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E・コッカーと戯れる浪費派リーマンのゆるい生活

禍福はあざなえる縄の如し

2009-08-27 09:45:48 | 国際・政治

日々、ぼおっと過ごしているアタシですが、

それなりに言い聞かせていることはございます。

例えば、「考える」こと。

考え続けること。

思考停止はすべてを途絶させると思うのですな。

 

それとは違うベクトルですが、こうも思うのさ。

「禍福はあざなえる縄の如し」

 

2

 

 

いいこと、悪いこと。

それは絡み合っているのですよ。

 

例えばさあ。

今朝の朝日新聞。

 

101

 

 

凄い事になっています。

 

自民の派閥の領袖クラスは軒並み落選だね。

 

 

 

100

 

 

で、思ったのは、五人組の話。

総理を決めた「密室会談」ですね。

2000年4月にさかのぼります。

時の首相、小渕さんが倒れた。

で、森喜朗幹事長、青木幹雄官房長官、亀井静香政調会長、

村上正邦参院議員会長、野中広務幹事長代理の5人が集まった。

時の権力の象徴のみなさんですなあ。

 

その年から数年、俺は東京でうろうろ。

この方々の周辺をちょろちょろしたんだけど、

まあ、みなさん、浮いたり沈んだりめまぐるしい。

 

政界を去った人もいれば、ぱくられた人も。

そして今、長年の議席を失おうとする人もいます。

当時の栄華を少しでも知ってるだけに、しみじみします。

 

で、さらに思うのは、亀井さん。

恰幅のよろしい当時の総理を「デブ」と言い放ち、

政調会長室の前には、各省の次官が直立不動で待っている。

そんな絶対権力者は、小泉さんの出現で転げ落ち始めました。

 

でも、今思えば、自民に残ってたら今回、議席を維持できたかしら?

ホリエモンには勝てたけど、今回の嵐のような民主の「風」に抗えたかどうか。

そんなことを思えば、ここ数年の亀井さんの流転は、

かえって彼を救ったのかもしれませんね。

 

まあ、それも頑固に、自分を信じてやってきたからなんでしょう。

 

で、私に引き付ければ、ビョーキって大きかったなあ。

 

Icu

  

 

三途の川から戻ってくると、さすがにイロイロ考えます。

 

折り合いをつけるのに時間はかかったけど、

まあ、自分や家族が楽なほうがいいよね。

 

で、今、まあまあ楽しい。

ビョーキにならなかったら、こんな心持ちにもなれなかっただろうしね。

 

「禍福はあざなえる縄のごとし」 

 

たった今、有頂天な人にも、凹んでいる人にも、

ベタですけど、皆さんにお贈りします。