まったり風景

アルビレックス新潟のゲーム画像と、散歩写真+戯言のブログです。

初勝利!!

2006年07月20日 | アルビレックス新潟
アルビレックス新潟vs浦和レッドダイヤモンズ
新潟スタジアム(ビッグスワン)

結果:2:1





<エジの先制ゴール>



<エジのゴールが決まって ゆりかご のパフォーマンス>



2ヶ月以上、サッカー観戦の無い生活が続いて、みんなフラストレーションが溜まっていたが、待ちに待ったJ1リーグが今日再開した。
相手はJ1リーグで四戦全敗の浦和レッズ、しかしフラストレーションを吹っ飛ばす初勝利をもぎ取った。
平日の夜、3万8千人もの暇人が居ることに驚いたが、勝利の女神は素晴らしい試合をプレゼントしてくれた。
前半開始早々、復帰したエジミウソンがこぼれ球をミドルシュートを決めて先制点を奪った。
後半、押し込まれた時間帯にセットプレーからシルビーニョが追加点を入れてくれて、浦和の反撃を1点に抑えて逃げ切った勝利だった。

先発選手の面子を見れば、中原のポジションに怪我から復帰したエジミウソンが復帰した以外は同じでスタート。
試合は、慎吾のオープニングシュートから始まった。
それでリズムを作れたのか、シンプルに前線にボールを集めるサッカーが機能した。
そんな中で、中盤まで上がった三田が得意のロングフィードをペナルティエリアに入れて、こぼれたボールをエジミウソンが渋く決めた。
その後も流れは悪くは無かったのだが、試合の主導権は段々と浦和が握っていった。
それでも、豊富な運動量からのプレスが効いていて、決定的に危ない場面も無かった。





<シルビのゴール>




<ゴールをアシストした慎吾と抱き合って喜ぶシルビ>



後半に入って、最初のうちはアルビがペースを握っていたが、浦和が攻撃的な選手を入れるにしたがって、主導権は相手に握られた。
ただ、前掛になった相手にはカウンターが有効だと言うセオリーどおり、慎吾と貴章がビッグチャンスを作ったのだが、最後の詰めでゴールインできなかった。
試合終了前の20分は、アルビの運動量が目に見えて落ちて、完璧に浦和に押し込まれた。
そんな中で、後半30分前左CKからシルビーニョと慎吾がショートコーナーでワンツー、シルビーニョがドリブルでゴール前に抜けてシュートを放つと、それが見事に決まった。
ファインダーの中で、浦和のDFにぽっかりと空いたスペースが見えた、と思ったらシルビがシュートを放っていた。
苦しい時間帯に奪ったこのシュートが試合を決定付けた。
その後、浦和がアルビの体制が整わないうちにFKを蹴って、それがゴールイン。
浦和は、試合終了が迫る中、怒涛の攻めを繰り出してきた。
アルビのDFラインは、ペナルティラインの前後に張り付いたまま。
プレスが効かない、と言うよりはプレスをするフィジカルが残っていない状態だった。
脚を攣る選手が続出して、フレッシュな選手を投入はしたが、浦和が繰り出す怒涛の攻めを押し返す力は無かった。
しかし、気持ちと集中力は相手を上回っていた。最後の場面は、ボールを跳ね返し続けて、5分の長い長いロスタイムを抜けて、試合終了の笛がスタジアムにこだました。

浦和から奪ったJ1リーグの初勝利、アルビのサポーターは勝利の咆哮と、ハイタッチを繰り返して勝利をかみ締めた。