どうしてこんなに楽しいんだろう!

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心に響く小さな5つの物語

2014年06月19日 21時46分58秒 | 読書・歴史
冒頭、小学6年生の作文から始まる。

「僕の夢は一流の野球選手になることです。」

私も野球選手になろうと思っていたので、親近感をおぼえながら読みすすんだ。
が、途中から私と明らかな違いが書かれている。

彼は小学校3年生から、一年365日のうち360日激しい練習をし
友達と遊ぶ時間もなかったという。
さらに、プロ野球の選手になったら
今までお世話になった人を試合に招待したい、というのだ。

作者は鈴木一朗・・・彼は少年時代から自分の夢が明確で
そのために何をしないといけないか考え実践していた。

5つの物語・・・10分で読み終えた。
が、タイトルのとおり、心に響き余韻が残る。

私が感じた物語のテーマは家族、先生、子供と大人、夢と挫折と希望。
それぞれの物語に人生の深みというものを感じた。

少年時代わからなかった親の気持ちを大人になって気づくこともある。

以下本文より

喜怒哀楽に満ちているのが人生である。
だが、その表面だけをすくいとり、手放しで受け止めてはなるまい。
喜怒哀楽の向こうにあるものに思いを馳せつつ
人生を歩みたいものである。
その時、人生は一層の深みを増すだろう。

今日の言葉
「順境に居ても安んじ、逆境に居ても安んじ、
常に担蕩々(たんとうとう)として苦しめる処なし。
これを真楽(しんらく)というなり。
萬(よろず)の苦を離れてこの真楽を得るを学問のめあてとす」


中江藤樹



心に響く小さな5つの物語 (小さな人生論シリーズ)
クリエーター情報なし
致知出版社



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