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E・コッカーと戯れる浪費派リーマンのゆるい生活

文章作法って…の巻

2012-05-26 12:40:20 | 日記・エッセイ・コラム

 

ここんとこ続けて、文章の書き方について、くっちゃべる機会があった。


俺?って感じなんだけど、

まあ、失業対策事業みたいなもんで、ありがたくお受けするアタシ。


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まあ、「書く」ってのは簡単なんだけど、


「伝える」ってのは難しいよね。



四半世紀、延々とそーゆー行為を続けて、お金をもらってきたわけですよ。




ではありますが、われわれの仕事はまさにOJT(オンザジョブトレーニング)。


「習うより慣れろ」であったり、「見て、盗め」であったりと、


まるで現代的ではありません。


マニュアルなんて言葉が忌避される、それはそれは古~い職場だったわけさ。




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まあ、そんな一代年寄みたいな「職人」ばっかりいてもしょうがないよね。




ちょっと管理部門をかじった小生としては、


効率化、標準化を目指したいところです(笑)






とはいえ、やっぱり「書く」ってのは、基本、私的な行為。



商品化前提とはいっても、なかなかマニュアル通りにはなりません。




取材っていう行為も介在する場合、なおのことであります。



相手がいるわけでね。


 



それでも、俺がバカの一つ覚えみたいに喚き散らしてるのは、これ。






①文章は短く書きましょう。




②書いたら、声に出して読み返しましょう。うまく読めなかったら、それはヘン。



 
小学生に言ってるようなお話ですが、これを守ればたいていのことは何とかなる。





ただ、②については、時と場所を選ぶ必要ありだね。



いかなり声高らかに叫びだしたら、それこそヘンな人だもんねwww







で、さらに大切なのは、「団子の串」。





それぞれのエピソードや論が、一つの結論に向けてうまくつながっているかどうか。


整合性があるかどうか。




お団子(文章)にまっすぐ串(論理)が通っているかって話だよね。



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美味しそうだから、無駄にもう一つ。


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これはなかなか難しい。



つい、いろんなことを詰め込みたくなります。



熱心に取材すればするほど、いろんなネタやエピソードは入るわけで、

そうすりゃ書きたくなるのも人情だよね。



でも、それをやったら支離滅裂になっちゃう。


ぐっと堪えて、「串」をまっすぐ通しましょってお話ですね。





で、なんでこんなことに留意するかってゆーと、


それは、正確にちゃんと伝えるためなんです。



文章は基本、そのために存在するわけだから。







で、自分の思いを正確に伝えるには、読み手に優しいことが何より大切。




文章は短く、とか、リズミカルに、とか、団子の串とか、


それらはすべて、読み手に優しい文章であるためなのよ。



例えば新聞記者さんだった場合、


誰のために書くのかってゆーのは、自身の存在理由に直結します。


「お前さん、なんでこの道選んだんだい?」って話。



文章は、取材のスタンスをも映し出すわけさ。






まあ、いつまで経っても、文章ってのはなかなかうまく書けないんだけど、


自分を戒めるために、


そして、羅針盤なしにやみくもに進む若い人の気付きになれば、と、


 

 ムニャムニャくっちゃべる小生なのでありました。





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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ワタシにとっては耳のイタイお話でありました。 (katu!)
2012-05-27 22:24:42
ワタシが書いているブログを一度でも読んでいただいたら「すぐに」わかると思いますが、どーにもこーにも「短い文章」を書くのが苦手です。
「読むの面倒くせぇよ」ともよく言われます。
書き始めるときには「短くまとめよう」と思ってるのに、気がついたら前置きだけでいったい何千字書いちゃってるんだ、ってことも頻繁にあります。

ワタシの場合は駄文を書きつらねることでお給料をいただいてるわけでもないし、好きなように書けばいいのかも知れませんが、どうせなら読み手のことも少し考えた文章を書けるよう、これを機会に努力していきたいなぁ、と思いました。

と、こんなことを書いてるコメントすら、すでに無駄に長いのですが(笑)
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Unknown (HAPPYMAN)
2012-05-28 20:46:17
>katu!さん

いや、文章のボリュームがあるのはいいんです。
 
一文が短い方が読みやすいってお話。

また、話し言葉が混じるブログは独特なリズムがあるんで、

少々長い文章でも大丈夫ですよね。

ブログとかツイッターとか読んでて、ハッとする表現に出会うことも。



イマドキの文章作法ってのは、
 
谷崎とか丸谷とかでなく、

読み手をリアルに感じられる、そんな電脳空間にあるのかもしれませんね。

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