ひげ爺さんのお散歩日記-2

日々新た、今日は今日、明日は明日の風が吹く

「エリカ・エリカ・エリカ」 ツツジ科 

2017年01月09日 23時27分17秒 | 日記
     青い海をみつめて 伊豆の山かげに エリカの花は咲くという…
            ♪エリカの花散るとき(西田佐知子)

     「エリカ・エリカ・エリカ」 ツツジ科 ☆2月15日の誕生花☆
            花言葉は… 孤独・博愛・幸運



今朝の最低気温は夜中0時の6.0℃。  最高気温は午後3時の11.9℃。
終日曇り空でした。 日差しが無いわりに気温は上がり、それほど寒くは感じませんでした。

先月30日に買ったお正月用の食品は食べ尽くし、冷蔵庫は空っぽ。
今日、10日振りに買い物に行きました。 既にお正月ムードは無く、
恵方巻きの予約が始まり、受験応援お菓子などが並んでいました。
時の過ぎるのは早いですね。


今日の花は 「エリカ」 です。
「エリカ」 と云えば冒頭の歌、西田佐知子さん(関口弘さんの奥さん)が歌ってヒットした
“♪エリカの花散るとき” が思い浮かびます。 
透明感のある美しい歌声でしたね。 クリックしてお聞き下さい。 
後半に 「エリカ」 の花が出て来ます。 

まず最初は 「鈴蘭エリカ」 5ミリほどの小さな白い花を3輪1セットで 沢山付けます。

まるでガラス細工のように繊細で透き通って見えます。 
清楚な雰囲気 ですが、 “鈴蘭” のような静かさ、寂しさは有りませんね。 
どちらかと言えば、同じツツジ科の “ドウダンツツジ” の花に良く似ています。


上の写真は 「ウインターファイヤー」 です。 
寒さにあたると真っ赤に色付き、文字通り “冬の炎” ですね。




上の2枚の写真も同じ系統ですね。 


黄色い花は 「カナリーヒース」 です。




最後の2枚の 「エリカ」 は散歩中に最も良く見かけるエリカ、 
「ジャノメエリカ(蛇の目エリカ)」 です。
花の中心の黒い部分を、ヘビの目に見立てて 「蛇の目エリカ」 と名付けられています。
別名は 「黒蕊(クロシベ)エリカ」 と呼ばれています。 
遠目には霞が掛かったように咲いている印象ですが、ひとつの花は5mm程の鐘形で、
近寄って見ると結構可愛い花です。  原産地は南アフリカと云われています。

「エリカ」 は英語では 「ヒース」 と言います。  「ヒース」と云えば…
E・ブロンテの小説 “嵐が丘”。  その舞台はイングランド。 
引き取られた家で虐げられ、後に大金持ちになってその家の人達に復讐するお話でした。 
その館の周りの荒野に生えていたのが 「ヒース」 で、主人公ヒースクリフの
名前由来のです。  
高校生の頃に読んだ時、 「ヒース」 ってどんな花なんだろうと思っていました。
復讐の物語とばかり思っていましたが、恋愛物語でもあったんですね(笑。
「蛇の目エリカ」 の原産地は南アフリカなので、 “嵐が丘” の館の周りに咲いていた
「エリカ」 とは違う品種のようです(笑。 

「エリカ」 の名は、ギリシア語の  “エイレケー(砕く)” に由来する云われ、
一説には体内の胆石をとる(砕く)薬効が有るからだと云われています。
イギリスの “ヒースロー空港” は周囲に 「ヒース」 が咲いた事に由来するそうです。

今日の歩数   0歩。