ひげ爺さんのお散歩日記-2

日々新た、今日は今日、明日は明日の風が吹く

「ロウバイ(蝋梅)」 ロウバイ科 

2017年01月20日 20時38分33秒 | 日記
     「ロウバイ(蝋梅)」 ロウバイ科 ☆1月2日の誕生花☆
          花言葉は… 先導・先見・優しい心



今朝の最低気温は午前3時の1.7℃。  最高気温はお昼正午の7.2℃。
午前中は曇り空、昼間は青空が広がり、午後は雨が降り出し、夕方は曇り空。
今日のお天気はめまぐるしく変わりました。 

 今日は二十四節気の一つ “大寒” でした。
毎日新聞によると 【“寒” の真ん中で、寒さが最も厳しくなる頃の事。
沢に氷が厚く張り始める。 武道では寒稽古の時期】 …だそうです。
インフルエンザも流行っていますね。 一番上の孫、さっちゃんもインフルエンザに罹り、
昨日から学校を休んでします。 ウガイ手洗いを頻繁に… お互いに気を付けましょう。

  《午後散歩… 東ヶ丘住宅街  4.3km  6,148歩  1時間30分》
今朝はドン曇り。 散歩は中止して録画した映画 “第三の男” を見て過ごしました。
すると、雨が降り出し… あ~散歩に行かなくて良かった~(笑。
午後は青空が広がり、学校付近を散歩して帰りに子供見守りをして帰ろうと思い、
1時過ぎから散歩に出ました。 が、歩き出してすぐに曇り始め、30分もすると
小雨が降りだし… 傘を持って出なかったので見守りの時間までは持ちません。 
と云う事で途中で帰宅。 なんだよぅ、結局濡れるんかい(笑。


 今日の花は 「ロウバイ(蝋梅)」 です。


よく見掛ける 「蝋梅」 には2種類あります。
花の中心部が茶褐色をしている今日の花が 「蝋梅」 で、花の全体が黄色いのが
“ソシンロウバイ(素心蝋梅)” です。 “素心蝋梅” は昨日紹介しました。
どちらも近くに寄ると何とも言えない甘~い香りが漂って来ます。
英名の 「ウインタースイーツ」 と云う名前も頷けます。 
「蝋梅」 の名前の由来は、花がロウ細工のように美しいという説や、
花弁の色が蜜蝋に似ているからと云う説、臘月(旧暦の12月)に咲き、
花が梅に似ているからという説などがあります。 
原産地は中国奥地で、日本には江戸時代に渡来したそうです。


 花の蝋梅とは関係ありませんが、中国の「満足が臘梅に戯れる」という逸話…
【昔、或る北の村に李という長者の屋敷がありました。
長者の屋敷の前には河があり、橋が架かっていました。
その河は毎年冬になると凍り、人々は橋の下の氷の上を往来していたのです。
或る年の冬、1人の乞食が橋の下を通り掛かると、焚き火のあとの灰の中に
火種が残っているのを見つけて、火をおこして暖をとりました。
乞食は久しぶりの暖かさに思わず 「満足だ、満足だ」 と声を上げました。


その声を聞いた長者が屋敷から出て来て、乞食に 「何が満足なのか」 と尋ねました。
乞食は、「3年間乞食をしているが、こんなに暖まったのは初めてで満足した」
と答えました。 乞食の名前は常楽で、寅年の7月15日生まれで、65歳でした。
長者は生まれた年と月が同じだったので貧乏な乞食に同情し、乞食を自分の屋敷に
住まわせ、名前を “満足” と改めさせました。


満足は楽な暮しが出来るようになりましたが、諺に 「食足りて、不善をなす」 と
あるように、或る日、自分の世話をしてくれている女中の “臘梅” の手を撫でて
しまいました。 臘梅はそのことを李長者に話したが、長者は何も言いませんでした。
満足は咎められなかったのを良い事に、翌日は臘梅を抱いてキスしようとしました。
臘梅がそのことを長者に話すと、長者は手紙を書きました。


翌朝、李長者は満足を呼んで、「この手紙を江南にいる私の従兄弟に届けてくれ」
と言い、馬1頭と銀50両を渡しました。
満足は手紙に記された江南の小さな町で李長者の従兄弟を捜しましたが、見つからず、
お金を使い果たし、馬も売ってしまいました。
途方に暮れた満足は手紙を開けてみましたが、字が読めなかったので、人に頼んで
読んでもらいました。 そこにはこんな詩が書かれていました。
   “満足、橋下の灰を忘れ、臘梅に戯れる 
         江南に我が従兄弟無し、汝、江南より帰ることなし 
                  全てを使い果せし、汝に残されしは飢え”
満足は泣いて悔やみましたが、既に手遅れで、また元の乞食になってしまいました』


  「ひげ爺の子供見守り隊日誌」  《4.3㎞  6,148歩  1時間20分》
今日の見守りは2時半(1~2年生)と3時半の2回。 午後の散歩から一時帰宅し、
3時から出直して見守って来ました。 5年生の女の子が2人連れ立って帰って来ました。
「おかえり~」 「ただいま~、おっちゃん今日な~理科の実験をした」
「ほ~どんな実験や?」 「あんなぁ、水に砂糖や塩を溶かして重さを計るねん」
するともう一人の子が 「おっちゃん、1Lの水に100gの砂糖を溶かしたら
重さは幾らになるか?」 「そりゃぁおっちゃんの得意分野じゃ、1.1kgじゃ!」
「正解! 溶けて見えなくなっても重さは変わらんのよ」(笑。
「質量保存の法則、云うんじゃ」 「何それ?」 
「物は形が変化しても重さは変わらん云う事よ。 ほいじゃぁこう云うのは習うたか?

水の中に砂糖をいっぱい入れるんじゃ。 砂糖を入れた分だけ水の体積は増えるよの~」 
「うん」 「ほいじゃが砂糖が溶けると、溶ける前より水の体積が減るんじゃ」 
「ええ~? なんでぇ?」  しめしめ、これは習ってないようです(笑。
「それはの、水の一粒(分子)と砂糖の一粒(分子)の大きさが違うけぇじゃ」
…例えとして、こんな話をしてやりました。 
大豆1kgとお米1kgを混ぜると重さは2kgになるが、体積は大豆とお米を足した
体積にはならない。 それは大豆と大豆の隙間に小さいお米が入ってしまうから。
水と砂糖もそう云う事です。 子供たち… 「へ~、そうなんや~」(えらく感心。  
してやったり(笑。


今日の歩数    12,402歩 (結局濡れた午後散歩+してやったり見守り)
1月の歩数   212,058歩=148.4km(1歩を70cmに換算)