い・ち・に・ち

明日が今日になって昨日になるような毎日

十六段

2020-07-12 | 階段
瞬きを感じまつ毛の影が見えるほど
あなたのことを思っているけど
ひとつの言葉もこぼさぬ様に
息も忘れて受け止めているけど

天の川の眩しすぎる流れの中で
眠らない太陽の光を受けて
悲しみも苦しみも懐に抱くには
あとどれくらい昇ればいいのだろう

つかの間の晴れた空から
真直ぐに降り注ぐ光のシャワーが
祝福の鐘を鳴らす時
精一杯のおめでとうを贈ろう


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