工事の増加を期待してる人たちがいっぱいいるようです。

　確かに被災地の復興事業のための工事なんてボランティアに近い予算しかないけど、五輪の会場建設や地下鉄工事には莫大な予算が用意されていますからね。

　早く被災地の復興を終えて、五輪の準備をしないと・・・。

　同時進行で進めるなんて、国家財政的にも難しいんじゃないでしょうか？

　被災地の人が心配してるのは、五輪の準備で復興が遅れるんじゃないか、福島原発事故の収拾ができないんじゃないかという問題です。

　こんな心配をさせないためにも、官僚のご都合主義で動いてる復興事業をきちんと整理して進めてほしいとじいちゃんは思います。