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梅雨時は注意! 畳とカビについて

2010-05-26 | 住まいのリフォーム
雨の季節に入る前に。

畳にはカビは生えないと思っている方がいます。
じつは畳表の原料である「い草」は、湿気を吸収する能力がとても優れています。
畳が住まいの調湿効果に役立つという所以なのです。

しかし、普段あまり窓を開けないとか、マメにお掃除しない畳の部屋の場合、湿度の高い日が続くとカビが出やすくなります。
更に、最近の高気密住宅では、温度や環境が常にカビが生えやすい状態になっているのです。
この時期いつもよりマメにお掃除をし、窓を開け、風通しをよくすることでカビを防ぐ事がかのうになります。
特に、春先4-5月に畳替えを行なった場合はお部屋の換気に十分気をつけて頂きたいと思います。

■もしカビが生えてしまった場合。
まずよく乾かすことです。乾燥しないとカビの落ちが悪くシミになることがあるからです。
方法は、窓を開け風を入れる。湿気の多い場合は、エアコンのドライ機能を使って乾かす。
それから、畳の目にそって丁寧に掃除機を掛けるようにしてください。
その後硬く絞った雑巾で拭くだけでOKです。
シミが気になる方は、エタノール(消毒用アルコール)を染み込ませた布で表面を拭いてもらえば完璧です。
その後は、マメに換気をする事でカビは防げます。