ジャンクカメラ二号で撮影した、秋の風景。
青空の色と、紅葉の色の両方を描写しています。
先日、友達に頼まれたケーブルを探しにハードオフのジャンクコーナーを俳諧していました。
ついでに、ジャンクカメラの箱を覗いたら、面白い格好をしたカメラを発見。
ごつい形をしているけど、手に持つと以外と軽いカメラで、どうも防水タイプのコンパクトカメラの様でした。
傷とかスレもほとんどなくて、綺麗です。
プライスタッグが付いていなかったので、店員に聞いたら1,050円とのこと。
その店員が買い取りをして、シャッターとフラッシュの動作は確認したと保証付き。
525円なら買おうかと思っていたのですが、値段が倍になったので少し迷いましたがジャンクボックスから救出する事にしました。
救出されて、我が家のジャンクカメラ二号とあいなりました。
で、電池を入れて動作させたら、間違いなくシャッターもフラッシュもOKでした。
ただし、クオーツデートの電池が切れていて、それだけ追加購入となりました。
さて、このカメラWebで検索をしたら、富士フィルム製のWAVEEと言う名前のカメラと判明。
1991年7月に発売されて、当時の定価は36,800円。
早速、試し撮り(フィルムを終わらせるのに二週間)を実行。
できあがってきたプリントを見て、ビックリ!!です。
プリントされた画像は、けっこうシャープで、メリハリのある綺麗な発色なのです。
個人的には普及型コンパクトカメラの写りを越えているように思います。
仕様をみると、レンズは34mm/F3.9、3群3枚で、とてもシンプルです。
構成からすると、トリプレット(安価なコンパクトカメラに組み込まれるレンズの代表選手)と思われるのですが、写りは素晴らしいです。
34mmと言うレンジは広角レンズとして使い勝手がとても良いですしね。
いわゆる「当たり」のカメラだったようです。
使い方も、一つのスイッチで電源のオンオフから、フラッシュの発光制御までできてしまうので、取り扱い説明書は不要です。
ただし、オートフォーカス(赤外線アクティブ式 ステップ数は僅かに5)は測距したと言う表示(LED)だけで、実際に撮影距離に問題ないのか分かりません。
それで、近接撮影(最低撮影距離が1.1m)の時はカメラマンが距離を注意しないと駄目です。(これは、Auto-7と同じです)
防水タイプなので、ちょっと天候の悪い日の散歩には良い相棒になりそうです。
Camera Fuji WAVEE
Film KODAK Super Gold 400
プリントをスキャナーでデジタル化(なので、少しシャープさが欠けます)
WAVEEです。(これはデジカメで撮影)
近所の食用菊を撮影。
デジカメだと、黄色が飛んでしまう場合が多いのですが、しっかりと描写してくれます。
近所の柿木を撮影。
露出が青空に引っ張られないで、柿の実をしっかり描写してくれました。