秋の夜長・・・・妻から特別任務を命じられる。
それはビデオテープからDVDへの移行と云う、恐ろしく気が遠くなるような任務である。
が・・・あまりの懐かしさに7時間ほど手が止まっている。
いや・・・正しくは止まったと言うより止まっていた時間が再び動き出したと言うべきか。
『101回目のプロポーズ』
それはまるで止まっていた時間が一瞬のうちに動き出したかのような感覚に見舞われてしまった。
だがこれは決して恋愛ドラマではない。
これは我々サイドのドラマなのである。
姿形がどんなにブサイクであろうとも誠心誠意愛すればその想いは必ず相手に届くんだ!
このドラマは我々のような男子を応援してくれる・・・そう、これはまぎれもなく自己啓発ドラマなんである。
いよいよ最終回が始まる。
こんな朝方に涙流しながら『101回目のプロポーズ』観てるオッサンが日本に何人いるんだろうか?
ちなみに明日はほとんどの(注:ほとんどと言うのは私は含まれないと言う意味だ)日本男児の願望をギューーーーーと詰め込んで固めて丸めたような作品であり、地元のスターである黒木瞳・役所広司さんの『失楽園』、鈴木京香さん・長谷川博己さんの『セカンドバージン』の予定だ。
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