ひげ爺さんのお散歩日記-2

日々新た、今日は今日、明日は明日の風が吹く

「白い水仙」 ヒガンバナ科 

2017年01月10日 21時28分26秒 | 日記
   ♪鉢植えの水仙を 買ったのは お風呂がえりの ゆうぐれ時です
      このゆかしさが おまえに似てると あなたに言われて 嬉しかった…
             ♪花水仙(八代亜紀)

     「スイセン(水仙)」 ヒガンバナ科 ☆1月3日の誕生花☆
          日本水仙の花言葉は… 自己愛・神秘
          白い水仙の花言葉は… 神秘・尊重



 今朝の最低気温は午前3時の6.3℃。 最高気温は午後3時の12.6℃。
午前中は雲一つ無い快晴でした。 昼過ぎに一時雲が出ましたが、
夕方からまた晴れて来ました。 日差したっぷりの暖かい一日でした。
大阪市内は13℃を越え、3月上旬の気温だとか。 しかし、暖かいのは今日までで。
明日からの1週間は10℃に届かない寒い日が続くという予報が出ています。


  《東ヶ丘住宅街+子供見守り  10.4㎞  14,898歩  2時間45分》
散歩に出たのは10時前。 9時の気温が9.7℃ですから、もう10℃は越えていた筈です
日差しを浴びながら歩くとポカポカして気持ちが良いですね。
今日から3学期と云う事で見守り時間は11時半です。
小学校近くの東ヶ丘住宅街を散歩して、そのまま帰りに見守って来ました。
ところで、皆さんは 「いつでもピンポンを鳴らして訪ねて下さい」 と言っておられた、
あのお婆ちゃんを覚えておられますか。 今日も会えなかったのです。
立ち去ろうとした時、お隣の奥さんが出て来られたのでお聞きしました。 すると、
もう昨年の春先にお亡くなりになったと…(汗。
いずれまた日記を繰り、このお婆ちゃんを偲ぼうと思いますが、今日は2日分だけ…

 2014年1月22日(水) 今日は岸和田市の東ヶ丘という住宅街を歩いて来ました。
以前、少しだけお話をした事が有るお婆さんがお庭の手入れをしておられ、声を掛けました。
ひげの事を覚えていて「今度はいつお通りになるかと待っていたんですよ、会いたかった~」(笑。
「いつも奇麗な花を咲かせておられますねぇ、ここを散歩する時はお宅の庭を覗くのを
楽しみにしているんですよ」 
このお婆さん、「私はねぇ5年ほど毎日日記を付けていて、前の年にやった庭仕事を、
毎年同じ時期に同じようにしているんですよ。 呆け防止です」(笑。
この庭で咲き始めている “蝋梅” や “木瓜” の花のお話で盛り上がりました。
ちゃんと “素芯蝋梅” である事もご存知でした。 
訊けば81歳だそうで、花の事を良く知っておられる可愛いお婆ちゃんでした。 
「また声を掛けて下さい。 庭に居ないと時はピンポンを押して下さい」 
…いやいや、それは出来ないですよね(笑。 
こういう出会いは嬉しいですね。 この後の散歩は心うきうきでした。

 2016年9月22日(木) 今日は東ヶ丘という住宅街を通ったのですが、気がかりな事が…
ここを通る時に必ず覗いてみる庭が有ります。 
「今度はいつ会えますか、ここを通った時はいつでもピンポンを押して下さいよ」
と言っておられたお婆さん(83歳)の庭です(押した事は有りません。  
夏場は暑いから庭に出ておられないのだろうと思っていましたが、
9月に入ってもお会い出来ていません。 今日などは雨戸が閉まったままです。
そしていつも綺麗にしておられた庭に雑草が目立って、荒れた感じになっています。
どうされたんでしょうねぇ。 息子さんの所へでも行っておられるのなら良いのですが。

ーーーーー てっきり息子さんの所か、施設に入所されているものと思っていましたが…
あんなに元気だったお婆ちゃんが… 信じられない思いでいっぱいです。


 今日の花は 「ニホンズイセン(日本水仙)」 です。





「水仙」… あちらこちらで咲き始めましたね。 一面満開の水仙も悪くは無いのですが、
この花は寂しそうにポツリポツリと咲いている方が似合いますね。
そして、強い寒さにあうと葉先が茶色に霜焼けしてしまいます。 今が見頃かも。
「日本水仙」… 日本と名が付いていますが原産地は地中海沿岸です。 
平安時代に中国を経て日本に渡来したそうです。 
シルクロードを遥々旅して中国へ来たのでしょうか。
日本へは遣唐使が持ち帰ったという説や、中国から海流に乗り日本沿岸に流れ着き、
野生化したという説もあります。 八重やラッパなどのような華やかさは有りませんが、
楚々とした中に凛とした美しさがありますね。 日本庭園に良く似合います。




上の2枚の写真は 「ペーパーホワイト」 です。 
他の水仙に先駆け、一番早く咲くと云われています。 
花の姿は“日本水仙”に良く似ていますが、真ん中の副花冠まで純白です。 
清らかで清楚、純白の美しい水仙です。 白い妖精と言う人もあるようです。






最後の3枚は副花冠に薄い黄色が入っていますね(冒頭の花も。
「ガリル」 という名の水仙だと思うのですが定かでは有りません。

 水仙のギリシャ神話… 
【森の妖精エーコー(日本ではエコー・木霊)は、ゼウスの浮気相手をした仲間の
妖精をかばう為、ゼウスの妻ヘラーの気を逸らそうとヘラーと長話をした。
これに気付いたヘラーは怒り、エーコーを自分から話し掛ける事が出来ず、
他人が話した言葉を繰り返す事しか出来なくしてしまった。 
そんなエーコーが美少年ナルキッソスに恋をしました。 
しかしナルキッソスは自分の言った言葉しか繰り返さないエーコーに退屈し、
エーコーに愛想をつかしました。
 
 エーコーは痩せ細り、やがて姿が見えなくなり、声だけの存在になってしまったのです。
(今でも山奥に行くと逢えるそうです)。  それを知った復讐の神ネメシスは、
ナルキッソスを自分しか愛せない人格に変えてしまいました。 
ある日ナルキッソスが泉の傍を歩いていた時、水面に映った自らの姿に恋をしました。 
叶えられない恋に身を焦がし、やがて… そのまま息絶えてしまった。 
後には美しい水仙の花が水面を覗き込む様に咲いていたという事です。 
自己陶酔を表す “ナルシスト” は “ナルキッソス” に由来するそうです】



      「ひげ爺の子供見守り隊日誌」
今日から3学期が始まると云う事で、見守りは11時半の1回でした。
女の子たちが10数人纏まって帰って来ました。
「おかえり~、明けましておめでとう」 「おめでとうございま~す」×10数人(笑。
「おうおう、元気そうなの~」 「元気やでぇ、おっちゃんも…」
「おう、ワシも元気じゃ。 どうやお正月は楽しかったか?」 「うん、お年玉をいっぱい貰った」 
「ほうか、その前のクリスマスはサンタさんに何をもらったんや?」
「3千円」 「うちも3千円」 「私は5千円」
「いやいや、お年玉じゃのうてサンタさんでぇ、お金をもろうたんか?」
「うん、欲しいものが無いからお金をもらった」(汗。
う~ん、まあ、クリスマスまで待たなくても、欲しい物はいつでも買ってもらえる
時代ですからねぇ。 半数が現金だったようです。 でも夢が無いですよねぇ(汗。


今日の歩数    14,898歩= 9.7km (朝散歩+夢の無い見守り)
今月の総歩数   69,732歩=48.8km (1歩を70㎝に換算)