東北電力ビッグスワンスタジアム
結果 １：２
3ヶ月ちょっと冬眠状態でしたが、リーグ開幕と共に目覚めとなりました、今シーズンもよろしくお願いいたします。
毎シーズン末のパターンで、主力クラスの移籍、そのための補強が行われました。
今シーズンは、ＦＷ、ＭＦ、ＤＦへ、質実剛健な補強ができたと感じます。
目玉は、もちろん貴章です、ドイツから1年半ぶりにアルビへ復帰してきました。
開幕戦の川崎戦は、テレビ観戦しました。
コンビネーションに一抹の不安を感じましたが、昨年と比較すれば戦力はアップしているし、ＤＦも安定していると感じました。
ワンチャンスをものにした川崎が、ＤＦの安定力を生かして逃げ切ったけど、アルビの内容は悪くないと感じました。
さて、今日のゲームはホーム開幕戦、勢いをつけるためにも、勝利したいゲームでした。
でも、結果は逆転負けを食らってしまいました。
前半さい先よく先制点を入れたものの、後半早々から流れを失って追いつかれて、ゲーム終了間際にカウンターから逆転ゴールをたたき込まれて負けゲームとなりました。
スターティングメンバーは、ブルーノ・ロペス、貴章の2トップ、右に亜土夢、左に新戦力のアランミネイロ、勲、三門のダブルボランチ、右サイドバックは村上、左サイドバックは新加入の金珍洙、ＤＦは鈴木、新戦力の大井、ＧＫは小澤でした。
前半は、アルビがプレスをきかせて、やや流れを引き寄せたと感じました。
良い流れの中、前半20分、村上がややロングのクロスをゴール前に入れました。
GKが前に出づらい効果的なクロスに、ロペスが頭で合わせて、見事ゴールを入れてくれました。
流れを引き寄せたアルビは、攻撃がさらに活性化しましたが、追加点が奪えませんでした。
後半、大宮がしっかりと修正したようで、ややゲームの流れをつかんだように見えました。
後半20分過ぎに、同点ゴールをたたき込まれまて、追いつかれてしまいました。
アルビも村上、新戦力の平井、同じく新戦力の小谷野を投入、攻撃の活性化をはかりました。
チャンスはあったのですが決めきれず、結局ゲーム終了間際にカウンターを食らって、逆転を許しました。
どうも、昨シーズンの負けパターンを見ているように感じてしまったのは、私だけでしょうか。
ホーム開幕戦だから、攻撃が前掛かりになるのはやむを得ないのですが、カウンターを食らった時のリスク管理には工夫の余地がありそうです。
結果は残念でした。
であっても、２ゲームを見た限り、主力の移籍に対応して、しっかりと各ポジションに駒を揃えたと思います。
ただ、それだけに攻撃時のコンビネーションが熟成されるまでに、時間が必要なのかなとも感じました。
攻撃のオプションがたくさんあったとしても、結果が伴わないことには、絵に描いた餅ですからね。
貴章は相変わらずの運動量で攻守に貢献していましたが、前よりもプレーに安定性が感じられたと思います。
後半のビッグチャンスは、決めて欲しかった。
アランミネイロのプレースキックは武器になりそうです、頑丈なガタイ持っていますので、日本のサッカースピードに慣れれば活躍してくれそうです。
金珍洙は、川崎戦よりは高めの位置を取っていました、こちらも潜在能力があるだけに、日本のサッカーに慣れれば、先が楽しみです。なお、ロングスローも魅力です。
平井は、今のところ途中出場が続いていますが、できれば先発で見てみたいです。
ブルーノ・ロペス、貴章、平井の3トップは面白そうです。
小谷野は、今日のゲームは途中出場でしたが、川崎戦を見た限りでは、さすが鹿嶋が抱えていた選手だと思いました。
自らの攻撃はもちろん、コンダクターとして攻撃を組み立てる能力は高いと思います、後はイメージの共有ですね。
DFは、オリンピック予選突破に貢献した鈴木と、新加入のベテラン大井は安定性を感じさせました。
今日は残念な結果になりましたが、昨年よりは失点を減らしてくれそうです。
GKは、小澤のキック安定性に難があるのを見るにつけ、東口の復活が望まれるところです。
