☆日本再生ブログ~Byのんpapa

政治・経済・社会を少々保守的視点からの思想やメディアが伝えぬ内容、更に交通関係の趣味も入るという何とも謎なブログです

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北方領土問題の真相

2018-11-30 05:00:00 | 社会・政治
プーチン大統領が日露首脳会談の際に言及した「ダレスの恫喝」であるが、諸説色々とあるので正確な詳細は未だわかりきってはいないのだが、スターリンの死後で冷戦雪解け期とは言え米ソの火種は燻り続けている事から、平和条約締結と歯舞・色丹の2島引き渡しで日ソ双方が合意すると当時のダレス・重光会議で国後・択捉を加えなければ沖縄・奄美・小笠原は返還しないと恫喝を受けたという内容である。

これは領土問題としては冬季も太平洋に出られる国後水道をソ連に持たれるという軍事的な側面と、日ソ平和条約を締結されては厄介な問題になる事の双方から破談に追い込むためにアメリカが圧力をかけたという内容である。

実際1951年サンフランシスコ平和条約では日本が南樺太と千島列島を放棄すると明言しており、その中に国後島・択捉島という除外文言がなかったため、通常に解釈すれば国後島まで放棄するという事を意味してしまう。

1956年の日ソ共同宣言では歯舞諸島(歯舞群島)は根室半島の延長、色丹島もその延長という事でこれらは千島列島に含まれないという事で日ソ共同宣言により平和条約締結を条件に引き渡すとしたのが経緯であるが、前述のアメリカの都合で75年も解決できなかった最大の原因である。

米露はこれまで雪解け期はあっても対立を続けてきた経緯から、日本は板挟みになりやすい状態であったが、75年の経緯とトランプ政権でアメリカの圧力が弱まっている現状は日露首脳で共有していると見られ、米軍基地を置かない条件で平和条約締結と2島引き渡し(返還)に進むと見られる。

その際には日本の教科書の北方領土の言葉を含む全ての記述が変わるのだろう。