まったり風景

アルビレックス新潟のゲーム画像と、散歩写真+戯言のブログです。

sentimental journey

2005年08月19日 | アルビレックス新潟


<アルビレッジのアルビ専用練習ピッチ---今日は刈り込みが行われていた>


今日、子供と新潟市東港地区にある「アルビレッジ」行って来た。
リーグ再開戦である対ガンバ大阪戦を明日に控えて、アルビのクラブハウスは人影も無く、暑い夏の昼下がりの様相を呈していた。
アルビ専用練習ピッチは、水くれとピッチの刈り込み作業が行われていた。

こんな時にアルビレッジに行ったのは、当然練習見学ではない。
2年ほど前(2003年5月25日)に、ここで植樹祭が行われた。
その時、子供と一緒に参加して植樹を行った。
その後、私たちが植樹した木の様子を見に行こうと思いつつ、今日まで来てしまった。
そして、今日の午後、思い立ってアルビレッジを訪問した。

当時のアルビレッジは、休業中のレストラン以外は、だだ広い野原が広がっていただけだ。
現在は、アルビのクラブハウス、アルビレッジの管理棟、芝生のピッチが4面、人工芝のピッチが2面、屋根付きのフットサルコート、それに陸上用トラックまで完備した、スポーツ拠点となっている。

その中を、植樹した木を探した。
私たちに割り当てられた木は「ポプラ」だった。
植樹したポプラの本数は少なかったので、無事育っていれば目立つはずだった。
しかし、様子がすっかり変わってしまって、植樹した場所すら確定できない。
結局見つけたのは、フットサルコート裏の草むらの中に、転々と立ち枯れた木々の残骸だった。
かろうじて生き残った木(主にドングリの木)も、草の中にかろうじて命を長らえていた。
この状態を見たときはショックだった。
自分たちの植えた木は育っていてくれよと祈りつつ、ポプラの木を探した。
そして、見つけたのほぼ立ち枯れ状態のポプラの木だった。
植えた時と、高さも太さも、ほとんど変化していない。

空しさと、憤りがこみ上げてきたが、それを誰にもぶつけようがない。
考えてみれば、植樹した木を育てるのは、手間暇がかかる。
水くれをし、下草を刈り、時には肥やしをほどこす。
植樹を行った後、手入れをする手はずを整えていたはずがないのだ。
しかも、悪いことに植えたばかりの木々の横では、アルビレッジの管理棟とフットサルコートの建設が開始された。
この時点で、木たちは見放されたのだろう。
そうだとしたら、アルビレッジが竣工してから植樹を考えれば良かったのではないか。
じゃ、自分で行動を起こしたのかと言われると、返事に窮する。
それにしても、無惨な結果だ。
せめて、今生きている木々が、無事育つ事を祈るばかりだ。



<2005年8月19日の様子>


<2003年5月25日の様子--ファビの後ろにある木>


<2005年8月19日--植樹した木々の様子>