い・ち・に・ち

明日が今日になって昨日になるような毎日

八十一段

2020-09-18 | 階段
空の上に天があると思える
透き通るような気高い瞳

吸い込まれるとか
天使とかの例えよりも

心の奥から浄化されるすがすがしさ
心底恥じてしまうもどかしさ

目が合うたびに菩薩の笑みで
すべてを見通す潔い視線

せめて目をそらさぬように
せめて見つめる許しを得て

たとえ1ミリの透明度でも
天に届く空の高さまで

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