もうすでにご存知の方々も大勢いらっしゃるだろうし、ややタイムリーに欠ける感があるが・・・・
6月30日 リトルリーグの全国大会で、ある大記録が達成された。
それは・・・・走者を一人も出さない完全試合達成。
それだけでも快挙であることは間違いないんだが、それだけではない。
1回から最終回の6回までに18奪三振・・・つまりは18人連続三振と言う、およそマンガでしか、いや、水島新司のマンガでも書けないような試合だった。と云うことは・・・この試合に限っては投手と捕手の二人しかボールに触ってない。
そしてこの大記録を達成した少年は・・・ほんの数ヶ月前までランドセルを背負っていた『中学一年生』というから何をか言わんやである。
このふてぶてしい笑顔・・・相当気が強いんだろうな!ってことが容易に想像出来そうな面構えだ。
やはり投手はこうでなきゃね!
祐ちゃんよりまーくんの方が好きなのは、決して私が『モテナイ』ってのとは無関係ではあるまい。
無論、この“怪物クン”が素晴しいのは当然ではあるが、気になる点が二つ。
まずは・・・・「小さい時から野球が上手いのは不幸のはじまり」と云われるように、今日も投げ、明日も投げ、明後日も・・・で結局・・・「小学生の頃が一番よかったよね」よく聞く言葉です。少年野球に潰されないで欲しい。
もう一つは『オール三振の完全試合を喰らった』チームです。
地区予選を勝ち抜き、晴れの舞台でのこの屈辱は心情察するに余りない。
「あ~あ、でもあのピッチャーに負けたんだからしょうがないよね」もしこんな気持ちであれば、この先の彼等の成長は見込めないだろう。
「身体中の血液が沸騰し逆流するぐらい悔しい」これじゃなきゃ成長曲線は描けない。
悔しさをバネに・・・なんて、ありふれた言葉を掛けるつもりはない。ザンネンで残酷だがその結果がチームの実力だろう。
「くやしーー。むかつくーーー。」で思考停止することなく、じゃぁ、どうすれば?で何度でも立ち上がろう。
たった一度、完全試合喰らったってどーってことないんだから・・・!
強烈に前進して行って欲しい。
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