黄昏人生徒然日暮らし

人生黄昏時になり今を大切に、趣味の仏像彫刻・歌声・写真・散策・読書・日記・フォトチャンネルを徒然なるままに掲載します。

気分が沈んでいるときは悲しい静かな曲を

2017-12-14 | 歌・音楽
一般的に気分が沈んでいるときは明るい曲を聴きますが。音楽療法では、うつ状態で気分が沈んでいるときに行進曲や勇ましい曲を聴くとかえって落ち込むそうです。

うつ的な気持ちの時の音楽療法では悲しい静かな短調の曲に病人は癒されるそうです。これを同質の理論というそうで同じものが触れ合って響きあうからとのことです。

頑張っているからうつ症状になるので、うつ病の人に頑張れは禁句なのと同じであり、音楽でも短調の悲しく静かな曲で「頑張らなくてもいい、ゆっくりしなさい」と言うことなのでしょう。

たしかに、わが身に置き換えてみると落ち込んだときや悩んでいるときに元気いっぱいの曲を聴くと騒々しく感じ余計にイライラしますが、マイナー調のナツメロ・演歌・歌謡曲・イージリスニングなどを聞くと心が休まります。

元気が出るのは「花も嵐も踏み越えてゆくが男の生きる道」「生きて行こうよ希望に燃えて」「我が世の春はきっと来る」「日々の暮らしは嫌でもやってくるけど静かに笑ってしまおう」などの歌詞に元気をもらっています。



読書感想「新風に吹かれて」より心に残った言葉 3

2017-12-13 | 読書
五木寛之 著  講談社刊

著書より心に残った言葉を引用(太字)し一言コメントしました。


*鬱状態とは,心が屈することでもって、生きる重荷を滑り落とそうとしている大事な時間なのではあるまいか。
(コメント たしかに鬱状態の時には身体が自己防衛のために、頑張らなくてもいいよ・休養しなさい・気分転換しなさいとのサインではないのでしょうか。十分に頑張っているから鬱になるので決して頑張れよと言ってはならないと専門家は言っています。)

*死後に行われる様々なセレモニーははっきり言って、後に残った関係者のものだ。長い院号を贈ったり、盛大な葬儀をとりおこなったところで、亡くなった人が幸せになるというわけでもないだろう。
(コメント 同感ですが遺族の気持ちも解ります。両親を見送った我が家でも身の丈・生活レベルにあった葬儀にしました、最近は家族だけで葬儀を行う家族葬が増えています、近隣・友人も家族葬でした。)

*年寄りの昔話は若い人には歓迎されない。若い人たちの関心は未来に向けられている。これから自分達も体験するに違いない明日が問題だ。若い人たちが知らないことは老いることだ、将来必ず体験することだ。
死は私たちも未知の領域だが、老いていく実体験は我々の世代が身にしみて痛感している事実である。語るあいては若い人だ。
(コメント 老いることの辛い現実を、若いということは可能性もあり幸せなことだと伝えたいですね。)

今流行のカフェより古い喫茶店のほうがいい。
(コメント 同感です、今風のコーヒーショップは落ち着けない・騒がしいのでゆっくりできないので、昔ながらの喫茶店を探すのは大変です。)

懐メロを歌う会月例会に参加

2017-12-13 | 日記

懐メロを歌う会の今年最後の例会に参加しました、会場の設営もするので開会1時間以上前に着くようにバスで出かけました、新規入会者が十二人ほど増えて五十数名で懐メロを楽しく歌いました。

今日のテーマは「青春と恋情を歌う」で曲目は「青い背広で」「煌く星座」「純情二重奏」「恋しているんだもん」「好きだった」「ブルーライト・ヨコハマ」「おーい中村君」「青年の樹」「誰よりも君を愛す」「骨まで愛して」「お別れ公衆電話」「みちづれ」「男の純情」 計13曲でした。

今年も残り少なくなりました風邪にお気を付けください。




孫の誕生会に出かけました。

2017-12-10 | 日記
本日は、こちらの都合でずらしてもらった孫の誕生会に妻と電車を乗り継ぎ出かけました。

待ち合わせ場所につくと4歳の孫が飛んできて手をつないできたので親馬鹿ではなく爺馬鹿になり頬が緩みました、駅ビルでケーキなどの買い物後に娘宅に向かいました。

誕生祝とのことで部屋は紙テープやハッピーバスディの装飾や風船などを飾り付けてあり、孫も人が来るとうれしいのか大はしゃぎで喋りまくっていました。

食事の後はレゴブロックで遊び3時頃には帰路に着き5時前には帰宅しました、次は正月に逢えるのが楽しみです。
孫が成人になるまではせめて元気でいたいと思っていますが、天命ですのでどうにもならないことでしょうが健康第一で頑張りたいですね。

息苦しさも薬が効いているのか治まり、明日は仏像彫刻で過ごす予定です。

昨日は通院・今日は仏像彫刻で過ごす。

2017-12-09 | 日記
十日ほど前から軽い息苦しさが続いてますので昨日は診療所で薬を処方してもらい大分楽になりました。

本日、妻は知人の娘さんの結婚式に出かけたので家の中は静まり返っています。

今彫っている吉祥天は7割近く進んでいます、残るは荒堀りのままの頭部・足先・手・などが残っており次の作品の材料も届いているので今日も頑張らなくてはと一日彫っていました。

雨だと落ち着いて仏像彫刻・読書などができるのですが、今日は天気が良いので外に出たかったですが留守番なので食料の買い出し以外は仏像彫刻で過ごしました。

明日は久しぶりに孫に逢いに出かけます、楽しみです。


読書「新風に吹かれて」より心に残った言葉 2

2017-12-08 | 日記
「五木寛之」著 講談社刊より気に入った言葉考えさせられる文章を引用し(太字)感じるままにコメントしました。

枝が折れるのは、固くて曲がらない枝である、そういう木に雪吊りをするのだ。よくしなる枝は、雪が積もると深く屈して、するりと雪をすり落とすから折れない。
柳とか竹には雪吊りをしないのは、そうやって曲がりながら風雪に耐える力をもってるからだろう。

(コメント 以前に大雪で庭の2m近くあるナンテンが雪の重さに耐え変えかねて枝が曲がっており切り取らなければと思っていましたが4,5日で元に戻っていました、柔軟な木の強さを実感しました。人間も柔軟な生き方・考え方が出来ないと折れてしまいます、生真面目な人は生きづらいという矛盾した現実。)

*「名誉も・権力も・富もいらない。ただ、そろそろ死ぬかと平安な心で思い、穏やかに感謝しつつ世を去ることが自分の意思でできたら、どんなにいいだろうと思う。」
(コメント 苦しまずに穏やかに最期を迎えられたらとは思いますが、富は残された者のために少しは欲しいですね、綺麗ごと言っても死ぬこともお金のかかることであり、お金があれば人生のたいていの事は解決できるという悲しい現実もあります。)

*人間の晩年は淋しいのが当然であろうと思ってきた。そうあるべきだとも考えてきた。
青春・朱夏・白秋・玄冬 それが自然のサイクルだし、人生もまたそうなのではあるまいか、ひっそり静かな晩年を考えると、なんとなく心がなごむのをおぼえる。さびしいのだが、落ち着くのだ。その季節を思いながら、また一年が過ぎてゆく。
(コメント 気の置けない人との会話や趣味や何かに没頭している時はいいのですが、曇天・黄昏時や一人でいると思っていた以上の寂しさや不安が胸によぎります。)
(自然の中にいる時は癒されますが雑踏は心身ともに疲れるだけです、自然豊かな場所で残りの余生を心静かに穏やかに過ごしたいものですが現実は?)






人生四苦八苦

2017-12-06 | ぼやき
趣味で仏像を彫るようになって、なにげなく使っている多くの言葉は仏教用語からきていることを知りました、人生黄昏になり老・病・死が身近になって来たので深い言葉であり、四苦八苦することも多くなりました。

四苦とは生(生まれる苦)・老(老いる苦)・病(病気の苦)・死(死の苦)であり、人間として逃れられない肉体的な苦のことだそうです。

この四苦に愛別離苦(あいべつりく-愛するものと別れる苦)・怨憎会苦(おんぞうえく-憎い人、嫌いな人と会う苦)・求不得苦(ぐふとくく-求めても得られない苦)・五薀盛苦(ごうんじょうく-存在する一切は苦・苦しみが次から次へと湧きあがってくる)の精神的な苦痛をいれて八苦の事だそうですが、五薀盛苦(色・受・想・行・識)は仏教には疎いので良く理解はできません。

「楽になりたい」とばかり思っていると、返って苦しみは増すもので、生きることは常に苦が伴うものだと事実を直視して割り切り受け入れて、少しでも楽になりましょうというのが仏様の教えだそうです。


朝目覚めると息苦しい

2017-12-04 | 健康
ここ3日ぐらい前から朝目が覚めると軽い息苦しさを感じていましたが、朝以外息苦しさは感じなく胃に違和感があったので漢方の胃薬を飲んでいます、食欲はあるので?

普通に生活でき仏像彫刻も問題なくできるので、今日のお通夜に出かける予定でしたが夕刻には息苦しくなったので血圧を測ったところ通常より下も上も30程度高いので、急遽妻に変わってもらいました。

様子を見て医者に行こうかと思っています、あちこちガタが出てきています、年は取りたくないものですね。

テニス仲間と忘年会

2017-12-03 | 日記
昨日はテニスサークルの仲間との忘年会を中華街で行いました、元職場の同僚と始めて40年になりますのでメンバーも高齢になり会員も減り行事も最近は年一回の合宿と忘年会のみになっています。

七名の出席ですが、今年に一名は親を亡くし・もう一名は奥さんと母親を亡くしたメンバーですが、元気そうでほっとしました、まさに生存確認の会になっています。

話題は体調から来年の合宿先などがメインですが、会社人間から抜けきれない仲間が多いのであまり楽しく感じませんので、終了後の二次会は体調第一と欠席し二時間ほどかけて帰宅しました。

近隣の奥さんが六日前に亡くなったのですが、二日前にはご主人が後を追うように亡くなり明日はお通夜に出かけます、諸行無常を感じます。

死が身近になってきました、今を大切に生きなければいけませんね。

2枚の枯れ葉

2017-12-02 | 樹木
若い頃から日の出より夕日・桜より紅葉に心を惹かれていましたが、高齢になり余計に紅葉は味わい深く感じ特に枯れ葉は人生の終焉と重ねられ寂寥感や無常をおぼえます。

散歩コースを散策中に枯れ始めた木の2枚の葉に目が留まりました、まるで高齢の夫婦が寄り添いながら「まだ落ちないよ、負けないよ」と言っているように感じ、思わず「頑張って」と。