養老孟司(ようろうたけし)さんの講演会にいった(主催:中部経済同友会)。
演題「世の中の本質を見抜く~われわれはどのような時代に生きるのか~」
養老さんといえば著作
「バカの壁」が有名だがそれ以上はよく知らなかった。が
はっきりいって おもしろかった。90分があっという間だった。
彼が東大の医学部を卒業し医師免許を取得したのはいまから50年前。
当時の栄養学では”何が不足すると”病気になるか!を研究していたが
現在は”何をとりすぎると”病気になるか(^_^;)、が課題だそうだ。
要は”余っている”ということだ。
日本人の廃棄する食料は 全世界で必要とされている支援食料の3倍だそうだ。
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その後、エネルギーについて、都市と秩序について、さらに”意識”について
具体的で 深みのある話が続く。
養老さんは73才ということだが若々しく元気だ。
大学の教授らしくステージを動きまわり ジェスチャーをまじえ語る
さらにポイントはホワイトボードに板書する。
彼はいう
”われわれは経験値で判断する しかし時代は常に”未知”を取り込んでいく
経験したことのないことを行うのに必要なのは”勇気”だけだ。
あとは自分で考えてください!”
≪養老孟司プロフィール≫