まったり風景

アルビレックス新潟のゲーム画像と、散歩写真+戯言のブログです。

ホワイトバランス

2008年03月02日 | マッタリ風景
デジタルカメラでは、白を白として見せるためにホワイトバランスなる設定があります。

通常は、カメラが判断するオートでほとんど問題はありません。

ビッグスワンのゲーム、特にナイトゲームは人工的な光線下で撮影するため、色の再現性が良くありません。
まあ、試合の様子が分かればそれで良いのですが、やっぱり見た目の色に仕上がるとグッドです。

大抵のデジタルカメラには、プリセットポジションがあります。
グレーカード(コダックとか銀一の製品があるそうです)を撮影してプリセットすると色がきちんと再現されるようです。
ケンコーのドーム型デジタルホワイトバランスセッターなんかは、カメラのレンズに被せるだけで、グレーカードと同じ動作をします。

でも、これらはお金がかかります。
商品を撮影するわけではないので、厳密な色あわせは必要ありません。
簡易的に設定できれば十分です。(かつ、安価に)
Webで検索すると、トレーシングペーパーを使った自作方法などが紹介されていました。
先日、乳白色をしたクリアファイルを入手しました。(景品で、元手はタダです)
これを利用してホワイトバランスを簡易的に設定できないか実験してみました。
クリアファイルをスキャナーで読み込んでヒストグラムを確認すると、RGBで若干のずれがありますが簡易的と考えれば問題なさそうです。

このクリアファイルを使って、デジタルカメラのホワイトバランスをプリセットした上で撮影を行いました。
モデルは我が家の床の間へ飾られた内裏雛様です。
床の間の天井には蛍光灯、部屋も蛍光灯、右サイドから障子戸を通して自然光が混ざり合う複雑な光線状態で撮影です。

結果は、一目瞭然です。
簡易グレーカードを使った画像は、見た目の色合いが再現されました。
特に、金屏風の質感が全然違います。
クリアファイルが簡易グレーカードとして使えることが分かったので、カードケースへ収まる大きさにカットして完成させました。
これで、ビッグスワンでの色合いが改善されると良いのですが。


※プリセットの他に、日陰、蛍光灯などのポジションがセット可能であれば、それを利用する方法もあります。
※デジタルカメラは日進月歩で進化しています。
最新のデジタルカメラは、こんな事をしなくても、オート機能で問題は発生しないと思います。





クリアファイルをグレーカードとして使って、ホワイトバランスへプリセットして撮影。





デジタルカメラのオートホワイトバランスで撮影。


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