郷土教育全国協議会(郷土全協)

“土着の思想と行動を!”をキャッチフレーズにした「郷土教育」の今を伝えます。

悪口のすすめ

2021年08月13日 | 日記

学校に限らず、世の中で

 

「他人の悪口を言ってはいけない。」

 

ということの是非については、今更述べる必要もないだろう。

 

 

 

しかし、いつの世でもなくならないのが

 

「他人の悪口」。

 

ましてや、「言ってはいけない。」と、言えば言うほど、ひどくなる。

 

今回のSNS上における騒動もひどかった。

 

インタビューなどでは聞けない選手のホンネに対して、情け容赦ない罵声を浴びせて、その後は、SNS上からとっとといなくなる。

 

 

 

 

あくまでも個人的な意見だが、

 

「悪口のすすめ」

 

みたいなものも学校で教えていく必要があるように思えてくる。

 

「教育」は「人格の完成」を目指して行われているという建前があるのだが、世の中を見まわして、「完成した人格」など見たことがない。

 

(もちろん、私自身も含めてである。私自身に限っては、何度人格破綻しかけたことか。)

 

 

 

巷では「人格否定」「人格攻撃」の言葉であふれかえっている。

 

それを「教育」などというもので、解消しようとするのではなく、いっそのこと、

 

「学校の国語の授業では絶対に出せないような言葉による「悪口」が、巷にはあふれかえっている。」

 

と、その実情をしっかり教えるべきではないかと思えてくる。

 

 

 

理想やあるべき姿を教えていくことは否定しない。しかし、「実情」を教えることも大切だと思う。

 

そういう意味では、私はいささか「性悪説」の方を信じているのかもしれない。

 

 

-K.O-


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