い・ち・に・ち

明日が今日になって昨日になるような毎日

百七十二小節

2019-08-29 | レッスン
指切りで繋いだ約束が切れた時

どうして と理由を聞いてはいけない
たられば の言葉にすがってはいけない
責める言葉に我を忘れてはいけない

風が吹き雲が形を変えるまで
空を見上げる

時計の針が追いかける事を止めないのは
時の流れを信じているから

ほどけた指の儚さも
涙の熱さを知っているから

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