喜多方から会津若松へ引き返し、白虎隊の学び舎である会津藩校
”日新館”を訪ねます。
こんな郊外までどうやって通学したのかと思ったら、戊辰戦争で
焼失するまではお城の隣だったけど、図面が残っていたので今の地
に復元再建したものらしいです。
16~17歳で戦争に参加することも吃驚ですが、炎上・落城する
お城を見て、切腹自死することができる強さはどこから来たのかと
疑問に思っていました。
上級武士の家に生まれ、16~17歳と言えば元服も済ませて、
一人前の武士としての矜持もあったのでしょうがそれにしても凄い
精神力だと思わざるを得ません。
◆日新館 正門
門の横に建てられた”山川健次郎先生”という胸像は、白虎隊士出身
で東大の総長まで務めた方だそうです。
◆什の掟
これも正門の近くに設置されています。
七条がなぜ”什”になるのかは判然としませんでしたが要は日新館の
生徒への教えです。”什”の意味を調べました。→こちら
◆学習中の様子
◆ 同 その2
宇宙儀(天文儀?)と思われるものに向かって天文学の勉強を
しています。
そう言えば、藩校の敷地内の高台に天文台が設置されていました。
◆水連場
古式泳法・甲冑を着けての訓練などが、行われた所です。
◆落城した鶴ヶ城の模型
砲撃を受けた跡が悲惨です。
映画かテレビの撮影で使用されたものらしいです。日新館施設内の
資料室に展示してあります。
◆駐車場横法面の菜の花
この後はいよいよ、いとこ会が行われる”芦ノ牧温泉”のホテル
へ向かいます。