タウンミーティング～政治とくらし

古川さん主催のタウンミーティングに参加した。

衆議院議員の古川氏、県議会議員の富田氏、市会議員のひび氏が参加し
それぞれのテーマで意見交換した。

行政上、国・県・市と分けているが、
地域住民からすればすべてに所属している。

地域の問題は、国だ県だ市町村だ・・
と、たらいまわしにしていたのでは解決しない。

例えば、
高槻市の小学校で起こった、ブロック塀倒壊の件もそうだ。

ブロック塀の高さや施工基準などは建築基準法・・国
面した通学路が県道なら・・県
小学校が市立なら・・市・・など

今後の安全対策ひとつとっても各行政の連携が必要だ。


そういった観点から、3名が参加している。

様々なテーマに対して
たらいまわしではなく、
むしろ各行政でできることを前向きに発言していただいた。

さらに、古川さんがいつもいっているように

「政治は万能ではない」

そして

「法律も万能ではない」

原則は私たち住民ひとりひとりが安心安全の街づくりを
すすめていかなければならないのだ。

何が正しくて正しくないのか・・むつかしい問題だ。

おそらく、物事というのは
100％正しく100％間違っているということはほとんどないのだろう。
どちらかというと賛成or反対だが、条件付き・・・
というものがほとんどではないだろうか。

今回のテーマに関しても参加者の意見は分かれていた。
私の意見は以下の通りだ。

・カジノに関して・・・私は賛成の立場をとっている。
公営ギャンブルがあるなかで反対する理由はないと思うが、
無条件に乱立しては治安も乱れるので、
場所や業者の認定は慎重に行うべきだ。

・飲食店の全面禁煙に関して・・反対。
受動喫煙の問題があるが、分煙やマナーの徹底をし、
吸わない人への配慮を第一に考えるべきだ。

また、喫煙可の店は入口にラベルを張るなどして
禁煙者に注意を呼び掛けることも必要。

・名古屋城木造天守にエレベータをつけない・・賛成。
そもそも目的が歴史建造物の復元にある。
障害者に対する差別にはあたらない。

エレベータをつけるのであれば木造ではできないので
作り直す必要もない。

ひび市議もこの件は支援者のなかでも意見が分かれている
とおっしゃっていた。

議員はたいへんだ。

このようなさまざまな問題を
住民のコンセンサスを取りながら前に進めていかなければならない。


私が今日一番聞きたかったのは

名古屋市のブロック塀の安全対策だったが、

ふと、、記憶をたどると、貴船小学校も高針台中学校も
ブロック塀がなかったような・・・
と思い、質問を控えた。

後で、帰りに、貴船小学校と高針台中学校の塀を確認したら・・
ブロックは基礎部分だけで軽量の金網で囲まれていた。

これなら、地震でも安心だ！

名古屋市はすばらしい！！

ほっとすると同時に、感嘆した。


古川さんは明日、NHK総合9時～日曜討論に出るそうだ。

ほんとうに休みなしで・・たいへんだ。

体調に留意し、今後も日本のためにがんばっていただきたい。