ひげ爺さんのお散歩日記-2

日々新た、今日は今日、明日は明日の風が吹く

「グリーンネックレス」 キク科 

2017年01月23日 20時32分06秒 | 日記
    ♪雪が降ってきた ほんの少しだけど
        私の胸の中に 積りそうな雪だった…  ♪白い想い出(鮫島有美子)

      「グリーンネックレス」 キク科 ☆10月27日の誕生花☆
         花言葉は… 青春の思い出・健やかな成長・豊富



 今朝の最低気温は午前3時の2.0℃。  最高気温は午後3時の4.6℃。
朝方は曇り空。 午後から小雪がチラチラ… 初雪です。 寒い一日でした。

 寒っぶ~。 風邪でも引いたら… と云う事で、散歩は無し。
昼前、スーパーに買い物に行っただけで、今日は家に閉じ籠り、録画した映画を見ていました。
今日は勝新太郎主演の “悪名” と “続悪名” の2本立て(笑。
若い頃の勝新太郎、目が奇麗ですね。 田宮二郎もカッコいい。
中村玉緒は今と違って?可愛い(笑。 浪花千栄子、上田吉二郎、水谷良重… 懐かしい。


 今日の花は 「グリーンネックレス」 です。



ビーズのような丸い玉が数珠繫ぎ、面白いくて愛らしい姿ですね。
あの緑の丸い玉は葉っぱだそうです。 原産地はアフリカ南西部の砂漠(ナミビア)です。
ほとんど雨の降らない砂漠で、葉は沢山の水が溜めておけるように進化したんですね。
別名を 「ミドリノスズ(緑の鈴)」 とも呼ばれています。




花も可愛いですね。 あのクリンと巻いた蕊が愛らしいですねぇ。
日本へは昭和40年頃に入って来たそうです。


 新潟県に伝わる雪にまつわる民話  『あとかくしの雪』
【とんと昔があったげど。 ある冬の夕方、雪の降り積もった里の村に旅の坊さまがやって来た。
腹をすかせ、とぼらとぼら歩きながら、一軒一軒訪ねては、「どうか一晩だけ泊めて下され」
と、たのんで廻ったと。 が、どこの家でもみすぼらしい旅の坊さまの姿を見ると…
「よそに行ってくろ」というて、泊めてくれなんだ。
しかたなしに、寒い雪の道を震えながら歩いていると、村はずれに小っこい家があった。 
坊さまは、またことわられるかもしれんと思いながら、ホトホトと板戸をたたくと、
中から婆(ばあ)さまが出て来た。

「宿がなくて困っています。どうか一晩だけ泊めて下され」 
「泊めてあげたいども、おらとこは貧乏でお坊さまに食うてもらうようなもんもないすけ、
どうかよその家に行ってくれんかのう」 
「村中の家にたのんでみたが、どこの家でもことわられてしもうた。 
何もいらんから泊めて下されや」 
「そうかそうか、それは難儀じゃろう。こんな家でよかったら泊まってくろ」  
婆さまはそう言うと、坊さまを家に入れ囲炉裏に火を焚いて部屋をあっためたんだと。
旅をしてきた坊さまだから、さぞかし腹をすかせているだろうと思ったが、
食べさせられるような物は何にも無い。 
婆さまは、夜おそうなってから家を抜け出した。 

雪の上をあっちへよろよろ、こっちへよろよろしながら、ようやく金持ちの家の
大根置き場へ行くと、大根を一本、こそっと盗んできた。  
雪の上にには、婆さまの足あとがくっきりとついていたそうな。 
家に戻った婆さまは、その大根を囲炉裏の灰の中にうずめて、しばらくしてとり出すと、
「さあさ、大根焼きでも食うてくろ。 からだがあったまりますで」と、坊さまに差し出した。 
「おー、これは寒い晩には何よりのごちそうじゃ」 坊さまはうまそうに大根焼きを食うたと。
その夜のこと、さらさらさらさら雪が降りつもって、婆さまの足あとをみんな消してしもうた。
婆さまの気持ちをうれしく思うた坊さまが、雪を降らせたんだと。 
この坊さまは弘法大師さんだったと。 
この日が旧暦の11月23日だったもので、それで今でも旧暦11月23日を大師講というて
必ず大根焼きを食うようになり、この日には必ずちらっとでも雪が降るので、
その雪を 「あとかくしの雪」 というようになったんだと】

今日の歩数   0歩。