程久保川の辺で

程久保川のほとりに住んで30数年、ここが私達家族の終の栖家となりました。

妻沼聖天

2018-08-06 17:01:20 | 旅行


利根川中流域にある母の実家へ墓参りに行った帰途、埼玉県熊谷市にある妻沼聖天に立ち寄った。
妻沼聖天は治承3年(1179年)斉藤実盛が守り本尊の大聖歓喜天を祀ったのが始まり。1670年の大火で焼失後18世紀半ばの享保~宝暦年間に再建された。再建に近隣の農民も寄進したと伝えられている。母が「太田の呑竜さま(子育ての信仰厚い)」「妻沼の聖天さま」といつも言っていたので、20数年前母の実家への帰り道亡き夫と訪ね、奥殿の精巧な彫刻に感嘆した。2003年から2010年にかけて屋根葺き替えと彩色修理を中心とする修理が実施され、埼玉の日光東照宮と言われる美しさに蘇っている。

写真紹介(wikipedia引用)
奥殿は内外ともに彫刻、漆塗、彩色、金具等を華麗にほどこす装飾性の高い建築である。奥殿向拝南面羽目板の「鷲と猿」の彫刻は伝説的な彫刻職人の左甚五郎作とも伝承されるが実際の彫刻棟梁は石原吟八郎(吟八)と関口文治郎である。奥殿は柱、長押などの部材に地紋彫をほどこし、内法下の大羽目板には七福神、縁下には唐子遊びを題材とした彩色彫刻をほどこす。彫刻にはそれぞれ中国の故事にちなむ主題が見られ、唐破風下に「三聖吸酸」及び「司馬温公の瓶割り」など、拝殿正面唐破風下には「琴棋書画」がある。

 

   

 

   

 

   

 

   

 

   

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