~ 夢の途中 ~

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筑後ベースボールミーティング

2014年01月18日 | 日記

昨年末に投稿した久保田氏と開催した第0回筑後ベースボールミーティングのご報告を。
※なぜ第0回なのかはメンドくさいんで説明は省略します。


まず最初は他者の意見を否定することなく、それぞれの立場で意見を言い合おう。それを次の回の議題事項にしよう!そこから始まった。


少年野球に対する率直な感想がドンドン溢れ出てきた。それを全部ここに書く事は出来ないので特に印象に残った意見を紹介します。

まずは保護者の方の意見では・・・・

「子供の将来性を考えた指導をして欲しい」・・・実体験をもとに話して下さった。

小さい頃から足が早く、左打者だったせいもあり、いつも内野ゴロを打つ練習をさせられていた。「常に内野安打を狙い盗塁でかき回す」これが彼の小学生時代の役割だった。

その結果、今まで30年近く野球を続けてきて1本のホームランも打ったことはない。ランニングホームランすら・・・との事だった。


これが其の辺の選手の意見であれば「そりゃ~アンタの実力不足なんじゃ?」で終わる話だが、この保護者の方は自身が2年生の時にレギュラーとして甲子園に出場されている。いや、出場しただけではなく全国制覇を成し遂げたチームでバリバリのレギュラーとして活躍された選手の言葉なので、尚更重みがあった。

その後の言葉も説得力があり、「高校生ともなればチームから与えられる役割があるのは分かる。でも小学生うちはどんなボール球を振っての三振でもいい。とにかくバットを思いっきり振ることを教えて欲しい」

この言葉には出席されていた指導者の方にも堪えたんではなかろうか?

普段は「勝ち負けはどうでもいい。とにかく思いっきりプレーしよう!」こんな指導をされていても、いざ試合が始まると・・・・ってな感じになってしまうのでは?(まぁ自分が監督してた時もそんな感じだっただろう)


他にも「とにかく試合が多すぎる」(これは保護者の方だけではなく、医療従事者や大会運営側の方も同じ意見を言われた)


大会運営側の意見は辛辣だった。

「意識の低い指導者が多すぎる。ストレッチ教室を開いても参加するのはいつも同じチームだ。」

「試合中の暴力が目に付く。厳重注意を出してもさほど効果がない。」


医療従事者の意見は同じような意見が多かった。という事はそれだけ大事な事なんだろう。

「痛みが出てからでは遅い。予防に勝る治療は無し

「自分の思い込みではなく、正しいストレッチとアイシングを子供たちに教えて欲しい」


高校でトレーナーをしている方からは・・・

「高校でいきなり故障するのは希なこと。大体の選手は小学生・中学生からの故障を引き摺り発症する。」

中には冷酷な事実を告げなければならなかった事も・・・「いつまで野球を続けたいのか?もし大学でも続けたいのであれば高校野球は諦めて治療に専念しよう。高校野球で終えてもいい、そんな考えならば何とか騙し騙し3年間持たせるような治療をしよう」・・・ここまでくれば悲劇と呼ぶしかない。

こんな症例を避けるためのステキな意見が医療従事者からもたらされた。

「実は医療従事者も何とかチームに係わりたい。自分の知識を子供達に伝えたい。ケガに悩まされる選手を一人でもなくしたい。」こんな方がたくさんいらっしゃるとのこと。

そしてそれらの方々は無料で指導してくれる場所がある!とのこと。

第0回に参加された方はその情報を入手出来ただけでも意義のある会になったと思います。


そして次の議案がまとまりつつある。

少年野球指導者からのこんな一言が・・・「上に繋がる指導をしたい!」

それならば次回の第一回は中学・高校の指導者にも参加をお願いし「中学(硬式・軟式問わず)の指導者はどこまで小学生に教えて欲しいのか?あるいは高校野球の監督はどんな選手として高校に送って欲しいのか?」

この辺を重点的に掘り下げていこう。。。

いま・・・野球を頑張ってる子供達は中学・高校でも続けて欲しい・・・・決してこんな部活に入らないで!








参加者の皆さんと!




猪八戒参上!

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