☆日本再生ブログ~Byのんpapa

政治・経済・社会を少々保守的視点からの思想やメディアが伝えぬ内容、更に交通関係の趣味も入るという何とも謎なブログです

11月27日(火)のつぶやき

2018-11-28 05:23:19 | Twitterのまとめ投稿

なぜ日露首脳が領土問題を急速に進めるのか

2018-11-28 05:00:00 | 社会・政治
今回の日露首脳会談で突如出て来た領土問題だが、これは突如出て来たのではなく然るべきタイミングで出て来たものと見られる。

というのもプーチン大統領は1956年の日ソ共同宣言を持ち出して歯舞・色丹の引き渡しで領土問題解決を提案してきたが、日本がアメリカの軍事力に守られている経緯と現状をよくわかっており、これまでオバマ前大統領までの時代は対露政策が強硬だったため、ロシアとしては日本に領土を引き渡すと米軍基地が置かれてしまう危険性があると警戒していたため引き渡しに難色を示していた。

また日露関係が良くなるとアメリカがロシアと関わった日本の政治家に圧力をかけ、最悪の場合暗殺までする事もよくわかっており、それが引き金となれば米露戦争に発展する可能性もあるため、それを警戒しているというのが背景にある。

そしてトランプ大統領の時代となったが、アメリカに不利をもたらす海外企業や国家への制裁は容赦なくやるものの、どちらかと言えば経済的な視点が多く日露関係を含めた海外の外交には経済に繋がる部分除けばこれまでの政権ほどの関心がない。

また東アジアの米軍駐留経費の問題まで出している事から、歯舞や色丹へ新たな基地を置く可能性も低いため、アメリカに縛られてきた領土交渉がしやすい環境となったのである。

つまりこれまでにないチャンスというのが70年以上たってやってきたのである。