まったり風景

アルビレックス新潟のゲーム画像と、散歩写真+戯言のブログです。

好日

2010年05月15日 | アルビレックス新潟





























アルビレックス新潟VSモンテディオ山形

東北電力ビッグスワンスタジアム

結果 3:1


横浜Fマリノス戦が終わった後、アルビはアウェーで首位清水を撃破して3連勝を飾りました。
さらに、本人もサプライズとコメントしていましたが、ワールドカップ日本代表に矢野貴章が選出されました。

今日のゲーム、アルビは4連勝が成るか、貴章がゴールを決めてワールドカップへ行けるかがポイントだったと思います。

相手は、J2時代からの好敵手モンテディオ山形、天地人ダービーです。

結果は3:1の逆転勝ちで4連勝を飾りました、貴章は残念ながらゴールを入れることができませんでしたが、惜しい場面が多々ありました。

ゲームの出だしはアルビが先手を取って、良い流れで山形のゴールに襲いかかりました。ただ、ゴールの匂いはするけど、中々ゴールを決められなくて、ちょっと嫌な流れでもありました。
こんな時は、セットプレーとか、ちょっとしたワンチャンスで相手に先制点を入れられることが往々にしてあるのがサッカーです。
嫌な予感が当たってしまって、先にゴールを入れたのは山形でした。
左CKから入れたクロスは、ゴール前に摩天楼のごとく守る矢野が難なくクリアしたんですが、そのクリアボールがペナルティアーク前で待っていた宮沢の前に転がって、豪快なシュートを決められてしまいました。
うーん、素晴らしいシュートでしたけど、アルビにとってはクリアしたボールだったので、出会い頭の事故みたいな失点です。

先制されてしまったので、山形は当然のごとくリトリートしてゴール前をがっちりと守りにかかります。
こうなると、引いた相手を崩すのは、相当難しいことになります。
ただ、アルビはそうあわてることもなく、ボールを回してビルドアップしつつ、山形の綻びを狙います。
同点ゴールは、ペナルティアーク前で得たFKでした。
キッカーは名手マルシオ、蹴ったボールは壁を超えてゴール左側へバウンドしてゴールイン、同点に追いつきました。

こうなると3連勝と追いついたことで、アルビは勢いが付きます。
左サイドで絶好調の曹永哲と高徳のコンビがボールを回して、最後はペナルティアーク前に出したパスに勲が飛び込んで、目の覚めるようなミドルシュートを決めて、逆転しました。

後半、リードされた山形は次々と攻撃的な選手を投入して、ゴールを奪いにかかります。危ない場面もありましたが、最後の最後は球際のプレーに負けないで、しのぎ切ります。そして、ゲーム終了が見えた時間帯、ペナルティエリアやや左サイドでボールを受けた曹永哲が、得意のドリブル勝負で相手DFを振りきって角度の、無いところから豪快なシュートを決めて、ダメ押しのゴールを奪って勝負ありでした。

ゲームが終わって、貴章の挨拶があったんですが、今日はボールを集めてもらったけど、決められなかったと悔やんでいました。
惜しい場面が多々ありましたが、それがいかにも貴章らしいとも感じました。
リーグ戦はノーゴールだけど、南アフリカで難しそうなゴールを決めてくれると思います。

しかし、何週間か前はチームはどん尻、リーグ終了の時は一体どうなっているのかと悲観的になったのが嘘のよう勝利です。
これでリーグ戦は、ワールドカップのため中断しますが、上々の中締めです。
後、カップ戦の予選を突破したいですね。

誰かがつぶやいたのですけど「今日は宮沢(山形のね)のゴールを見ることができたし、リードされてどうなるかと思ったら逆転で4連勝したし、良かったなー」、本当にそのつぶやき通りの良い一日でした。