私は私の母親とは性格が正反対でしたし、考え方も正反対でした。なんでも、自分の(母は)思い通りにしないと、きがすまない人で、私はおとなしい性格でしたので、母が恐くて仕方がなくいつもいつもいうことを逆らわずにきいてきたのです。しかし、小学生５年のときに急に仕事から帰宅した母が私にこれから、私に一緒について来い、というのです、どこに？と聞くと駅前のパチンコにと行ったので、えっ、いやだよ、私は不良とそういうのは小学生から大嫌いでしたから、そのときばかりは行かないと言うと、顔をまた、何回も殴られたのでしぶしぶついていったのです。いつもは母は仕事で忙しいので、パチンコにははじめてだったと思うのですが、何があったかわからないけど、パチンコ店に入っていきました。私は入るのがいやで、テコでも入らなく外で４時間の間、そのパチンコやさんの前で、つったっていました。帰ればいいものを帰ったら怒られるのが恐くて外に立っていました。そのあいだ、悲しくて、胸中で題目をあげて、入院している父のことを祈っていました。◆私は結婚して、娘が・(娘も私と同じく一人っ子ですが)・ できたときに御本尊様にこの子は大切な使命を持って生まれたこですから、私の思い通りにはしません、一個人の広宣流布の同志です、と生まれたお祝いとして、今現在の大きな仏壇を買いました。だから、高校も大学も、娘が行きたいと決めたところに決めさせました。 学校も親が決めることじゃないし、子供本人が決めることと、私はそうしてきました。続く
